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第一次世界大戦の惨状を描くナラティブアドベンチャー,「11-11: Memories Retold」の制作を北米のバンダイナムコが発表
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印刷2018/04/26 13:00

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第一次世界大戦の惨状を描くナラティブアドベンチャー,「11-11: Memories Retold」の制作を北米のバンダイナムコが発表

 BANDAI NAMCO Entertainment Americaが,第一次世界大戦の私的な記憶を描くアドベンチャーゲーム,「11-11: Memories Retold」の制作をアナウンスし,トレイラーを公開した。発売日は未発表で,対応機種はPCおよび,PlayStation 4Xbox Oneとなっている。


 Aardman AnimationとDigixArt Studioの協力を得て制作される本作。タイトルにある11-11は,泥沼の戦いが続いた第一次世界大戦がようやく終わりを迎えた「1918年11月11日」を示しており,生き残った兵士が過酷な戦争の記憶で辿っていくというナラティブアドベンチャーとして作られる模様だ。
 DigixArt Studioの共同設立者であるヨアン・ファニス(Yoan Fanise)氏は,Ubisoft Entertainment時代に,忘れられた第一次世界大戦を庶民の目から描く「バリアント ハート ザ グレイト ウォー」のゲームデザイナーだった人物。同作は,第一次世界大戦の開戦からちょうど100年後の2014年にリリースされたが,「11-11: Memories Retold」はそれと対になる作品として,終戦から100年めの2018年のリリースを目指しているようだ。

画像集 No.005のサムネイル画像 / 第一次世界大戦の惨状を描くナラティブアドベンチャー,「11-11: Memories Retold」の制作を北米のバンダイナムコが発表

 DigixArt Studioは,2015年の設立後の初作品となったモバイルゲーム「Lost in Harmony」が200万ダウンロードを記録するなど,表現力の高さで知られるデベロッパで,公開されたトレイラーからも分かるように,淡い水彩画風のグラフィックスが詩的な雰囲気を醸し出している。

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 また,アニメーションを担当するAardman Animationは,クレイアニメ「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」などで有名なイギリスのスタジオで,彼らの技術がゲームのグラフィックスにどのように反映されるのかは分からないものの,そのあたりもユニークなゲームになりそうだ。日本での展開についてなど,続報を期待したい。

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