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「ベア・ナックル」シリーズの新作が四半世紀ぶりに登場。DotEmuが「Streets of Rage 4」を発表
「Streets of Rage(原題:ベア・ナックル)」は,セガ・エンタープライゼス(現セガゲームス)がメガドライブで展開した,ベルトスクロールアクションゲームのシリーズだ。近年では第1作がニンテンドー3DS用ダウンロードソフト「3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳」としてリファインされたが,シリーズ自体は1994年の「ベア・ナックルIII」を最後に止まっていた。
前作からおよそ四半世紀を越えてリリースされる「Streets of Rage 4」は,ゲーム内でも相応の歳月が経っているようで,プレイヤーキャラクターの1人・アクセルは長めのヒゲをたくわえた容姿となっている。ただ,ブレイズは女性ゲームキャラクターの“お約束”か,若々しい容姿のままだ。旧作では3〜4人のプレイヤーキャラクターが存在したが,トレイラーではこの2人を確認できるに留まっている。
パブリッシャは先述の通り,レトロゲーム復刻でおなじみのDotEmu。開発はLizardcubeとGuard Crush Gamesが担当する。Lizardcubeは「シリーズが止まっていたセガ製ゲームの新作」という意味では本作と似た立ち位置にある「WONDER BOY: THE DRAGON’S TRAP」(PC / PS4 / Nintendo Switch)を手がけたスタジオで,持ち味とする「手描きアニメーション的なグラフィックス」は本作にも反映されている。Guard Crush Gamesは,実写取り込み系のベルトスクロールアクションゲーム「Streets of Fury EX」で高い評価を得たスタジオだ。
また,「ベア・ナックル」シリーズは,ディスコミュージック風のサウンドが世界的に高い評価を得ていることでも知られている(関連記事)。オリジナルコンポーザである古代祐三氏が開発に参加するのか気になるところだが,同氏はTwitterで「But currently I can say nothing about the SOR4 things right here(しかし現在,私は『Streets of Rage 4』について何も語れません)」と述べている。参加が名言されないのは悩ましいところだが,「参加しない」とも書かれていないので,次の発表に期待したい。
Thanks guys. I think I understand what you are expecting. But currently I can say nothing about the SOR4 things right here. I hope you guys understand...
— 古代祐三 (@yuzokoshiro) 2018年8月27日
「Streets of Rage 4」公式サイト
- 関連タイトル:
ベア・ナックルIV
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