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[TGS 2018]チームプレイの魅力が語られた「チームソニックレーシング」ステージレポート。河原塚Dが実機プレイに挑む
ステージには「ソニック」シリーズのプロデューサー 飯塚 隆氏と,「チームソニックレーシング」のディレクター 河原塚俊介氏が登壇。実機を用いて熱いプレイを披露しながら,ゲームの魅力を語るものとなった。
「チームソニックレーシング」公式サイト
「チームソニックレーシング」は,タイトルどおり3人でチームを組んで順位を競うという,ソニックシリーズ初のレーシングゲームだ。「チームアクション」でチームメイトと協力しつつ,キャラクターごとに異なる性能のマシンを操ってのスピーディなレースバトルが楽しめる。
ステージ冒頭で飯塚氏は,「タイトルどおり,チーム戦であるところがほかのタイトルにない特徴」と語り,本作の魅力をアピール。続いてゲームに登場する4つのチームの紹介を行った。
キャラクターのタイプについて飯塚氏は,「スピードタイプは名前どおりスピードに長け,とくにソニックは全キャラクター中もっとも速い。テクニックタイプはドライビング性能に優れ,芝生などの走りづらいコースでも減速せずに走れたり,リングを吸い寄せたりできる。パワータイプは,体当たりでライバルを妨害したり,障害物を破壊しながら進むタイプ」と説明した。
次に紹介されたのは,ゲームの要となるチームアクションだ。それぞれのチームアクションの効果や使いどころについて,飯塚氏が解説を行った。
「タッチダッシュ」はスピンしたチームメイトにタッチすると,ブースト状態で助けてくれるアクション |
チームの先頭の背後に黄色いラインができ,そのラインに沿って加速ができる「ラインブースト」 |
チームメイト同士でアイテムの交換ができる「アイテムボックス転送」 |
ライバルのレーシングカーをスピンさせると,強力アクションを発動できるゲージがチャージされる「ライバルテイクダウン」 |
飯塚氏によれば,「もっとも重要なアクションは『ラインブースト』。ラインに沿って進むと,ブーストのエネルギーがチャージできる。チームメイトと力をあわせて活用してほしい」とのことだった。
そして,チームアクションの中で最大の威力を発揮するのが,ブーストゲージを溜めて使う「アルティメットブースト」だ。最高速のスピードに加えて無敵もあり,うまく活用すれば一気に敵を倒すことも可能だという。
この後,PlayStation 4による実機プレイが行われた。プレイするのはディレクターの河原塚氏で,やや緊張した面持ちでTEAM SONICのソニックを選択。レース開始となった。
カウントとともにレースが始まると,4チーム入り乱れてのハイスピードレースに突入した。河原塚氏はチームブーストを巧みに使い,最後は溜めたアルティメットブーストで見事1位を獲得。チームでも優勝を果たし,ディレクターとして面目躍如の活躍を見せた。
さらにデモプレイでは,東京ゲームショウ2018で初公開となる新コースのお披露目も。ヨーロッパ調の街中を走る「マーケットストリート」は,「ソニックワールドアドベンチャー」に登場したオレンジルーフスの街が舞台とのことだ。飯塚氏によれば,「音楽も同作からアレンジしたものになっている」そうで,昔からのソニックファンにとってはたまらない仕様と言えそうだ。
ステージの最後には,プレイヤーに向けたメッセージが両氏から贈られた。
河原崎氏は「今回のステージでは,チームプレイの基本的なところを見てもらいましたが,このほかにもストーリーモードやオンライン,パーツを集めてのカスタマイズなど,色々なモードが搭載される予定です。マルチプレイモードは,チームメイトが助けてくれるので,レースが苦手だという人にもオススメです。セガブースには試遊台があるので,ぜひ触ってみて,『チームソニックレーシング』を記憶して帰ってほしい」と語った。
飯塚氏は,「初のレーシングゲームということで試行錯誤がありましたが,現在は最後の仕上げにとりかかっています。近々,発売時期を含めたアナウンスができると思うので,期待していてください」と話し,ステージを締めくくった。
ソニックシリーズならではのスピード感はそのままに,おなじみのキャラクター達が結集する「チームソニックレーシング」。発売後は,マルチプレイで日夜熱いレースが展開されるだろうことは想像に難くない。現時点では「2018年冬発売」となっているが,間もなく発売日も明らかになるそうなので,続報に期待したい。
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