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印刷2019/08/14 11:30

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【PR】日本最強の称号を手にしたのは「ちーむえーけー!!」。東西の強豪チームが集結した「荒野Championship-元年の戦い」王者決定戦をレポート

会場となったベルサール高田馬場
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 NetEase Gamesは2019年8月12日,バトルロイヤルゲーム「荒野行動-Knives Out-」iOS / Android)では初となるeスポーツイベント「荒野Championship-元年の戦い」の決勝大会にあたる“荒野王者決定戦”を,東京のベルサール高田馬場で開催した。

 「荒野Championship-元年の戦い」は,ソニーモバイルコミュ二ケーションズ,TikTok,Logicool,DXRACER,BZiTA,楽天コレクション,楽天チケット,Rakuten LIVEの8社が協賛。エントリーチーム数は約9万で総参加人数は50万人以上という,日本のeスポーツ業界において最大規模の全国大会だ。

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 荒野王者決定戦には,7月7日に行われた“西日本王者決定戦”と,7月21日の“東日本王者決定戦”,そして“荒野HIGHシーズン2”で勝ち進んだ計20チームが出場。ここで優勝したチームには1000万円の賞金と,専用のゲーム内カスタマイズアイテムが進呈される。

 東西で行われた大会の様子は,4Gamerでレポートを掲載している。それぞれの大会で活躍したチームを知りたい人は,ぜひそちらも合わせてチェックしてみてほしい。

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 NetEase Gamesは2019年7月7日,同社によるスマートフォン向けバトルロイヤルゲーム「荒野行動-Knives Out-」において,初となるeスポーツイベント「荒野Championship-元年の戦い」の“西日本王者決定戦”を,大阪の堂島リバーフォーラムで開催した。その内容を本稿でレポートしよう。

[2019/07/08 20:43]
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 NetEase Gamesは2019年7月21日,バトルロイヤルゲーム「荒野行動-Knives Out-」としては初のeスポーツイベント「荒野Championship-元年の戦い」の“東日本王者決定戦”を,都内で開催した。激戦が繰り広げられた今回の大会を本稿でレポートしよう。

[2019/07/22 20:53]

「荒野Championship-元年の戦い」公式サイト


 オンライン配信のみで観戦できた西日本・東日本大会とは異なり,今回の決勝大会は会場に多数の観戦席が整備され,日本最高峰の戦いをひと目観ようと多くのファンが詰めかけた。

 また,「荒野行動」のグッズを販売する物販エリアのほか,タトゥーシールを使った簡易タトゥーや公式コスプレイヤーの記念撮影といった,来場者が楽しめるさまざまなアトラクションが設置されていたのも,決勝大会ならではの特徴だ。ファンエリアのアトラクションはいずれも無料で体験でき,大会が開始される直前までファン同士で交流が行われていた。

本大会で選手が使う端末「Xperia 1」を使用し,体験プレイできるコーナーも
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タトゥーブースでは,シールを使って簡単にはがせる簡易タトゥーが楽しめた
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各ブースにはスタンプが設置されており,これを集めることでさまざまなグッズと交換できた
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 選手たちが最後の戦いを繰り広げる会場では,東西の予選を勝ち抜いた各チームを両翼に配置し,中央には巨大な観戦用スクリーンが設けられていた。東は青,西は赤のライティングで照らし出され,そのデザインから,日本国内の“東西対決”を印象付けた格好だ。

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実況,解説は柴田将平氏とBocky氏が務めた。幅広い知識と鋭い視点で,適切に注目選手や試合状況を知らせ,試合を盛り上げてくれた
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大会の開幕とともに西日本王者決定戦のパフォーマーとしても出演したブレイクダンスチーム「MORTAL COMBAT」がステージに登場し,オープニングパフォーマンスを披露した
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 3ラウンドの合計ポイントを集計する形式だった東西大会とは異なり,決勝大会では試合が5ラウンド行われる。1〜3ラウンド目までのマップは先の大会と同様だが,4〜5ラウンド目のマップは公式Twitterでの投票で決定される形となる。

 これまでの大会を観てきた人は承知のとおり,上位で生き残ったチームにポイントが振り分けられるほか,キル・ショットごとに配布される5ポイントも重要な役割を果たす。各チームがどちらで得点を稼ぐかも,試合観戦におけるポイントになっていた。

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 それでは試合の様子を見ていこう。記念すべき第1試合の舞台は,建物が多く起伏が激しいために各地で戦いが発生しやすい「嵐の半島」。安全地帯はマップ左上を中心に展開され,多くのチームが範囲外から安全地帯を目指す形に。そうしたマップの特性を活かして装備の収集を続け,序盤は誰ひとりとして脱落しないまま1回目の安全地帯の縮小が発生するという静かな立ち上がりとなった。

 続く2回目の安全地帯縮小もマップ上部に範囲が寄った結果,安全地帯の多くを海が占めるという手狭な戦場となり,その後はさらに海の孤島に向けて縮小が進んでしまう。あとから安全地帯に入るのは難しいと判断した各チームは,キルポイントを狙って戦闘を開始。一気にチームメンバーがバタバタと倒れていく怒涛の展開に。

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 最後は「抜く組」や「気持ちぃ」などの孤島に渡っていたチーム同士の戦いとなるが,その裏には「爪楊枝建築倶楽部」の唯一の生き残り“君の心に俺注入選手”が岩陰に潜んでいた。「抜く組」が孤島での激戦を制したそのとき,君の心に俺注入選手が待ちに待った一瞬のチャンスを見事につかんでチームを1位に導く。

チームで11キルを得た「DgGZWEI」が第2位につける。優勝候補と見られていたチームが下位に甘んじるなど,早くも予想外の展開が繰り広げられる
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 2戦目が行われるのは,高い山々が特徴的な「激戦野原」。建物がやや少なく,装備が揃いきっていない序盤から各地で小競り合いが発生し,1戦目とはうってかわって激しい射撃戦が多く見られた。

 6段階の縮小では建物のない丘が安全地帯となり,そこに生き残ったチームが流れ込む。乱戦を制した「対あり≠」と「Secret」と「Eras」の三つ巴となり,最後には東日本予選でも近いシチュエーションを切り抜けた「Eras」が勝利を掴んだ。

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 ビルが林立する「東京決戦」で行われる3試合目は,ややキルポイントを稼ぎにくい戦いとなる。今までの試合とは少し異なる立ち回りが必要となるため,東西の予選でもさまざまな番狂わせが起こってきたマップだ。

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 安全地帯は北西(新宿)寄りとなり,建物を活用した戦いが繰り広げられる。最後には「BsT」「ちーむえーけー!!」「時代は」の3チームが建物を挟んで睨み合う展開に。中央で待ち構えるチーム「BsT」が優位かと思われたが,「BsT」と「時代は」がぶつかり合った瞬間を狙って攻勢をかけた「ちーむえーけー!!」が撃ち合いを制して勝利。1試合目と2試合目では惜しくも早期に脱落してしまった「ちーむえーけー!!」だが,ここで優勝争いに食らいつくことに成功する。

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怒涛の14キルを叩き出し,生存順位の得点と合わせて一気にポイントを獲得し,3試合目時点での総合1位に躍り出た
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 投票で決定した第4試合のマップは「激戦野原」。第2試合と同じく,序盤から建物を挟んでの激しい戦いが各所で頻発し,開始から数分で脱落者が出始め,1回目の安全地帯の縮小が始まる頃には6チームが脱落する混戦へと発展する。

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 エリア縮小の5段階目に,戦場が建物も起伏も少ない平地となる。生き残ったチームの中で建物を確保した「対あり≠」が優勢に見えたが,そこに「Risky」が突入して建物の支配権を奪い取った。複数のメンバーが生き残る「BsT」と「Risky」が戦い,横に潜む「ちーむえーけー!!」が密かに狙うという1試合目を思わせる展開に。最後は意を決して建物を捨てて戦いを挑んだ「Risky」が勝者となった。

キルポイントと順位ポイントで3試合目に得たリードをさらに広げ,2位と50点差をつける「ちーむえーけー!!」。2位以下のチームが逆転を狙う構図となる
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 そして運命の5試合目,最後の戦いの舞台となったのは「嵐の半島」だ。安全地帯はやや西寄りの中央へと収束していき,1試合目と同じように静かな立ち上がりを見せる。

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 状況が動いたのは,安全地帯の縮小4段階目のタイミングだ。複数の乗り物を活用して移動する「ちーむえーけー!!」は捨て身の足止めを受けつつも,これを見事な対応力でいなして生存。その後,多数のチームから奇襲を受けて脱落するも,応戦によって多数のキルポイントを稼いでいた。

 強豪チームが残る最後の乱戦を制したのは,リスクを省みない果敢な戦いを挑みながらも4人が生存した「Risky」。それぞれ1人だけ残った「DgGZWEI」と「96〒」が戦いを挑むも,守りに入らず積極的な攻勢を仕掛けた「Risky」が生き残り,2試合続けて勝利をつかみ取った。

攻めに攻めた「Risky」が13キル,「DgGZWEI」が12キルという記録を叩き出し,トッププレイヤーの意地を見せつけた
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 5試合の総合獲得ポイントで総合優勝に輝いたのは,第3戦から他を圧倒する怒涛の巻き返しを見せた「ちーむえーけー!!」だ。優勝した「ちーむえーけー!!」には,賞金1000万円と優勝リング,トロフィーが進呈された。

優勝をつかんだ「ちーむえーけー!!」は,平均年齢18歳の若年チーム。試合終了後に行われた合同インタビューで,リーダーのAk_えけえむ選手は「今後も変わらずに(荒野行動を)楽しんでいきたい」と語っていた
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第2位は「Risky」,第3位は「DgGZWEI」が入賞。それぞれ賞金として第2位に400万円,第3位に200万円が手渡された
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最多キルを記録したプレイヤーに贈られる称号「キルマシーン賞」は,「ちーむえーけー!!」のAk_Masα選手,「DgGZWEI」のDgGärus選手とDgGshu*選手の3名が同率で受賞。賞金の20万円は山分けされることに
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※2019年8月16日追記。
荒野CHAMPIONSHIP 事務所の発表によると,チーム「DgGteamEINS」および「DgGZWEI」が“試合の公平性に妨害する行為”を行ったとして,両チームの荒野王者決定戦でのチーム戦績が取り消しとなった。戦績の取り消しにあたり最終順位の繰り上げが行われる。


 これまでの大会と同様,本大会の様子はYouTube Liveなどで配信が行われており,あとからでもその様子を視聴可能だ。それぞれの試合でどんな読み合いが繰り広げられたかを実際に観てみたい人は,ぜひ映像でその様子を確認してほしい。

大会の合間にはレクリエーションラウンドとして,東西の大会で行われた「最強スナイパー」と「最強空挺兵」の優勝者を決める“決定戦”や,視聴者や来場者が参加できるクイズ「最強頭脳選抜戦/決定戦」も実施。単に対戦を観戦するだけでなく,視聴者や来場者がイベント全体を楽しめる工夫を感じられた
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