開幕直前のイベント会場。試遊列にはすでに大勢の人が並んでいた
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2019年4月20日,Intelの日本法人であるインテルは,東京・秋葉原のベルサール秋葉原で,PCゲームのイベント「
INTEL GAMERS WORLD REIWA」を開催した。「話題のeスポーツや人気ゲームを最新PCで遊び倒そう!」をテーマに,「
レインボーシックス シージ」や「
Fortnite」のPC版をプレイしたり,プロゲームチームによるエキシビションマッチを観戦できるというイベントだ。
本稿では,Intelによる販促キャンペーンの発表と合わせて,イベントの概要をレポートしたい。
i9-9900K+RTX 2080搭載PCでレインボーシックス シージ
i5-9400F+GTX 1660搭載PCでFortniteをプレイ
Intelは今回のイベントで,コアゲーマー向けに第9世代Coreプロセッサの「
Core i9-9900K」と「
GeForce RTX 2080」を搭載するハイエンドのゲームPCを,PCゲーム初心者向けに「Core i5-9400F」と「
GeForce GTX 1660」搭載するエントリー市場向けゲームPCを訴求している。
イベント会場の試遊コーナーもそれに合わせて,2つを用意しており,ハイエンドPC側ではレインボーシックス シージを,エントリーPC側ではFortniteをプレイできるようになっていた。
レインボーシックス シージの試遊コーナーは,Core i9を大きくアピール(左)。Fortnite側はCore i5搭載PCを並べていた(右)
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レインボーシックス シージのコーナーには,ゲーマー向けPCを展開するPCメーカー各社の製品が20台並んでいる。左はLEVEL∞の,右はG-TuneのPCで,ハイスペックということもあり,やや筐体が大きいミドルタワークラスのPCがほとんどだ
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一方で,FortniteのコーナーにあるゲームPCは,比較的コンパクトなマイクロタワーPCや小型PCが中心だ。左はG-TuneのマイクロタワーPC,右はG-GEARの小型PCである
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会場のイベントステージでは,Intelが4月20日から開始した「
インテル ゲーマー応援キャンペーン REIWA」の紹介が行われた。紹介を担当したパートナー事業本部 本部長の
井田晶也氏によると,2種類のキャンペーンを同時に実施するという。
1つめは,対象店舗でIntel製Core i9およびCore i7プロセッサを購入した人に,レインボーシックス シージのダウンロード版が入手できるシリアルカードを,毎週先着500本,合計2000本分プレゼントするというものだ(
関連リンク)。開催期間は7月31日までとなっている。
キャンペーンの内容を説明するインテル執行役員の井田氏(写真中央)。レインボーシックス シージを合計2000本分もプレゼントするというものだ
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もう1つは,プロセッサーナンバーに「F」が付いたIntel製CPUを対象店舗で購入すると,1000円分のWebMoneyを毎週先着300コード分,合計1200コード分をもらえるというものだ(
関連リンク)。こちらも開催期間は7月31日までである。
イベントには,女優で声優でもある
前島亜美さんもゲストで登壇。イベントのため,1週間ほど前に初めてPC版Fortniteをプレイしたという前島さんだったが,「PCゲームは難しいという印象があった」としつつも,グラフィックスのきれいさなどに感銘を受け,プレイを楽しめたとのこと。「PCでゲームをするのってかっこいい」というコメントも述べていた。
前島さんは,16時から17時半まで行われるFortniteのステージで,プロゲームチーム「父ノ背中」所属の選手とのプレイに挑戦するとのことだ。
ゲストで登壇した前島亜美さん(左)。イベント後半では,Fortniteのプレイに挑戦する
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インテル CS&P本部 技術部部長の渥美和彦氏。右手でCore i5,左手ではCore i9の製品ボックスを披露した
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説明パートの後半では,CS&P本部 技術部部長の
渥美和彦氏が登壇。ハイエンドPC向けの「Core i9-9900KF」と,ミドルクラスPC向けの「Core i5-9400F」という2製品を例にあげて,ハイエンドPCやミドルクラス市場向けPCの性能は,エントリー市場向けPCとどれくらい違うのかを簡単に説明した。
渥美氏が比較に挙げたテスト機。左はCore i9-9900KF+GeForce RTX 2080 Ti搭載のハイエンドPCで,30万円を超える高価な製品だ。中央はCore i5-9400F+「GeForce RTX 1660 Ti」搭載のミドルクラスPCで,価格は20万円前後。右は「Core i7-8890G」を搭載するIntel製の小型PC(NUC)「Intel NUC Kit NUC8i7HVK」を使ったエントリークラスのPCで,おおよそ15万円前後とのこと
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1つめの性能比較スライドは,3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」の「Time Spy」テストと,CPU性能ベンチマーク「CINEBENCH R20」によるテスト結果を並べたものだ。ハイエンドPCは,エントリー市場向けPCの2.3〜4.3倍程度のスコアを叩き出す
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名を明らかにできないゲームタイトルによるフレームレート比較。エントリー市場向けPCの場合,画質を落とせばフルHD解像度で快適に遊べるが,ハイエンドPCなら,4K解像度の高画質設定でも快適にプレイ可能であったという
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正午に会場がオープンすると,さっそく大勢の来場者が,レインボーシックス シージの試遊台に集まっていた(左)。イベントステージでは,エキシビションマッチに参加するプロゲームチーム「CYCLOPS athlete gaming」と,父ノ背中の選手が登壇して,メンバー混成マッチというちょっと変わったプレイに挑戦する(右)
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イベントは20日18時まで行われているので,秋葉原にいる人は,足を運んでみるといいだろう。