「Fallout 76」を紹介するトレイラーシリーズの最終編が公開。今回は，ゲームに登場する「核ミサイル」について

　Bethesda Softworksは，「Fallout」シリーズの最新作「Fallout 76」（PC/PlayStation 4/Xbox One）のトレイラーを公開した。これは，E3 2018に合わせて開催されたイベント「Bethesda E3 2018 Showcase」に登場したもの。

「Fallout 76」公式サイト

　核シェルター「Vault 76」を出た人々が，厳しい外界でどのように生き抜いていくのかを説明する映像，という体裁をとった映像になっており，すでに掲載した「マルチプレイ」を紹介するトレイラー，そして住居の建設要素「C.A.M.P.」を紹介するトレイラーに続く最終編となる。今回は，マップに点在する「核ミサイル」が解説されている（関連記事）。


　ゲームの舞台となるウェストバージニア州には，アパラチア山脈にいくつもの核ミサイル基地があるとされる。「Fallout 76」では，さまざまな地点に「Silo Code Piece」と呼ばれる，何かのコードを秘めた小型の電子デバイスが存在しており，今回のトレイラーでは，兵士の装備を付けたフェラル・グールを倒した際のルートアイテムとしても入手可能であることが確認できる。


　基地のミサイル発射ボタンにアクセスするには，このデバイスを複数集めなければならないようで，今回のトレイラーには5人のキャラクターが手に入れたデバイスを持ち寄る様子が収められている。フェラル・グールからルートしたデバイスには「R‐8」と記されているが，実際にどれだけの数を集める必要があるのかは不明だ。
　いずれにせよ，仲間と共同で探索したほうがアクセスの機会は増えそうで，トレイラーに登場するマップには，こうしたミサイル発射基地が複数あることも示されている。


　ミサイルは，ライバル集団への攻撃やボス級モンスターの駆除など，直接的な使用ができるほか，フォールアウト（放射性降下物）から生み出される希少物質が手に入り，強力なクリーチャーが出現するという副次的な効果もあるようだ。トレイラーでは，怪しい光を帯びた「Diseased Glowing Deathclaw」なるクリーチャーと戦っている様子が見られる。


　オンラインのアクションRPGへ進化した「Fallout 76」は2018年11月4日にリリース予定。βテストも実施すると発表されているので，続報をまめにチェックしておきたい。