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「Fallout 76」に登場する,5体の謎めいたクリーチャーの姿が公開
「Fallout 76」公式サイト
Fallout 76 ‐ Tales from the West Virginia Hills
独自の歴史を持つゲーム世界で2077年に発生した核戦争のため,世界の文明が荒廃してしまったという設定の「フォールアウト」シリーズ。「Fallout 76」は,アメリカの首都からそれほど遠くないウェストバージニア州にある核シェルターVault 76の扉が最終戦争のちょうど25年後の2102年に開かれ,プレイヤー達がウェイストランドと呼ばれる外の世界で探索と生活を始めることになる。
シリーズ従来作の中では現在に最も近い年代が設定されており,放射能汚染も依然としてひどいためか,知性を持つグールや,人間の姿をしているレイダーズ(盗賊)などのNPCは存在しないという。
海外版公式サイトで公開されたクリーチャーに関する情報は,「The Tales from the West Virginia Hills」というホロテープに残されていたデータという設定になっており,おそらく戦争前に放送されていたラジオドラマのような音声のみのトレイラーとスクリーンショットで,5体のクリーチャーが説明されている。
本作で“Cryptids”と呼ばれているクリーチャーは,核戦争の発生前からその地域に存在していた伝説的な未確認生命体で,それがミュータント化して狂暴になったものがゲームに登場しているようだ。βテストに参加中の人はすでに出会っているかもしれないが,5体は以下のようなもの。
ウェンディゴ(Wendigo)
餓鬼のようなウェンディゴは,アメリカ北東部からカナダ東部のネイティブアメリカンの民話に伝わる妖怪で,金の亡者の変わり果てた姿や,食人鬼などとされる。高速で動きながらかぎ爪で攻撃してくるという。
スネリーギャスター(Snallygaster)
大きな口のカエルを思わせるクリーチャーで,触手のような舌で攻撃してくる。アパラチア山脈の周辺で古くから伝えられる伝説に登場するクリーチャーがベースで,ミニニュークで攻撃を受けたエリアに出現することが多いそうだ。
モスマン(The Mothman)
ウェストバージニアの比較的新しい都市伝説として,1960年代から存在する“半蛾人”は,ゲーム中にも描かれる博物館が実在するほどポピュラーな存在。飛行可能なので,戦闘では注意が必要だ。
グラフトン(The Beast of Grafton)
グラフトンに出没するクリーチャーで,左右非対称の上半身を持つ巨漢。頭部はまるで筋肉に埋もれているかのようで,近づかれるとやっかいな敵になりそうだ。
フラットウッズ・モンスター(Flatwoods Monster)
詳細は不明だが,ホロテープに登場する “サリー”と聞けば,「Fallout 3」のDLC「Mothership Zeta」の宇宙船内でエイリアンに誘拐されていた少女を連想させる。つまり,このフラットウッズ・モンスターはエイリアンの“ゼータ人”ということになり,シリーズ従来作との関連が感じられる。
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