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「Total War: THREE KINGDOMS」で,「黄巾の乱」発生前後の世界を描く最新DLC「Mandate of Heaven」が2020年1月16日リリース
「Total War: THREE KINGDOMS」公式サイト
2018年8月にリリースされた「Eight Princesses」では,西晋による中国統一後に起きた司馬一族の勢力争い“八王の乱”が描かれたが(関連記事),「黄巾の乱」をテーマにした「Mandate of Heaven」は,本編開始の12年前となる182年の後漢時代からプレイを始めることになる。
袁紹や袁術,董卓や陶謙などの勢力に加え,霊帝(劉宏)をリーダーとする後漢王朝の登場が大きな特徴で,後漢王朝はゲーム開始時点で中国のほぼ全土を手中に収めているものの,飢饉が続いたことなどから,次々に発生する反乱を鎮圧することが当初の目的になるという。
後漢勢力専用のリソースとしては,「官僚」(Bureaucrats),「王朝」(Dynasty),そして「軍閥」(Warlords)の3つが与えられているが,それぞれに生産コストが高く,失った兵士の補充にも時間がかかるなど,ネガティブなアトリビュートが用意されているため,かなりのマゾプレイを強いられそうだ。
また,張角とその兄弟が率いる太平道(黄巾)勢力でもプレイ可能で,開始時点で彼らは,黄河北方の広大で肥沃な地域を中心に勢力を張っている。張角自身はかなり早い時期に死んでしまうが,停戦することなく最後まで抵抗を続けることで,三国時代さえ始まらない,史実とはまったく異なる歴史を織り上げることができるかもしれない。
日本人にもなじみ深い三国志演義の世界をテーマにした人気RTSシリーズの最新作「Total War: THREE KINGDOMS」だが,日本語版のリリースが予定されていないのが残念なところ。Steam Workshopでは有志による日本語化も進められているので,この年末年始,「Mandate of Heaven」に備えてじっくりプレイしてみるのもいいかもしれない。
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Total War: THREE KINGDOMS
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