プレイレポート
[G-Star 2017]アニメ風グラフィックスの「KurtzPel」は,2種のクラスを組み合わせて戦う2vs.2の“デュアルアクションバトル”
本作は,トゥーンレンダリングを用いたグラフィックスが特徴的なオンライン対戦アクションだ。ジャンルは“デュアルアクションバトル”(おそらく,参加人数や後述するクラスシステムからデュアルなのだと思われる)で,開発には「Unreal Engine 4」を使用しているとのこと。
会場には,キャラメイクから体験できる試遊台が置かれていた。
キャラメイクは,「森の中にある木と森全体,あなたはどちらを見ますか」「理屈と感性どちらで物事を判断しますか」といった簡単な心理テストのようなものから始まる。この回答によってキャラメイクの初期設定が変わるようだ。もちろん,手動でのキャラメイクも行える。
本作には3つの種族が登場するようだが,今回選べたのは人間タイプのみ。顔や目,髪形などのパーツを選んで,あとは体全体の筋肉量などをスライダーで決定する,割とシンプルなタイプのキャラメイクだ。
ただし,ところどころで並々ならぬこだわりが感じられた。筆者は女性キャラクターを選択したのだが,いきなり下着状態で設定が始まったうえに,ひととおり外見の項目を決め終えると,最後に胸とお尻のサイズ,胸の角度,そしておそらくお尻の柔らかさ(見た目に変化がなかったので,詳細は不明)を設定する,4つの専用スライダーが登場したのだ。
外見を設定したら,クラスを決める。本作のクラスは「Dance of Wind」(弓),「Sword of Talaimh」(大剣),「Diabolic Witch」(魔法),「Dual Soul」(二刀流)の4種類があり,このうち2つを選択して,戦闘中自由に切り替えていく。
クラスごとに,3つのスキル+ゲージを溜めて放つ必殺技が用意されているので,2クラス分の6スキルと2つの必殺技を駆使して戦っていくのだ。
操作の様子はムービーが公開されているので,こちらを確認すると分かりやすいだろう。
今回体験できた対戦モードは,チームデスマッチと,マップ上の旗を確保して倒されずに保持していると得られるポイントを競うモードの2種類。どちらも2vs.2の形式になっており,このあたりも“デュアル”ということだろう。
戦闘はスピード感があって爽快だが,敵から直撃をもらうと倒れるまで大きな硬直が発生し,攻撃を食らい続けることになる。スキルのモーションも長いので,とにかく手痛い攻撃を避ける立ち回りが必要になりそうだ。
おそらく,この硬直の長さは「ピンチになったら味方に助けてもらえ」ということなのだろう。味方との連携が何よりも重要になるはずだ。
対応言語は韓国語,英語とされており,日本で展開されるのかは今のところ分からないが,対戦アクション好きだけでなく,グラフィックスに惹かれる人も多いかと思うので,続報に期待したい。
「KurtzPel」公式サイト
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