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「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」は西武,中日が首位発進。メインスタジアムで行われた6試合の現地レポートをお届け
パワプロ・プロリーグは,PlayStation 4版「実況パワフルプロ野球2018」を競技タイトルとする,「実況パワフルプロ野球」シリーズ初のeスポーツプロリーグだ。セントラル・リーグとパシフィック・リーグの計12チームが全5節のeペナントレースにて順位を競い,各リーグの上位3チームがeリーグ代表決定戦に進出。そこで決定した各リーグの代表チームがe日本シリーズにて日本一の座を懸けて対戦する。
本稿では,その開幕戦にて実施された全18試合のうち,会場のセンタースタジアムで行われた6試合の模様をレポートしよう。
開幕戦のオープニングセレモニーでは,ベリーグッドマンがパワプロ・プロリーグのエンディングテーマ「プレイヤー」を披露 |
真中 満氏,谷繁元信氏,多村仁志氏,黒木知宏氏,ギャオス内藤氏という,そうそうたるプロ野球OBの面々が各試合の解説を務めた(写真は左から黒木氏,真中氏,谷繁氏) |
ついに本日開幕!「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」のプレイヤーズファイルを掲載。12球団36名の選手と試合日程はここでチェック
KONAMIとNPBが共同で開催する「実況パワフルプロ野球」のeスポーツプロリーグ,「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」がいよいよ開幕する。野球観戦のお供「プレイヤーズファイル」を用意したので,12チーム36名の選手と試合日程をここでチェックしよう。
パワプロ・プロリーグ2018公式サイト
この開幕戦の対戦カードは,セ・リーグが巨人vs.阪神,中日vs.ヤクルト,広島vs.DeNA,パ・リーグが日本ハムvs.ソフトバンク,楽天vs.西武,オリックスvs.ロッテ。ゲームのイニング数は6回で,1球団3名で編成された各チームによる,3ゲームずつの対戦が行われた。
全12球団計36名の選手がステージに登壇 |
選手を代表し,パワプロ チャンピオンシップ 2017のチャンピオン・マエピー選手が,「全力でプレーする」と意気込みを見せた |
センタースタジアムで行われたセ・リーグのゲームでは,最初に巨人のてぃーの選手と阪神のベルガモット選手が対戦した。実力の拮抗した両選手の試合は投手戦となり,3回裏でようやくてぃーの選手がこの試合初のヒットで出塁。さらにチャンスを逃さず,犠牲フライで1点を獲得した。一方,ベルガモット選手は4回表でヒット2本,6回表でもヒット1本と同点に追いつくチャンスを作るも,それをうまく生かせず。結果は1-0で巨人が1勝を挙げた。
てぃーの選手は試合後のインタビューで「今後のプレイでは,もっと打っていきたい」「チーム3人で勝ち進んでいきたい」と意気込みを語っていた。巨人vs.阪神は,1勝1敗1分の五分でこの日の対戦を終えている。
中日のでらナゴ!選手とヤクルトのマエピー選手の試合は,序盤から点の取り合いに。1回表ででらナゴ!選手が1点取れば,裏でマエピー選手が2点を獲得。続く2回表では,でらナゴ!選手が2点を取って逆転すると,裏でマエピー選手が同点に追いついた。そんな一進一退の攻防が止まったのは4回表。でらナゴ!選手が一気に攻めて2ランホームランを含め一挙に4点を獲得し,その勢いのまま7-3で中日の連勝を決めた。
でらナゴ!選手は試合後のインタビューにて,前回チャンピオンのマエピー選手に勝利したことや,4回試みた盗塁がすべて成功したことへの喜びを表していた。
1勝ずつで迎えた広島のゴジラ選手とDeNAのAO選手による試合は,ゴジラ選手が1回裏と3回裏に犠牲フライでそれぞれ1点ずつ獲得し2-0で先行。しかし4回表,AO選手が2アウト2塁3塁の状態から3点獲得して逆転すると流れが変わり,さらに5回表で1点追加した。
試合中は終始落ち着いており,要所で巧みなプレーを見せていたゴジラ選手だったが,AO選手の勝負強さが上回る形となり,結果は4-2でDeNAが勝利。AO選手は試合後のインタビューにて,「今後の巨人戦,ヤクルト戦でも集中していきたい」と語った。
パ・リーグのゲームでは,まず日本ハムのビッシュ選手とソフトバンクのさんらいく選手が対戦した。さんらいく選手は1回表,1アウト1塁2塁のチャンスから早々に1点を獲得。その一方で,ビッシュ選手は2回裏にチャンスと見るや積極的に代打と代走を投入して一挙4点を獲得し,さんらいく選手に大きく差を付けた。さんらいく選手も4回表にホームランで1点を返したものの,そのあとのチャンスを生かしきれず,結果4-2で日本ハムが勝利した。
ビッシュ選手は試合後のインタビューで,「チーム3人それぞれの異なる強みを生かして頑張りたい」と話していた。ここで1勝を落としたソフトバンクだが,続く2試合で連勝し2勝1敗で開幕3連戦を終えた。
楽天のねお選手と西武のBOW川選手の試合は,ねお選手が1回表の1アウト1塁3塁のチャンスで4番バッターにスクイズをさせるという,リアルのプロ野球ではまずあり得ない戦術を駆使して1点先取。しかし試合全般は,自身が元投手で,かつ強力な西武打線を操るBOW川選手のペースとなり,ねお選手がなかなかチャンスを見出せないなか,西武が4-2で勝利した。
BOW川選手は試合後のインタビューにて,「リアルのプロ野球では西武が惜しくも日本一を逃したが,このeベースボールでは日本一を目指す」と意気込みを語った。西武はその後の第3試合も勝利し3タテを決めている。
オリックスのみっすん選手とロッテのマツ選手の試合は,みっすん選手の攻守ともに精度の高いプレイがとにかく目立っていた。4回表までマツ選手をノーヒットで抑える一方,みっすん選手は1回裏と3回裏で計3本のホームランを放ち,4回裏では2アウト2塁からのツーベースヒット連続2本で2点を獲得。5回表でようやくマツ選手が初ヒットを打ったかと思えば,その裏でみっすん選手が一気に4点を挙げるという次第で,結果9-0でオリックスの圧勝となった。
みっすん選手は試合後のインタビューで,「今日はすごくピッチングがよかった」と今回の試合を振り返っていた。オリックスはこの1戦で勝ち越しを決めている。
「パワプロ・プロリーグ」日程 / 結果のページ
「パワプロ・プロリーグ」順位表
「パワプロ・プロリーグ」選手個人成績
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