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スパイを放って相手勢力を混乱させよ。三国志演義をモチーフとした「Total War: THREE KINGDOMS」の新たな解説動画が公開
シリーズで初めて三国志演義がモチーフとなる,Total War: THREE KINGDOMS。本作ではキャラクター周りのシステムが大きく見直され,11のプレイアブル勢力,そして500人を超える武将が登場する。リアルタイムバトルの壮大さが人気のシリーズだが,内政や外交といった戦略部分も作り込まれており,スパイシステムも大きく見直されるようだ。
トレイラーで曹操の勢力を操作するデモ担当者が解説しているのは,董卓の元に盧植を送り込むというシチュエーションである。盧植はすでに軍勢を率いるほどに信頼を得ている様子。映像では,内政面で影響を与える「Court Noble Actions」と,軍事面のスパイ工作を行う「General Actions」の2つを確認できる。それぞれを実行する時に,10〜30のスパイポイントを利用することになるようだ。
本作では,スパイ活動により,勢力や武将個人の評判を落としたり,通商任務をサボタージュしたり,食糧補給を故意に失敗させて兵力を減らしたり,進軍の命令に背いたりといったことが可能であるという。スパイの能力が高ければ,相手勢力の養子に迎え入れられて,内部から完全に崩壊させてしまうこともできる模様である。
本作のテクノロジーツリーは,「Reform」と呼ばれる,政策の発展を表現したものとなっている。そこにポイントを振り分けていくことで,より多くのスパイポイントを得たり,多くのスパイを暗躍させられるようになるようだ。
もちろん,周囲の相手勢力もプレイヤー側にスパイを送り込んで諜報活動や破壊工作を行う。こちらのスパイの活動がばれて相手に掴まってしまい,二重スパイとして送り込まれる,といったことも起こり得る。このあたりはかなり作り込まれている雰囲気である。
三国志演義という,日本人にとっても馴染みの深いモチーフでありながら,依然として日本語化の予定や日本での展開がアナウンスされていないのが残念なところだが,壮大な歴史を扱う「Total War」シリーズの最新作をプレイしてみたいというファンも少なくないはず。新要素はまだありそうな雰囲気なので,続報にも要注目だ。
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「Total War: THREE KINGDOMS」公式サイト
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