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[E3 2018]「チームソニックレーシング」は,1位になること以外の楽しさもあるレースゲーム
本作は,ソニックシリーズのキャラクター達がレースを繰り広げる「ソニックレーシング」の最新作にして,シリーズで初めてチームバトルに対応したタイトルだ。本作のレースは,3人1組のチームで走り,それぞれの順位によって算出されるポイントで勝敗を競う。
そして,チームでレースに挑むにあたって重要なのが,「ウルティメイトメーター」の管理と,役割分担だ。
本作では,チームの先頭を走る車から後ろにラインが伸び,その上を走るチームメイトのスピードが上がる「ラインブースト」や,チームメイトにアイテムを渡す「アイテムボックストランスファー」といった,チームバトルならではのさまざまな新要素が用意されている。そして,それらを使っていると,ウルティメイトメーター(ゲージ)が溜まっていき,これを最大まで溜めることで,チーム全員が急加速+無敵の効果を得る「ウルティメイトブースト」が発動できるようになる。
さらに,アイテムボックストランスファーで送ったアイテムの効果がアップするといった効果も発生するので,チームのために何かすれば,有利になるというわけだ。
また,本作に登場する15人のソニックシリーズのキャラクターは「スピードタイプ」「テクニックタイプ」「パワータイプ」の3カテゴリに分かれている。
スピードタイプは,トップスピードが速く,さらにブースト発動時に周りの車をはじく効果があり,ラインブーストを発動させてチーム全体をスピードアップさせる役割を持つ。
テクニックタイプは,ハンドリング性能が高く,オフロードでもスピード落とさず走れるため,コースをショートカットしやすいのが特徴だ。アイテムやコインの獲得判定も大きく,オフロードにしかないアイテム集めにも向いている。
パワータイプは,スピードが遅い代わりに相手の車を体当たりではじいたり,アイテムボックスから強力なアイテムを拾えたりする。これらの特性で後ろから相手の妨害をする,もしくは味方に強力なアイテムを渡してサポートするといった役割が得意だ。
こうしたタイプごとの特性を活用して,チームバトルを勝ち抜いていく。
飯塚氏によると,それぞれのタイプを1つずつチームに入れるとバランスが良くなるようだが,腕に自信のある仲間とプレイするときは,あえて同じタイプで固めるのも良いとのこと。また,オンラインプレイで知らないプレイヤーとチームを組む場合は,ある程度タイプを考慮したマッチングが行われると話していた。
飯塚氏は,1位になった人しか楽しくないものではなく,レースが苦手な人もハイタッチで喜び合えるようなゲームにしたかったと考え,本作にチームバトルを採用したのだという。役割分担により,1位を取れなくてもチームに貢献できる仕組みも用意されているため,レースが得意な人も苦手な人も,みんなでワイワイと遊べるタイトルになりそうだ。
「チームソニックレーシング」公式サイト
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