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19年ぶりのアクションゲーム続編「Rune II」がリリース。開発元のHuman Head Studiosはローンチと共に閉鎖へ
Epic Games Store「Rune II」ストアページ
2000年に発売された「Rune」以来,実に19年ぶりとなる本作の舞台は,悪神ロキによってラグナロクが引き起こされたミッドガルド。世界は炎で焼き尽くされ,あるいは厚い氷河に覆われて,人類は滅亡の危機に瀕している。そんな中,プレイヤーはミッドガルドの再生を狙うオーディン,ヘル,もしくはトールいずれかの神の加護を受けた戦士となって,世界の救済者となるべくロキやその手下達と戦っていくことになる。
開発元のHuman Head Studiosは前作「Rune」のほか,2006年に「Prey」を開発したことでも知られているが,この「Rune II」のリリースをもって22年の歴史の幕を閉じている。もっとも,クリエイティブディレクターのクリス・ラインハート(Chris Rhinehart)氏ら開発メンバーは全員,即日でBethesda Softworksに雇用されると共に,新たにRoundhouse Studiosを立ち上げ,今後も「Rune II」の開発やサポートを行っていくという。
Human Head Studiosは,元はRaven Softwareに在籍していたメンバーによって1997年に設立され,2000年にGathering of Developersをパブリッシャとして「Rune」をリリース。その後はパブリッシャを変えながら,「Prey」などの独自IPを使ったゲームをリリースしたり,移植作業を担ったりと活動を続けてきた。
2018年にはスクウェア・エニックスから,言葉と音を使わないという実験的なアドベンチャーゲーム「THE QUIET MAN」をリリースしているが,ここしばらくはヒット作に恵まれていなかった。Roundhouse Studiosとして生まれ変わった彼らの今後の活動に期待しつつ,Epic Games Storeで「Rune II」をチェックしてみるのもいいだろう。
「Rune II」公式サイト
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(C)2018 Human Head Studios