インタビュー
「リネージュ2M」,待望の大規模対戦コンテンツ「攻城戦」が近日実装。日本プロデューサーにインタビュー
「リネージュ2M」公式サイト
「リネージュ2M」サテライトサイト
「リネージュ2M」ダウンロードページ
「リネージュ2M」ダウンロードページ
「クロニクルI」実装の反響と手応え
柴田氏:
あらためまして,日本プロデューサーの柴田です。よろしくお願いいたします。
4Gamer:
「リネージュ2M」のサービスインから約3か月が経過しました。現在の心境はいかがでしょうか。
柴田氏:
運営体制もある程度は安定してきました。つい先日,大型アップデート「クロニクルI. 象牙の塔の賢者たち」も無事にスタートでき,ほっとしています。
「リネージュ2M」の大型アップデート「クロニクルI. 象牙の塔の賢者たち」の概要を紹介。物語は新領地「オーレン」へと舞台を移す
NCSOFTがサービス中の“次世代オープンワールドオンラインRPG”「リネージュ2M」で,大型アップデート「クロニクルI. 象牙の塔の賢者たち」が2021年6月10日に実施された。“光の継承者”の活躍を描くメインストーリーは第5章に突入し,新たな領地「オーレン」へと舞台を移す。
4Gamer:
大型アップデートについて,どのような反響がありましたか。
柴田氏:
新しい狩り場の登場で,既存の狩り場の混雑が若干緩和され,全体的に好印象の声をいただいています。また,新しいボスやアイテム,コレクションも数多く実装されたため,やることが増えたといううれしい悲鳴もありました。
4Gamer:
このインタビューが掲載されるころには新たな武器「槍」も追加されているかと思いますが,こちらはどのような特徴を持っているのでしょうか。
「リネージュ2M」近日アップデート予定の新武器「槍」特設サイトがオープン。開催中のイベント情報も掲載
NCSOFTは,“次世代オープンワールドオンラインRPG”「リネージュ2M」において,2021年6月23日のアップデートで実装される新武器「槍」の特設サイトをオープンした。2つのモードを切り替えて戦う槍の特徴や詳細が紹介されている。
柴田氏:
「槍」はどちらかというと,対人戦よりも狩りに向いた武器となります。「バスター」と「フォーカス」という2種類のモードを切り替えて戦えるのが特徴で,同じスキルを発動した場合でも,モードによって効果が異なります。
4Gamer:
「バスター」と「フォーカス」はどう違うのでしょうか。
柴田氏:
「バスター」は,複数の敵を攻撃することが得意なモードなので,敵の数が多いときに使っていきたいモードとなります。
もう一方の「フォーカス」は,単体の敵に対して高い攻撃性能を発揮するため,弱い敵が多くいるところでは「バスター」,敵が強い場所では「フォーカス」に切り替えれば,素早く敵を片付けられると思いますね。
「バスター モード」 |
「フォーカス モード」 |
4Gamer:
なるほど。大型アップデート関連では,「リネージュ」や「リネージュ2」のファンなら聞き覚えがある「象牙の塔」も追加予定ですが,「リネージュ2M」ではどのようなロケーションになりますか。
柴田氏:
本作の「象牙の塔」は,難度が高い新たな狩り場として登場します。その難しさの反面,モンスターからは貴重なアイテムがドロップする予定です。ぜひキャラクターを強化しつつ,実装を楽しみにお待ちいただければ幸いです。
「攻城戦」には「血盟」メンバー以外も参戦可能!
4Gamer:
直近の大型アップデートの中でも,最大のホットトピックスは「攻城戦」かと思います。4Gamer読者であれば,このワードからなんとなく想像はできると思いますが,本作における「攻城戦」について,あらためてお聞かせください。
柴田氏:
「攻城戦」は,「血盟」同士が城の所有権を争う大規模対戦コンテンツとなります。該当の「血盟」が募集をかければ,攻城戦に参加しないほかの「血盟」のプレイヤー個人が応募し,「傭兵」として参加することも可能です。
4Gamer:
「攻城戦」自体はどのような流れで進行していくのでしょうか。
柴田氏:
「攻城戦」の文字どおり,城を攻める戦いになりますので,まずは城門を破壊して外城内部に侵攻し,守護石の破壊を目指すことになります。守護石を破壊すると内城に通じるゲートが活性化され,玉座がある内部に入ることができます。そしてたどり着いた玉座に「血盟主」が刻印して,時間内まで守り抜けた「血盟」が勝者となります。
反対に防衛側は,城門や守護石を狙いに来る敵をいかに迎撃するか,玉座を奪われないようにするかがポイントです。
城の通路はいくつかに分かれていますので,どのルートや場所に戦力を集中させるかが両者にとって重要です。プレイヤーキャラが集まって道をふさぐことも可能なので,戦略性は非常に高いと言えます。
4Gamer:
「攻城戦」の勝者となり,城を手に入れると,どのような恩恵を得られますか。
柴田氏:
手に入れた城には「血盟」のメンバーが血盟アジトのような形で集まれます。そして勝利時には「ダイヤ」と「アデナ」を獲得できます。「ダイヤ」は取引所の手数料の一部から,「アデナ」は村にいる各商人の手数料の一部からそれぞれ徴収となります。
4Gamer:
「攻城戦」の勝者は以降の「城税率」を設定できるのも大きな魅力ですよね。
柴田氏:
「城税率」は「血盟主」が1度だけ設定できます。低く設定すれば利益は減ってしまいますが,高く設定すれば多くの方からの反発を招き,次の「攻城戦」で狙われてしまうかもしれません。
この設定一つで情勢を左右することにもなりかねないので,「血盟主」の腕の見せどころになります。
4Gamer:
先ほどチラっと触れられた「傭兵」は,攻める側の「血盟主」が雇用できるとのことでした。具体的にはどういったシステムなのでしょうか。
柴田氏:
城を攻める側の「血盟主」は,「ダイヤ」を褒賞に設定することで,ほかの「血盟」のプレイヤーキャラを「傭兵」として一定数まで雇用できます。「傭兵」として参加する人も当然,「攻城戦」に参加可能となります。「攻城戦」に参加しない「血盟」に入っていても,誰でも大規模戦闘を楽しめる要素でもありますね。
4Gamer:
つまり,「城税率」をあまりに高く設定してしまうと,「是正しよう」と考えたプレイヤーキャラの多くが,「傭兵」として敵になる可能性も生まれるわけですか。
柴田氏:
その結果,傭兵の雇い主だった「血盟」も,「城税率」を高く設定するという可能性もありますが……(笑)。今回実装予定の「攻城戦」は,有力な「血盟」間のバランスや,各「血盟」の評判が変化するきっかけとなるかもしれません。
4Gamer:
ちなみに「傭兵」は,戦場での「貢献度」に応じて報酬の「ダイヤ」の量が変わるそうですが,これはどのような形で評価されるのでしょうか。
柴田氏:
「貢献度」は,敵に与えたダメージや,敵から受けたダメージをベースに算定されます。要は戦場で活躍するほど「貢献度」は伸びやすくなるでしょう。
4Gamer:
ありがとうございました。最後に「攻城戦」の実装を楽しみに待つ人に向けて,一言いただければ幸いです。
柴田氏:
「攻城戦」は,「リネージュ」シリーズを代表する最大規模の戦闘を体験可能なコンテンツです。「攻城戦」に向けてレベル上げや装備の強化,スキルの習得をしつつ,実装後は「血盟」の仲間と協力して城を狙ってもいいですし,「傭兵」として気ままに参戦するというプレイも楽しめるでしょう。
今後も続々と大きなアップデートや新コンテンツ実装を予定しておりますので,引き続き「リネージュ2M」を,どうぞよろしくお願いいたします。
──2021年6月18日収録。
「リネージュ2M」“血盟”に参加して,仲間と冒険しよう! リネ2Mをもっと楽しむクラン加入ガイド
NCSOFTの次世代オープンワールドRPG「リネージュ2M」の“血盟”に注目! 同じ志のプレイヤー同士で集まり,気の合う仲間たちと一緒に冒険すれば,モチベーションは上がるし,血盟の規模次第で強さも底上げできるしと,至れり尽くせりだ。
「リネージュ2M」公式サイト
「リネージュ2M」サテライトサイト
「リネージュ2M」ダウンロードページ
「リネージュ2M」ダウンロードページ
キーワード
(C) NCSOFT Corporation. Certain rights granted to NC Japan K.K. All Rights Reserved.
(C) NCSOFT Corporation. Certain rights granted to NC Japan K.K. All Rights Reserved.
COPYRIGHT 2019, NCSOFT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.