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“年間賞金総額1000万円”の大会「Evoker’s Tournament」の詳細が発表。「トリプルモンスターズ」発表会レポート
こちらでは,以前より告知されていた“年間賞金総額1000万円”の賞金制大会「Evoker’s Tournament」の詳細について語られたほか,新たなコラボ情報なども明らかにされた。
本稿においては,その中で明かされた最新情報を中心として,声優の佐々木未来さん,森嶋秀太さんらも登場した発表会の様子をお伝えしていく。
「トリプルモンスターズ」公式サイト
「トリプルモンスターズ」ダウンロードページ
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発表会の開始時には,ブシロードの木谷氏が登場。簡単な挨拶を済ませつつ,社員やゲスト声優陣に激励を行ったあとに「この放送でトリモンのことをよく知って,より深くゲームを楽しんでいただければと思います」と,視聴者へメッセージを送った。
木谷氏が退場すると,さっそく本作の最新情報の発表がスタートした。最初に紹介されたのは,今後ゲーム中に登場するという3枚のイメージボードだ。用途はまだ非公開とのことなので,どのような形でゲームに反映されるのか,楽しみに待っておこう。
それに続くのは,以前より告知されていた年間賞金総額1000万円の賞金制大会「Evoker’s Tournament」の詳細情報だ。大会は年間を通して2018年8月と同年12月の2回に分けて実施され,予選から本戦までの全行程はオンラインで行われるようだ。
予選の参加人数は無制限で,予選期間内にアリーナをプレイすることで参加可能だ。アリーナ参加者から,今後のアップデートで追加される“レーティング機能”を用いて選出された128名のプレイヤーが,本戦への出場権を得ることができる。
本戦には,レーティング上位100名に加えて,特殊な順位(例:1000位,3333位など)に入ったプレイヤーも28名も“キリ番枠”として参加権を得られるという。敗北してレートが下がってしまっても,キリ番枠を狙って戦いを続けられるというわけだ。
本戦に出場するにあたっては「出場アカウントで5000円以上課金していること」が出場条件となる。ただし,今回の賞金は“上位集中型”ではなく,参加者に可能な限り分散して配布されるという。公式サイトで公開された賞金の詳細を見れば分かる通り,参加できた段階で3万円の賞金獲得は確定しているのだ。
◯8月「Evoker’s Tournament」賞金
・優勝 賞金10万円
・2位 賞金9万円
・3位,4位 賞金8万円
・5位〜8位 賞金7万円
・9位〜16位 賞金6万円
・17位〜32位 賞金5万円
・33位〜64位 賞金4万円
・56位〜128位 賞金3万円
参加条件となる課金は,本戦への出場が決まった後でも問題ないようだ。予選参加自体は無料なので,まずは気軽に参加しつつ,本戦への出場が決まったら課金を考えてみるのも良いだろう。
大会の発表に続いては,今後ゲーム内で実施されるコラボ情報が公開された。こちらで発表されたコラボ作品は,ブシロードTCGのPRキャラクター「カードゲームしよ子」,カナバングラフィックスによるアニメ「イナズマデリバリー」,そして「探偵オペラ ミルキィホームズ」の3タイトルだ。
これらのコラボ作品がどのようにゲーム中に登場するのかなど,詳細はまだ未定となっている。各作品のファンは,今後の発表に期待しよう。
各種発表が終了すると,お次は「トリモン三銃士」なるトリモンプレイヤーたち呼び込まれた。
トリモン三銃士として登場したのは,同社が展開するTCG「カードファイト!!ヴァンガード」で伝道師役を務めたドクター・オー氏,同じく「ヴァイスシュヴァルツ」のプロデューサーである堀井氏,ブシロードTCGのプロモーションプロデューサーである田中ブンケイ氏の3名だ。
いずれも社内外で特にトリモンを多く遊んでいるプレイヤーのようで,今後はプロモーション活動の一環としてイベントなどに登場するようだ。本作のプレイヤーは,彼らトリモン三銃士と対戦する機会があるかもしれない。
ドクター・オー氏
「ヴァイスシュヴァルツ」プロデューサーの堀井氏
ブシロードTCGプロモーションプロデューサーの田中ブンケイ氏
そして最後には,リアルカードショップ店での店舗大会が7月より開催予定であることが明らかにされた。詳細は追って公開されるとのことなので,オフラインで顔を合わせて対戦を楽しみたいという人は参加してみよう。
以上で発表会は終了となった。今回の様子はYouTube Live(https://www.youtube.com/watch?v=uVPej-_-4FA)などで配信が行われていた。実際のトーク内容などが気になる人は,アーカイブを視聴してみよう。
また,本作はゲーム外においても積極的に活動が行われており,5月26日には音楽ライブ「Triple Monsters LIVE -EVOKE-」や,CDリリースイベントなどが控えている。これらの詳細が気になる人は,公式サイトをチェックだ。
イベントの終了後には本作のプロデューサーである杉山Pへの質疑応答の時間も設けられたので,本稿の最後にその内容を掲載する。今回発表されたEvoker’s Tournamentの詳細についても語られているので,合わせて読み進めてほしい。
――「トリプルモンスターズ」配信から1か月ほどになりますが,反響はいかがですか。
杉山P:
「カードファイト!! ヴァンガード」など,弊社のIPをコラボという形で使わせていただいて,その点の評判が非常に良いですね。他社さんとのコラボも検討していますので,将来的には色々なコンテンツが作中で楽しめるようになる予定です。
数字の面で言えば,計画通りに順調な推移を見せていますね。これからの活動で,さらにこのコンテンツを伸ばしていければ,と考えています。
――大会用に何らかのレギュレーションを用意する予定はありますか。
杉山P:
いえ,大会の開催時点で手に入るカードはすべて使用可能とする予定です。ルールに関しては調整中の部分もありますので,決定後に公式サイト等でご確認いただく形になります。
――なぜEvoker’s Tournamentの参加人数が128名になったのかという点と,賞金の配布形式が現在の形になった理由をお聞かせください。
杉山P:
弊社では横に広く賞金を出し,参加することを目的にしていただくためです。また,景品表示法の問題で賞金を出せる上限がありますので,それに合わせて1000万円という金額を分割した結果とも言えますね。
――今回の大会は,いわゆるe-Sportとして捉えられているのでしょうか。
杉山P:
いえ,より多くの人に気軽にご参加いただくことが目的ですので,現状そういった認識はありません。そういった方向性を用いる案もありましたが,e-Sportというと敷居が高く感じられてしまう部分があるので……。裾野を広げるという意味では,現在の形が良いかと考えています。
――大会はオンラインで完結するとのことですが,試合の観戦などは可能ですか? また,配信機能などを整備する予定はありますでしょうか。
杉山P:
観戦については専用の番組を作る予定ですが,先程お話した通り調整中の部分もありますので,決まり次第公開する形になります。
また,配信機能についてはすでに制作が進んでいますので,早ければ今月中〜来月前半には公開できるスケジュールで動いています。
――来年以降も大会を実施する予定はありますか。
杉山P:
現状は決まっていません。1回目の反響を見て,その時点で次回の開催を検討する形になると思います。
広報のジョニーさん(左),「トリプルモンスターズ」プロデューサーの杉山氏(中),広報のキャサリンさん(右)
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