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  • KONAMI
  • 発売日:2021/09/17
  • 価格:Apple Arcade:月額900円(税込)
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アルカードやシモンも登場。シリーズの魅力を上手くスマホに落とし込んだ「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」CBTプレイレポート
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印刷2018/05/16 11:00

プレイレポート

アルカードやシモンも登場。シリーズの魅力を上手くスマホに落とし込んだ「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」CBTプレイレポート

 KONAMIは2018年4月17日,スマートフォン向けアクションゲーム「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」(以下,GoS)を発表した。現在のところ,対応プラットフォームはiOSで,配信日は未定となっている。
 本作は,1986年に第一作が発売されて以降,約30年にわたり多くのファンに支持されている人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」の最新作だ。5月9日よりクローズドβテストが実施されており,筆者も参加することができたので,ゲームの概要を紹介しつつ,実際に遊んでみた感触をお伝えしていきたい。

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操作性は良好。過去の2Dシリーズにも重なるプレイフィール


 GoSは,過去の悪魔城ドラキュラシリーズを踏襲した2Dスタイルの縦横スクロールアクションゲームだ。操作方法は,画面左側をスライドするとキャラの移動,右側をタップすると攻撃を行い,右画面を上方向へフリックするとサブウェポン,右画面を下方向へフリックするとスキルが発動できる。
 そのほか,敵のガードを崩せる「スライディング」(画面左側を下にスライド+→画面をタップ)や,ジャンプアイコンをタップすることで行える「ジャンプ」といったアクションも用意されている。

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 一通りプレイした感想としては,筆者がシリーズ作のシステムを理解していたこともあり,操作に戸惑うことはなかった。スマホ向けの横スクロールアクションゲームとしてのUIデザイン,操作性にもクセはないので,スマホゲームに慣れている人なら,誰でもすぐに馴染めそうな印象だ。
 指で画面の一部が隠れてしまうという,多くのスマホゲームに共通する問題点はあるものの,それによってプレイングが困難になるケースには,今回のCBTでは遭遇しなかった。全体的に,操作に対するレスポンスが良く,ストレスなくゲームを進められた。


アルカード,シモン,マリアなど

歴代の人気キャラクターたちが本作にも登場


 今回のCBTでは,ゲームスタート時にアルカードシモン・ベルモンドの2人を選択可能だった。アルカードは剣での素早い攻撃が,シモンはムチを駆使した広範囲な攻撃が得意であるなど,キャラごとに特徴が異なる。
 クエストではキャラクターを2人までセットでき,自由に切り替えられる。ただし体力は,2人で1本分を共有する仕組みだ。

シモン・ベルモンド。悪魔城ドラキュラの初代主人公
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 上記2名のほかにも,シャーロットマリアシャノアなど,歴代シリーズ作の人気キャラクターを仲間にできた。加入条件は,キャラクターごとに設定されている課題をクリアすること。課題は主に,クエストやイベントのクリアだったり,ボーナスステージの開放&攻略だったりする。

シャーロット。「悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス」の主人公の一人
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マリア。「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」にて初登場
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シャノア。「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」の主人公
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 キャラクターのパワーアップ方法についても紹介しておこう。本作ではキャラのレベルアップによって入手できるAPを使用することで,さまざまなアビリティを習得したり,ステータスを強化したりできる。アビリティには「スライディング」「打ち上げ攻撃」などがあり,ステータス強化には,HP,MP,攻撃力,防御力,属性耐性など多数の項目がある。
 なお,パワーアップ画面はツリー状になっており,プレイヤーの好みに応じてキャラを強化していける。

キャラクターのパワーアップ画面
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武器や防具の装備品は,「召喚」で手に入る。いわゆる武器ガチャだ
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最大4人でプレイできる

「ボスラッシュ」「バトルアリーナ」



 GoSの見どころと言えば,やはり多人数でのマルチプレイだろう。最大2キャラまで参戦可能な通常クエストは,スタミナを消費することでソロプレイのほか,友達を誘ったり,NPCを雇ったりしてマルチプレイも楽しめる。クエスト中にほかのプレイヤーキャラが途中参戦してくることもあり,本作ならではの共闘感が味わえる。

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 なお,クエスト中にキャラが死亡してしまうと「ソウル」状態になり,動きに制限がかかってしまう。ソウル状態では最低限の移動と攻撃しかできないが,ほかのキャラが近づくことで「ソウルリザレクション」,つまり復活させられる。復活できる回数には限りがあるものの,マルチプレイを楽しむうえで重要なシステムだ。

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 最大4人で楽しめるコンテンツとしては,「ボスラッシュ」「バトルアリーナ」が確認できた。
 ボスラッシュはその名の通り,次々に登場してくるボスを連続で討伐していくモードだ。スタミナ消費はなしで,1日一定回数プレイできる。
 最大参加人数は4人。マッチングに関してはCBT中ということもあり,時間帯によってはややもたつくこともあったのだが,正式サービス後であればアクティブなプレイヤーも増えるため,そこであらためて確認したいところだ。

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 挑戦回数が限られていたため,ボスラッシュについて詳しく書くことは難しいのだが,ボスが矢継ぎ早に登場するため,つねに臨戦態勢を取る必要があるし,当然,的確な操作技術も求められる。アクションが苦手な人は,まず通常クエストで操作になれるところから始めたほうがいいかもしれない。

最大4人でプレイできるボスラッシュ。仲間との連携が勝利へのカギだが,難易度が適正なら,各自が自由に戦ってもなんとかなることもある
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 一方のバトルアリーナは,プレイヤーが4対4に分かれて戦う対人戦コンテンツだ。
 敵本拠地のボスを先に倒したチーム,もしくは制限時間内に,より多くの部屋を占領したチームが勝利となるルールである。部屋の占領は,各部屋にいるボスモンスターを倒すことで達成できる。
 対人戦ということで,ボスラッシュよりも若干ハードルの高いマルチプレイコンテンツだが,クエストやボスラッシュで培ったテクニックを披露する腕試しの場として楽しめる。こちらも,正式サービス後に盛り上がりそうなコンテンツだ。

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画像集 No.032のサムネイル画像 / アルカードやシモンも登場。シリーズの魅力を上手くスマホに落とし込んだ「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」CBTプレイレポート

 CBTのプレイレポートは以上となる。GoSは「悪魔城ドラキュラ」の世界観やキャラクターの魅力,操作性など,シリーズの魅力が上手くスマホに落とし込まれているタイトルだ。個人的に,2Dアクションゲームとしての同シリーズの大ファンなので,それに近い感覚で遊べるだけでも大満足である。空いた時間にサクッとマルチプレイが楽しめるという,スマホゲームならではの気軽さも,まとまったプレイ時間を確保しにくいゲーマーには嬉しいポイントだろう。

画像集 No.033のサムネイル画像 / アルカードやシモンも登場。シリーズの魅力を上手くスマホに落とし込んだ「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」CBTプレイレポート

 コンシューマゲーム機で展開されてきた「悪魔城ドラキュラ」が,どのようにスマホゲーム化されるのか,当初は不安もあったのだが,短時間ではあるがCBTバージョンに触れ,今は正式配信が待ち遠しくて仕方がない。GoSは,過去作をガッツリとプレイしてきたコアファンはもちろん,悪魔城ドラキュラシリーズを未経験の人にもぜひ注目してほしいタイトルだ。

「悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls」公式サイト

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    悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls

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