6タイトルのeスポーツ競技大会と関連産業展示会,セミナー等で構成されるイベント
「東京eスポーツフェスタ2021」が,本日(2021年2月12日)より開幕した。
その開幕にあたり,オープニングイベントがオンラインにて開催され,本大会実行委員会名誉委員長である東京都知事の
小池百合子氏からビデオメッセージが寄せられた。また,会期中に開催される企画の紹介に加えて,競技種目の一つ「モンスターストライク」のプロ選手によるオープニングアクトのエキシビションも行われた。本稿ではその模様をお届けする。
左からアシスタントMCの木戸衣吹さん,MCの平岩康佑さん ※写真は中継映像よりキャプチャ
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この東京eスポーツフェスタは,eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として,昨年に続いて2回目の開催となる。今年はオンライン開催となり,老若男女誰もが参加でき楽しめるeスポーツイベントとして裾野を拡大,eスポーツ関連企業の優れた製品やサービスをPRし都内中小企業の活性化,新しい生活様式に対応しながらも,eスポーツをキーワードとした様々なつながりを創出するというコンセプトの元に行われる。
東京都知事の小池百合子氏より,開催に向けたメッセージが流された。小池氏は今回のオンライン開催にあたり,動画配信やVRの技術を活用したeスポーツはポストコロナの時代において,多くの可能性を秘めていると述べる。「ステイホーム中でも,オンラインで他のプレイヤーと対戦をしてコミュニケーションを図ることができます。また,子供からお年寄り,男女,障がいの有無を問わず,皆さんが参加できるのもeスポーツの特徴です」と,その利点を挙げ,前回と同様に多くの人がeスポーツに触れ,感じるこの機会に,eスポーツの裾野を拡大し,関連産業が活性化することに期待していると語った。
東京eスポーツフェスタ実行委員会名誉委員長,東京都知事 小池百合子氏
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続いて,本大会実行委員会特別顧問であり日本eスポーツ連合会長の
岡村秀樹氏のメッセージも届けられた。岡村氏は,コロナ禍で求められる新しい生活様式において,eスポーツは視聴コンテンツとして注目度を高めていて,オンラインで開催される本大会は,空間を越え,全国エリアレスで楽しむことができる,eスポーツならではの特色を生かしたものになると語る。こうしたeスポーツの大小大会が増えていくことは,観光や教育,高齢者支援,新しいマーケットの創生など,関連産業の活性化に繋がっていくとし,日本のeスポーツの魅力や可能性を体感する3日間になると述べた。
東京eスポーツフェスタ実行委員会特別顧問,日本eスポーツ連合会長 岡村秀樹氏
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本大会では,今年1月下旬より行われた予選大会を勝ち抜いた選手による決勝大会が実施される。その競技種目は,12日に「
太鼓の達人 Nintendo Switchば〜じょん」「
グランツーリスモSPORT」
「パズル&ドラゴンズ」(
iOS /
Android),13日には
「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」(
PS4 /
Nintendo Switch)
「ぷよぷよeスポーツ」(
PC /
PS4 /
Nintendo Switch /
ARCADE)
「モンスターストライク」(
iOS /
Android)。このうち3タイトルの開発陣からのビデオメッセージも披露された。
大会の種目となる6タイトル
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パズドラシリーズのエグゼクティブプロデューサーを務める森下一喜氏。2013年よりeスポーツ大会やイベントを実施しているパズドラで,今後も一層eスポーツを盛り上げることを約束した
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ぷよぷよシリーズ総合プロデューサー,細山田水紀氏。「eスポーツは誰もが参加できるのが醍醐味。熱い思いや卓越した技術を,ゲームを通じて交流できる」とコメント
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ミクシィ社長木村弘毅氏。コロナ禍で世界が閉塞感に覆われている中,憩いを与えるエンターテインメントは,それを払拭する一助になると信じていると述べた
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各大会優勝者には,タイトルが刻印された東京都知事杯が授与される
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オープニングイベントの最後には「モンスターストライク」を使った,プロ選手によるオープニングアクトも開催。今池壁ドンズαの
なんとかキララEL選手とアラブルズの
KEVIN選手が登壇し,その腕前を競い合った。
左からなんとかキララEL選手とKEVIN選手
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拮抗するマッチは,わずかにKEVIN選手がリードする形で勝利
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東京eスポーツフェスタ2021は本日(12日)より14日までの3日間,YouTube,OPENREC.tv,Twitch,ニコニコ生放送にて配信される。各種目の大会配信は「eスポーツch」,セミナー配信は「セミナーch」にて視聴可能。配信映像はアーカイブ化も予定されている。