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「ドルフロ」の配信まであと16時間! 少女前線の広告風景でも見てらして!
もちろん,広告といってもビジネス的でテクニカル的なやつではない。あくまで走ったり,飛んだり,東京ドームいくつ分を占拠したりするアレのことである。つまり,屋外の看板などのことだ。論より証拠。まずは下の写真からご覧あれ。
「ドールズフロントライン(旧名:少女前線)」
公式サイト
「ドールズフロントライン(旧名:少女前線)」
ダウンロードページ
「ドールズフロントライン(旧名:少女前線)」
ダウンロードページ
※現在,各ストアページにてアプリのダウンロードが可能です。アプリサイズが約2.5GBと大容量ですので,手隙のときに落としておきましょう。
※なお,本稿では以下,日本版を指す場合は「ドルフロ」,海外版を指す場合は「少女前線」と使い分けております。
ケースその1
「秋葉原の看板」
説明不要の大型看板。東京・JR秋葉原駅 電気街口(アトレ側ね!)から出て,中央通りに向かって歩いていくと見えてくる,秋葉原オノデン本店のビルに掲示されているものである。
“超大作「少女前線」ついに上陸”と,まるでゴジラのようなキャッチコピーを携え,大人気キャラクター(の一角らしい)「Kar98k(モーゼル)」の帽子を脱いだ姿に思わず目が向く一品。そして4名の戦術人形の左手の薬指には,キラリと光るシルバー,あるいはプラチナの輝きが。この指揮官さん,四股かな?
ケースその2
「池袋駅の広告」
こちらは駅構内を飾るフラッグ広告。東京・JR池袋駅 東口(西武線ね!)のホームの直上に釣られていた,事前登録用の広告である。なお,8月1日現在はもう撤去されてしまっているので見に行くのはおよしなさい。
ここで「あれ,少女前線じゃないの? ドールズフロントラインってなに?」と,まだドルフロの諸事情を呑み込んでいない人がいるかもしれないので,ひとつ注釈を。
日本で配信を手がけるサンボーンジャパンは2018年7月17日,商標トラブルを理由に日本版「少女前線」のサービス名称を「ドールズフロントライン」に変更すると発表した。簡体字版「少女前线」や,英語版「Girls’Frontline」ともまた違う名称である。
ユーザー間の認知度の問題もあり,4Gamerを含めてTwitter上ではハッシュタグ「#少女前線」を使っているケースはまだ多いが,ドルフロ公式では今後「#ドールズフロントライン」「#ドルフロ」が主流となるので憶えておこう。あと「ゲームのことが知りたい」「開発者のことが知りたい」という人は,それぞれの文字リンクをポチってほしい。
ケースその3
「中国の電車」
日本でもスマホゲームの電車ジャックは珍しくなくなってきたが,開発元のサンボーン(散爆网络)が本拠とする中国大陸(以下,中国)の上海でも,少女前線のラッピング電車が展開されていた。
こちらは当地での少女前線の一周年を記念し,2017年5月に行われたものだ。当時は1か月にわたり,地下鉄「上海軌道交通2号線」の車両をフルラッピングで走らせていたという。
上海軌道交通2号線は通称“東西線”と言う。日本が誇る同名路線の“混雑率200%”のような運行状況なのかどうかは風聞でしか拾えなかったが,大体そんな感じらしい。現地の人でも初見じゃ乗り継ぎを100%間違えるとのことなので,「上海軌道交通2号線では路線図をガン見しなきゃ生き残れない」と胸に刻んでおくと助かるケースもあったりするだろう。
ちなみに,少女前線は現地の発音では「シャオニュチィェンシェン」と発音する。3回くらいで発音できた人は旅行先にオススメかもね。それとドールズフロントラインの日本での発音は「どぉるずふろんとらいん」である。人形前線やガルフロなどと訳したりしないようにも気をつけよう。
ケースその4
「台湾のバス(だけど写真は電車)」
打って変わって,2017年1月から少女前線のサービスが開始されている台湾では,新バージョン「少女前線2.0」(続編「少女前線2」のことではない)のアップデートを祝して,バスと電車のラッピング車両が展開された。バスの写真はないものの,見えていると仮定して紹介していくこのライブ感に付いてきてほしい。
サービス開始前から盛大に大型広告を打っている(業界では広告は「打つもの」である)日本展開もすごいほうだが,ラッピングバスや電車となると施策としては頭ひとつ抜けるイメージだ。これが1年分の成果の現れなのだろう。
当のラッピングバスは台湾市内の交通網を支えている「指南客運」のもので,同社はこれまでもさまざまなラッピング施策を行ってきている。だから,台湾の人達にはわりとお馴染みのものに映るのかもしれない。
なお,台湾のバスは日本のバスとは違い,「バス停にいても,向こうからやってくるバスの運転手に手を上げて“乗ります”の気持ちを見せないと止まってくれない」らしい。手を上げてもノリによっては停まってくれないらしい。また,2018年現在は昨年開通した地下鉄「桃園メトロ(桃園大眾捷運)」を使うことで,空港と市内を楽に移動できるようになった。バスをdisってるわけじゃないよ? 少女前線をやっていると,国際的な豆知識まで学習できてしまうのだ。
ケースその5
「韓国の飛行機」
お空に飛んじゃった。こちらは韓国などで少女前線のパブリッシングを担当する「X.D.Global」による広告施策で,見てのとおりラッピング旅客機である。「やりすぎやろ」と思った人は筆者と同じ同じ,「当然だろ」と思った人はすでに指揮官さん化しているのかもしれない。
これは韓国版の一周年を記念し,マレーシアを拠点とする格安航空会社「AirAsia」とタイアップをした“痛飛行機計画”で,2018年7月から実際にフライトが行われている。機体の型番は「9M-XXB」。銃器の名前と同じく記憶しておくと玄人ぶれることだろう。
日本でラッピング旅客機というとANAの「ポケモンジェット」シリーズくらいしか聞いたことがない人も多いだろうが,AirAsiaではこれまでアジア圏の著名人をはじめ,NFLチーム「オークランド・レイダース」や映画「X-MEN」シリーズのデザインなど,機体をさまざまな色に染め上げてきた。だから,これまた圏内の方々にはお馴染みに映るのかもしれない。
ただ,タイアップ先がLCLと言えども,施策としての規模感は相応なものなのだろうから本当にすごいと言うほかない。少女前線はこれをするに値するほどのパワーがある,その証拠なのだ。まぁ,我々ドルフロから遊ぶプレイヤーは実際に遊んでみるまで信じないけどね!
今回はサンボーンからの一部写真の提供にあわせて,コメントももらった。「つい先日,この痛飛行機が東京国際空港に行きました! これからも日本に行くかもしれないです! 外装だけじゃなくて,内装もいろいろと趣向を凝らしているのでいっぱい見てみてください!」。文面だけでテンションの高さがうかがえるが,この世で自分達のゲームを空に飛ばした経験者は数少ないだろうから,それはそれは誇らしく思っていいだろう。
上記のコメントのとおり,本機は7月21日に東京国際空港(羽田空港)に,7月26日に関西国際空港に飛来していた。現地で張っていた指揮官さんはマウントを取ってもいいぞ。本機はこれから1年にわたり,中国,台湾,韓国,日本,東南アジアなどで平常運航される予定なので,「俺がドルフロにドハマりするわけがない」と考えている人も,16時間後の未来の自分のために記憶の片隅くらいにはしまっておこう。
補足として,ラッピングはアシンメトリーなデザインで,機体の左側は「404小隊」,右側は「AR小隊(と,コルト 9mm SMGこと「RO635」。ドルフロ配信時はおそらく未実装だが,M16との近似性から作中でなにやら関係があるとか)」となる。さすがに飛行機ともなるとバスや電車以上に自由が利かないはずなので,記念撮影を考えている人は空港の職員や利用者に迷惑をかけないよう,戦略的な撮影ルートを構築しておくべし。
上の画像は「404小隊の夏休み」をテーマに描かれた,台湾版と韓国版の今夏のログイン画面である。本記事を作るうえでいろいろと調べ回っていたところ,Bahamutにて「ログイン画面の後ろにある飛行機って,今回のラッピング旅客機なんだぜ!」とのユーザー投稿を確認した。はえー,見てる人は見てるもんだ。今後はドルフロユーザーとしてこういう“俺,分かっちゃってるんだよねレース”に負けないように頑張りたい。
ケースそのラスト
「中国の高層ビル」
さて,ここまで紹介してきた「やりすぎだよドルフロ(と少女前線)ランキング」。堂々の1位をキメたのは,中国の超高層ビルをジャックしてしまったデジタルサイネージである。日本でも商用ビルの液晶ビジョンをジャックするくらいなら聞くが,このレベルの発想とそれをやるための建築物となるとてんで知らないので,ただただビックリだ。
こちらは中国版の二周年を記念し,2018年5月に上海にある中国最大規模のショッピングモール「環球港(グローバル・ハーバー)」のランドマーク“環球港ツインタワー”を,少女前線がフルジャックしたときの様子だ。環球港は延べ床面積が48万平方メートルと,東京ドームの面積で言えば約10個分もある。東京ドームも延べ床面積で比較すれば約2.5個分なのだが,ここは建築的な用語マジックだと思って素直に驚いてほしい。
一応,今さらながら中立を気取る編集者なりに水を差すと,環球港では今回のように“アニメやゲームが外壁を全面ジャック”したケースはいくつか例があり,少女前線だけがかつてないほどの偉業を成したわけではない。とはいえ,このクラスの広告施策を打てるってのは,ハッキリ言って怪獣レベルと称して差し支えないだろう。ほらね,“超大作「少女前線」ついに上陸”のキャッチコピーは嘘じゃなかった。
こちらに関しても,サンボーンよりコメントをもらっている。「映像はうまいこと流せるよう工夫しました! “少女前線 二周年”のメッセージをしっかり届けるため,全部で8面の外壁で,常にそれぞれ違う映像になるようにしたんです。4面の外壁が見える場所なら,どこからでも「2名の戦術人形」と「少女前線」と「二周年」が同時に見えるようになっています!」とのこと。また,撮影に関してはドローンを使って空撮したのだとか。クリエイティブの柔軟性が素晴らしい。
なお,デジタルサイネージと言うからには映像を観たい人もいるかと思うので,そういう人はこちらの「bilibili」にアップロードされている公式動画をチェックしてほしい。
以上,英語圏の温度感が把握できなかったのは心残りだが,これまでの少女前線に関する広告風景の一部を紹介してみた。各国では今回挙げたものにかぎらず,ときには「あたり一面が少女前線だらけ」になることもあったという。
最後の締めにともらったサンボーンのコメントでは,「これからまだまだいろんなところで,いっぱい宣伝するつもりです!」とのこと。実に頼もしいかぎりである。まぁその前に我々は,16時間後にドルフロがやりたいんだけどね。早くしなくても,遅くしなくてもいいから,今日の16:00に配信をお願いね!
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(C) SUNBORN Network Technology Co., Ltd. (C) SUNBORN Japan Co., Ltd.
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