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台湾製のホラーアドベンチャー「Detention」,PlayStation 4版を海外でリリース
「Detention」公式サイト
戒厳令の敷かれた1960年代の台湾を舞台にした本作は,寒村の学校に囚われた2人の男女の生徒を主人公にした横スクロール型のアドベンチャーゲームだ。授業中に居眠りした男子学生が,雨の音に目を覚ますと校内には誰もいなくなり,同じく眠っていた女学生と共に,思い出してはいけない過去を開けていくという物語が,パズルを織り交ぜながら展開する。
ポイント&クリック型のオーソドックスなシステムながら,巧みな演出でジワジワと恐怖感が高まっていく本作は,2017年初めにSteamでPC版がリリースされ,評価は非常に高い。映画やテレビドラマで広く活動する台湾人作曲家の張衞帆(チャン・ウェイファン)氏のBGMがゲームの雰囲気を盛り上げ,神話や伝承に根ざしたアジア風の世界観がしっかりと堪能できるという。
日本語版の公式サイトが用意されていることからも,日本市場へのアプローチを計画中であることが察せられるが,9月26日に掲載した東京ゲームショウ2017レポートでもお伝えしたように,日本語化はほぼ終了しており,近日中に日本での展開も明らかにされることになると思われる。台湾産のホラーゲームに興味があるという人は,PlayStation 4版の件も含めて,今後の発表を楽しみにしよう。
- 関連タイトル:
返校 Detention
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