マルチプレイで共同作業できる農場経営シミュレーション「Farm Together」のアーリーアクセス版が配信

　スペイン北部のオヴィエドを拠点にする独立開発スタジオMilkstone Studiosは，農場経営シミュレーション「Farm Together」のアーリーアクセス版をSteamでリリースした。


　本作は，「Farming Simulator」シリーズのような本格的な大規模農業シミュレーションとは異なり，「FarmVille」や「Stardew Valley」のようなカジュアルな雰囲気の2D農業シミュレーションゲームを，3Dグラフィックスで表現したような作風になっている。レタスやりんご，ピーナッツなどの農産物をタイル状の区画に合わせて植え付け，時期が来ると水やりや収穫のアイコンが表示されるといったゲームプレイになっており，獲れた作物は直販所で販売し，得た資金を元手に新しい施設や農作物をアンロックしていく。


　最大の特徴となりそうなのが，複数のプレイヤーと共同で農場経営を楽しめる点で，フレンドリストの仲間だけでなく，不特定のゲーマーを招待することも可能。もちろん，オンラインオプションにより様々な制限を設けることができ，ほかのプレイヤーが勝手に資金を使ってしまうといったリスクを減らせるという。


　フェンスや案山子といった様々なデコレーションも用意されており，自分好みの農場に仕上げていくのは楽しそう。オフライン時でも自動的に収穫してくれるなど，マイペースにプレイできるのも嬉しいところである。現時点では日本語化されていないものの，農業シミュレーション好きならアーリーアクセス版のうちから遊んでおくのも良さそうだ。

「Farm Together」公式サイト