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  • Electronic Arts
  • DICE
  • 発売日:2018/11/20
  • 価格:スタンダードエディション:6264円,デラックスエディション:1万584円(いずれも税込)
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やはり「Battlefield V」は第二次世界大戦が舞台だった。発売は2018年10月。今までにないロケーションと新モードで,かつてない戦いが描かれる
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印刷2018/05/24 06:00

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やはり「Battlefield V」は第二次世界大戦が舞台だった。発売は2018年10月。今までにないロケーションと新モードで,かつてない戦いが描かれる

 Electronic Artsは現地時間の2018年5月23日,ロンドンでイベントを開催し,シリーズ最新作となる「Battlefield V」の新情報を発表し,トレイラーを公開した。発売はEA AccessまたはOrigin Accessの加入者は2018年10月11日,Special Editionが10月16日,そして通常版が10月19日となっている。対応機種はPCおよびPlayStation 4,Xbox Oneで,価格は現在のところ未発表。予約受付がすぐに始まるものと思われる。

※記事掲載後,価格が明らかになりました。
  • PC版 スタンダードエディション:6264円(税込),デラックスエディション:10584円(税込)
  • PlayStation 4版 / Xbox One版 スタンダードエディション:8424円(税込),デラックスエディション:10584円(税込)


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 本作の舞台となるのは「第二次世界大戦」だ。多くのゲームや各種メディアで描かれ,ある意味使い古されたテーマともいえる第二次世界大戦だが,「Battlefiled V」では,これまでなかったようなロケーションとストーリー,そしてゲームプレイによって,まったく新しい第二次世界大戦の姿を見せることに開発の目標が置かれている。
 詳細は明らかにされなかったものの,公開されたトレイラーはフランスのレジスタンス,いわゆるパルチザンが戦う姿を描いたもので,シングルプレイのストーリーは,敵を倒して世界を救うというようなものではなく,家族を守るために戦う女性レジスタンスなど,歴史的事実を基本としつつ,これまで語られることのなかった人間的な物語になるという。

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 Frostbite Engineが描くグラフィックスもパワーアップされており,例えば湿地帯を走るとき,水の深さによって抵抗が変わったり,全速力で壁に衝突したときに弾き返されたりなど,物理演算に基づいた動きが再現されている。スライディングしたときも,地面の状況によって慣性が異なるなど,リアルな戦場の再現にこれまで以上に力が入れられているとのこと。
 また,建物の爆発などにも物理演算が使用されており,どこから砲弾が飛び込んだか,何が爆発したかで状況が変化する。破壊が可能な建物の存在と,砲撃で地形が変わることによるマップの変化は,これまでの「Battlefield」シリーズでもチャレンジされてきたフィーチャーだが,本作ではそれが一段とパワーアップしたという印象だ。

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 マルチプレイモードは,コンクエストやラッシュ,チームデスマッチなどおなじみのものが用意されるが,「Fortifications」と呼ばれる新モードの登場も予告された。ディテールは今後発表されると思われるが,プレイヤーが独自の要塞を築けるというモードだ。塹壕を掘ったり対戦車用障壁のドラゴンティースを敷設したり,対空陣地を作ったり,戦車を配置したりと,さまざまなことができるようだった。これがルールとどのように絡んでくるのかは分からないが,かなり面白そうな雰囲気を感じた。

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 また,「Battlefield 1」で登場したオペレーションだが,「Battlefield V」では「Grand Operation」としてより強化されて登場するという。防衛側と攻撃側が目標達成を目指して戦うという基本的なシステムは同じだが,時間制限があるなど数々の変更が行われた模様だ。例えば,ロッテルダムを舞台としたオペレーションでは,1日めに連合軍が地域にパラシュート降下し,地域の制圧を目指す。ここで制圧に失敗すると,ふたたびパラシュート降下からやり直しになる。2日めは,攻めてくる敵を撃退し(攻撃側の目標は当然ながら敵の殲滅になる),うまく3日めに進めばマップが変わり,空襲後のロッテルダムになるという。ここで,どちらかが勝てばオペレーションは終了するが,時間切れなどで勝負がつかなかった場合,敵味方による「ラストマンスタンディング」が繰り広げられる。
 プレイヤーは疲労して武器・弾薬も乏しく,そうした中でのバトルロイヤル。リスポーンもなく,使える武器はただ一つ,やられたらそのままという設定だ。連合軍とドイツ軍の区別はどうなるのか,細かいところがよく分からないのだが,「Grand Operation」ではこうしたプレイが楽しめるという。

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 兵士のカスタマイズやプログレッションもより多彩な内容になっており,装備を変更できるのはもちろん,経験を積んでスキルを磨いていくことで,例えば銃の反動をより抑えることができるなど,いろいろな恩恵が得られるようだ。長期間のプレイで特定の武器・兵器のスペシャリストになることもでき,例えば「タイガー戦車のプロ」といった感じのキャラクター育成も可能になるという。

 また,分隊システムにも改良が加えられ,分隊長は支援を呼んだり分隊員に補給を行ったりとさらに忙しくなる。分隊がなるべくまとまって行動できるように,リスポーンのタイミングを調整したりできる要素もあるという。
 このほか,継続的なプレイを支援するため,デイリーミッションの提供ほか,定期的に武器などのコンテンツを追加したり,兵士のスキルを増やしたり成長の幅を広げたりする「TIDES OF WAR」というコンセプトも発表されているが,詳しくはいずれお伝えしたい。

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 ともあれ,ついに第二次世界大戦に回帰した「Battlefield」シリーズ最新作。「Battlefield 1943」から10年,PC版でいうなら「Battlefield 1942」から実に16年ぶりのWWIIモノとなるだけに,どのような作品になるのか楽しみだ。さらなる詳細やテストプレイはE3 2018に合わせて開催されるElectronic Artsの独自イベント「EA PLAY 2018」で公開される予定だ。

「Battlefield V」公式サイト

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