企画記事
グラブル10周年の歩みを振り返る。年ごとに実施された大型アップデート内容やトピックスで思い出に浸ろう
そんななかスマートフォンのブラウザ向けゲームとして配信されたグラブルだが,配信後2か月ほどで登録プレイヤー数は100万人を超え,高い人気を獲得していった……らしい。らしいというのは,自身は当時プレイしておらず,友人が楽しそうに遊んでいたのを横目に見ているくらいだったからだ。
今も昔もゲームはいくらでも新作が出るし,自分が気にいったものを遊べばいい。ソーシャルゲームの流行り廃りは一過性が多いし,グラブルもすぐに人気が落ち着くだろう……と思っていたのだが,人気にかげりが出ることはなく,自身も友人の誘いもあってついに騎空士デビューした。その当時に実施されていたイベントは「とりまトッポブで。」(2016年4月開催)で,想像よりも軟派なゲームなのかも? と思ったことを覚えている。
騎空士のみなさんは自身が空に冒険に出た日を,冒険のなかで起こったさまざまな思い出を覚えているだろうか。本稿では,年ごとに実施された大型アップデート内容やトピックをまとめて紹介していく。すべてまとめると膨大な量になるので一部となるが,懐かしい思い出に浸ってくれれば幸いだ。
「グランブルーファンタジー」公式サイト
サービス開始〜1周年
2014年3月10日〜2015年3月10日サービス開始から2年ほどは未プレイだったので,お知らせをまとめさせてもらうが,5月にPCで遊べるGoogle Chrome版アプリが配信され,その後5月22日に登録プレイヤー数が100万人を突破している。
さらに6月には今でもガチャの回し時とされる「レジェンドフェス」がゲームリリース100日記念として実施され,さらに「第1回「決戦!星の古戦場」も同月に実施されている。今でも続く文化が初年度から形成されているのも驚きの一言だ。
また,多くの騎空士がお世話になったであろう,ティアマト・マグナやユグドラシル・マグナといったマグナシリーズも1年目に実装されており,好きなキャラや召喚石を獲得できる「サプライズ!!スペシャルガチャセット」も10月に登場している。
1周年〜2周年
2015年3月10日〜2016年3月10日2015年3月に1周年を迎えたグラブルだが,1周年を記念した大型アップデートとして,マルチバトル「邂逅、黒銀の翼」が実装され,それに伴い「バハムートウェポン」も登場した。また,このタイミングで編成パーティが5枠から6枠に拡張されている。
そして4月には,今でも人気が高く活躍を続ける「十天衆」が実装された。同時に今でも続くイベント「四象降臨」も始まっている。
2周年〜3周年
2016年3月10日〜2017年3月10日2周年を迎えたタイミングで実装された新マルチバトルが「降臨、調停の翼」と「邂逅、黒銀の翼HL」だ。当時まだ新米騎空士だった筆者(プレイ開始は4月)は,迷惑かけたくないな……と参加するのに尻込みしたことを覚えている。
また,2周年アップデートでは,クラスIVジョブとなる「ベルセルク」「セージ」が登場し,その後「スパルタ」「ウォーロック」……と段階を経て上位職が追加されていった。
6月には新たなマルチバトル「震天の境界、黄昏の最果(黄龍)」と「靂天の境界、紫電の黎明(黒麒麟)」が実装された。実装当初は宝晶石がドロップするとても美味しいマルチバトルだったが,残念ながら翌年にドロップ内容は調整されている。
3周年〜4周年
2017年3月10日〜2018年3月10日3周年の直前となる3月1日には,シナリオイベント「どうして空は蒼いのか」で,ルリアが待望のプレイアブル化された。3周年当日には,新たなクエストの「四大天司」が追加され,合わせて「セラフィックウェポン(天司武器)」も登場した。
7月には,新しいマルチバトル「神撃、究極の竜(アルティメットバハムート)」と「神撃、究極の竜HL」が登場した。とくにHLは6人マルチバトルの最難関コンテンツとして実装され,以降に続く「ダークラプチャーHARD」「バース・オブ・ニューキング」など高難度マルチバトルの先駆けとなった。
そのほか,11月にはもともとはイベントコンテンツとして実装された「アーカルムの転世」がソロコンテンツ向けにリニューアルして登場した。また,グラブルの大型オフラインイベント「グラブルフェス」もこの年に初開催された。
4周年〜5周年
2018年3月10日〜2019年3月10日4周年記念イベント「失楽園 どうして空は蒼いのか Part.II」では,グラブルでもとくに高い人気を誇るサンダルフォンがプレイアブルキャラクターとして初登場。また,同じく人気キャラクターのベリアルも初登場した。
4周年のタイミングでは,新マルチバトルとして「シヴァHL」「エウロペHL」などが追加された。また,方陣スキルを持つマグナ武器とマグナ召喚石が最終上限解放され,この時期は「マグナ編成」が猛威を奮うことに。
そのほかのトピックとしては,12月にアーカーシャと戦うハイレベルマルチバトル「崩天、虚空の兆」が登場し,新しい強力な武器となる「虚ろなる神器」シリーズが追加された。
5周年〜6周年
2019年3月10日〜2020年3月10日5周年アップデートの最大のトピックは,「アーカルムの十賢者」の実装だろう。十天衆の加入同様にとても長い道のりになるが,強力な性能を誇り,今でも多くのパーティで活躍を見せてくれている。
4月には「神撃、究極の竜HL」を超える高難度コンテンツの「ダーク・ラプチャーHARD(ルシファーHARD)」が追加され,同時に圧倒的性能の新武器「終末の神器」シリーズも登場した。
また,10月には便利すぎる機能である「フルオート機能」が実装された。これにより日々の作業や古戦場は効率化が図られることになり,さらにフルオート向け編成の模索もプレイヤー間で活発に行われるようになった。
6周年〜7周年
2020年3月10日〜2021年3月10日6周年では,「ガードシステム」と「予兆演出」などを追加した新バトルシステムの「Ver.2」が実装され,初めての対応コンテンツとして「リンドヴルムHL」が登場した。
また,5月には,「Ver.2」仕様の高難度マルチバトル「バース・オブ・ニューキング(ベルゼバブHL)」が実装,あわせて強力な新武器「アストラルウェポン」が追加された。
6周年アップデートでは,新しいシングルバトルの「六竜討伐戦」が追加されたが,その後7月に高難度マルチバトルとして「六竜HL」が登場し,あわせて同クエストでドロップする「アンセスタル」シリーズが追加された。
7周年〜8周年
2021年3月10日〜2022年3月10日7周年アップデートでは,十賢者に新強化コンテンツ「至賢の領域」を追加したほか,「バトルシステム Ver.2」にオートガード機能を追加,一部キャラクターやリミテッド武器のバランス調整するなど,細々とした調整が施された。
大きなトピックとしては,高難度マルチバトルとして,6月に「狡知の堕天使(ベリアルHL)」が,12月に「進撃せし蒼き究極の龍(スーパーアルティメットバハムート)」が登場した。
とくに後者のスーパーアルティメットバハムート戦は,当時の最高難度マルチバトルだった「ダーク・ラプチャーHARD」を大幅に超える難度という触れ込みで登場したもので,追加同日のアップデートで11本目以降の武器としてバハムートウェポンやオメガウェポンなどを編成して戦える仕様となっていた。
8周年〜9周年
2022年3月10日〜2023年3月10日8周年アップデートでは,現時点での最上位職となるクラスVジョブとして,「ヴァイキング」と「パラディン」が実装された。さまざまな場面で使える高い性能に加え,パラディンが新アイテムの「盾」を装備できるなど,独自性の高いシステムも備わっている。
この年の大きなトピックでは,6月に追加された新高難度マルチバトル「ディアスポラHL」の追加と,12月に登場した「ルミナス」シリーズの2つ。
前者は,属性ごとの高難度マルチバトルとして追加されたもので,以降,ムゲンHL,ジークフリートHL,アガスティアHL,シエテHL,コスモスHLと追加され6属性が揃っている。
12月に登場したルミナスシリーズは,ゴールドムーンを150個消費して獲得する通称,石油武器の新たなラインナップ。いずれも強力な武器となっているが,そのなかでもエレシュキガル,フルンティング,黒漆太刀などはとくに人気が高く,獲得を目指している騎空士は多い。
そのほか,召喚石の「天司」シリーズの最終上限解放,「新世界の礎」シリーズに5段階目の上限解放段階の追加,召喚石「バハムート」に限界超越が追加されるなど,戦力を底上げできるアップデートも豊富に実施された。
9周年〜10周年
2023年3月10日〜2024年3月直近の周年となった9周年アップデートでは,一部リミテッド武器を対象にした覚醒Lvの強化システムや,一部ジョブを対象にした新強化コンテンツ「極致の証」,召喚石「六竜」シリーズの最終上限解放,召喚石「ルシフェル」の限界超越の追加など,非常に多くのアップデートが実施された。
9周年はトピックが多く,大きなところでは十賢者に最終上限解放が追加された。レプリカルドサンドボックスの新エリアの追加と共に実装されたもので,以前よりもさらに強力な性能となり,多くの場面で活躍を見せてくれている。
利便性を高める機能としては,5月にフルオート機能のアップデートが実施され,使用したいアビリティのON/OFF,クイック召喚の発動などが実装された。そのほか,2022年に追加されたマグナシリーズとの戦闘をスキップできる「マグナ Pro」に続いて,討滅戦やプライマルシリーズ,マグナHLをスキップできる各種「Pro」が追加された。
そのほか,新コンテンツも9周年は豊富で,5月に「エクスシリーズ」が登場する新イベント「神滅戦」が,7月に新マルチバトル「レギオン・ヴォイドHL」が,10月に新たな最高難度マルチバトル「天元たる六色の理」が,そして直近の2月に「天元たる六色の理」と同等の難度となるマルチバトル「ダーク・ラプチャー・ゼロ」が追加された。
10周年以降も空の旅は続いていく
今回グラブル10年の歩みを簡単に振り返ってみたが,いかがだったろうか。記事を作成するにあたり,何人かの友人と過去を振り返ったり,直近のトピックを洗ったりしたが,思い出がいろいろと蘇ってきて,ノスタルジックな気持ちになってしまった。
筆者は完全に重度のゲーマーなので,思い出には必ずそのときに遊んでいたゲームが付随してくる。マグナ編成が完成した友人に自発してもらったていたこと,友人とDiscordで通話しながら古戦場を戦い抜いたこと,高難度マルチバトルを協力してクリアしたこと,初めてヒヒイロカネがドロップしたこと,10年前のことはあまり思い出せないが,10年前(筆者の場合8年だが)にゲームで起こったことはよく覚えている。
特別10年経ったからといって何が起こるわけでもないし,グランサイファー一行の空の旅路はこれからも続いていく。ただ,少しだけ足を止めて,懐かしい記憶に思いを馳せてみてはどうだろうか。
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