ニュース
Switch Lite風になった超小型ゲームPC「GPD WIN 3」の情報が公開に。Tiger Lake搭載でAAAゲームを60fpsでプレイ可能とアピール
ShenZhen GPDによると,GPD WIN 3は,従来のGPDシリーズからボディデザインを大幅に変更して,スライド式ディスプレイの下に小型キーボードを配置したうえで,ボディ左右の張り出し部分にゲームパッドを備えるのが最大の特徴だ。それに加えて,Intelの第11世代Coreプロセッサ(開発コードネーム Tiger Lake)である「Core i7-1165G7」を採用することで,大幅なゲーム性能の向上も実現したとのことだ。なお,発売時期や価格は明らかになっていない。
GPU WIN 3は,5.5インチサイズの液晶パネルを備えたPC本体の左右に,Nintendo SwitchにおけるJoy-Conのようなアナログスティック付きゲームパッドを組み合わせたような外観を採用している。GPDが公開した画像によっては,右側のアナログスティックと[A/B/X/Y]ボタンの配置が異なるので,ゲームパッド部分のデザインは,まだ検討中のようである。
本体サイズは,おおむねNintendo Switch Liteと同程度か,やや小さいくらいになるようだ。
Tiger Lakeの採用により,CPUおよびGPU性能が大幅に強化されるのに加えて,メインメモリにLPDDR4x-4266,内蔵ストレージにはPCI Express 4.0対応のSSDを搭載することで,システム全体の性能向上も実現しているという。ShenZhen GPDでは,最新のAAAタイトルを60fpsでプレイできると主張している。
また,Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)やThunderbolt 4といった規格にも対応し,外付けGPUボックスの接続にも対応するようだ。
従来製品以上にキーボードが小さくなりそうなのは,キーの入力しやすさを重視する人には気になるところかもしれないが,デザインやスペックに魅力的な部分は多いので,超小型ゲームPCを求める人には,楽しみな新製品となるだろう。
ShenZhen GPDによる微信の当該ポスト(中国語)
- 関連タイトル:
GPD
- この記事のURL: