バンダイナムコエンターテインメントは本日(2018年9月10日),年内発売予定の
「11-11(イレブン イレブン)Memories Retold」(
PC /
PS4)に関して,主人公の概要などを公開した。
本作の主人公は,カナダ人の戦場カメラマン・ハリー(CV:イライジャ・ウッド)と,ドイツ人の技師・クルト(CV:セバスチャン・コッホ)。プレイヤーはそれぞれのキャラクターを交互に操作し、物語を進めていく。結末は道中の選択によって変化するという。
ハリーには
鳩,クルトには
猫が,相棒として登場するとのこと。一部のパートでは,この動物達も操作することになるという。
2国の対立する2人の主人公視点で描かれる
マルチエンディングストーリー
プレイアブルキャラクターである2人の主人公を選択し、交互に物語を進めていく。主人公たちの重要な会話や行動など、選ぶ選択肢によって、物語が分岐。ハリーと憧れの女性との関係や、戦地で行方不明となった息子を捜索するクルトの運命は、プレイヤーの選択肢次第で紡がれることになる。
2度の「大戦」を経た私たちと異なり、当時の人々は戦争の現実も悲惨さも知らされておらず、政府の流す理想と使命だけがすべてだった。本作は、ハリーとクルト2人の主人公を通して、当時の空気感を体験できるシナリオアドベンチャーだ。
登場人物紹介
Harry(ハリー) CV:イライジャ・ウッド
カナダ出身の26歳のカメラマン。憧れの女性に認められるため、カメラマンとして戦場にやってきて戦場の現実をカメラに残す。戦地で相棒の鳩と出会う。
物語の始まりはハリーが住み込みで働いている写真館。幼馴染のジュリアと共に育ったハリーは彼女に友達以上の感情を抱いているが、彼女はその気持ちに気が付く気配がない。
そんなある日、大戦で活躍している少佐が店を訪れ、戦場カメラマンを募集していることを伝えるのだ。
「女性は軍服を着た男に目がない」という少佐の言葉に、ハリーは連合軍への入隊を決意する。
Kurt(クルト) Cv:セバスチャン・コッホ
ドイツ出身の35歳の技師。戦場で行方不明の愛する息子を探しに妻と娘を残して、技師として戦場にやってきた。塹壕の中で猫と出会う。
クルトは、祖国ドイツのために戦場から離れたツェッペリン工場で技師として働いている。しかし、ある日、ドイツ軍の無線連絡で息子が入隊している部隊が前線で行方不明になったことを知る。居てもたってもいられず、クルトは軍隊に技師として入隊し、行方不明の息子を探しに行くことを決意する。
ゲームシステム
戦地にて、カナダ人のハリーは鳩と、ドイツ人のクルトは猫と出逢い、お互いを信頼しあえる相棒となる。ハリーやクルトを操作時、相棒を操作できることも。動物たちの愛らしいモーションは必見だ。そして時には、国籍も争いもない、自由な動物たちの力を借りるからこそ、切り抜けることができる窮地も。
ハリーの相棒の鳩
カメラマンのハリーの前にふらりと現れ、そのままハリーに懐いてしまった鳩。ハリーが覚えさせたちょっとした芸で周りの人を楽しませることが出来る。ときには大空を飛んだり、思いがけない荷物を運ぶことも…。
クルトの相棒の猫
戦地で疲弊したクルトの癒しの存在。猫視点で操作し、敵国兵がひしめく塹壕の中を縫うように掻い潜る。クルトが脱出する活路を作り出すことも…。
カメラマンであるハリーは、いつでもカメラで写真を撮ることができる。ミッションとして、依頼者からカメラ撮影を求め目られた際は、指定のボタンを押してカメラを構えてほしい。上手く被写体をカメラの枠に収め、ベストショットを狙おう。
依頼者の希望に沿った写真を撮ることで物語が進む。依頼されていなくても色々な写真を撮ってみよう。ミッション外で撮った写真によって運命が左右されることもあるかもしれない…。
技師であるクルトには、盗聴器を操作したり、機械の修理を行うシーンがある。各手順を踏まなければストーリーが進まない、謎解きパズル要素。試行錯誤し、挑戦してみよう。