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Nintendo Switchに作曲ソフト「KORG Gadget」が登場。複数人プレイなど独自要素を搭載して2018年春にリリース予定
本作は,Mac/iOSでリリースされているDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の「KORG Gadget」をNintendo Switch用に最適化したもの。価格は未定で,発売は2018年春と予定されている。
また,最大4人での同時プレイに対応しているので,「俺はスネア打つからお前はキック打って」や「僕はリード書くから君はベース書いて」,あるいは「貴様が打ったハイハットを全部消す!」などの遊び方が可能だ。まあ,ケンカになるので他人の邪魔はギャグで済む範囲までにするといいだろう。
初期状態で収録されているガジェット(音源)は,現在検討中とのことだが,iOS版の初期状態と同じ程度を予定しているという。筆者としては,せっかくのゲームハードなので,KAMATA(旧ナムコが「マッピー」や「ドルアーガの塔」などに用いていた波形メモリ音源“C30”を再現し,ガジェットとして構築したもの。Mac/iOS版で提供中)のリリースに期待したいところだ。
作った曲の書き出しやMac/iOS版とのデータ連動は,Nintendo Switchの仕様上,発売段階では実装が難しい模様だ。作った曲をPCに取り込みたい場合は,少なくとも初期状態では3.5mmミニピンからの出力を録音したり,HDMI出力をキャプチャして音声だけ抜き出したりする必要がある。もし今後のファームウェアアップデートでNintendo SwitchがMicroSDカードへのデータ書き出しなどに対応すれば,本作や「Fuze Code Studio」(関連記事)のようなツール系ソフトで利便性が向上すると思われるが,どうなるだろうか。
複数人で1つのDAWを操作するという独特の体験をしてみたい人や,「KORG DS-10」や「KORG DSN-12」などによる「ゲーム機での作曲」を趣味としている人は要注目だ。
「KORG Gadget for Nintendo Switch」公式サイト
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KORG Gadget for Nintendo Switch
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