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12月7日に発売が予定されている「L.A.ノワール」のPS4版,XOne版,Switch版の特徴と「L.A.ノワール:VR事件簿」の概要をおさらい
本作で捜査の基本となるのは“推理”と“検証”なのだが,中でも関係者の取り調べに対するアプローチが独創的。プレイヤーは,関係者の証言に対してさまざまなリアクションを取れるのだが,「信じる」「疑う」といった判断を,顔や目の動きなど“表情”から読み取り,真偽を見抜く重要な判断材料としているのだ。
劇中では,当時実際に発生して現在まで真相が判明していない凶悪事件も(もちろんフィクション化されているが)題材になっている。
2011年にPC版,PlayStation 3版,Xbox 360版が発売され,今回発売されるのはそのリマスター版という扱いになる。なお,PlayStation 4版,Xbox One版,Nintendo Switch版のほかにも,HTCのVRヘッドマウントディスプレイ「Vive」に対応し,VRに適した7つの事件をピックアップした「L.A.ノワール:VR事件簿」が“近日発売”される予定だ。
本稿では,プラットフォームごとに異なる本作の特徴をまとめて紹介する。
なおDLCに関しては,PlayStation 4版,Xbox One版,Nintendo Switch版いずれも,オリジナル版で提供されたすべての事件とDLCを収録しているとのこと。新たな収集物を多数追加し,特殊なアビリティを備えた4種類の衣裳,パトロール課をクリアした報酬の新衣装をアンロックできるそうだ。
Nintendo Switch版の最注目ポイントは,操作方法だ(関連記事)。
携帯モードでは,本体ディスプレイを使ったタッチ操作が可能だ。シングルタップで調べたいポイントに移動,ダブルタップで「注目」ができる。ほかにもピンチでカメラ視点のズームができたり,スワイプで手帳のページめくりができたりと,スマートデバイス向けアプリのような感覚で操作ができるのだ。
もちろんJoy-Conでの操作にも対応しており,HD振動とジャイロ機能を活用したジェスチャー操作が行える。視点,照準,手がかり,オブジェクトの回転,そして格闘アクションなどがモーションコントロールの対象になるそうだ。
そのほか,カメラ視点のアングルが2種類用意され,移動時に主人公の肩越し視点となるアングルの外,視界が約20%広くなる「ミッドカム」も利用できるようになる。
Nintendo Switch版『L.A.ノワール』への追加要素:
操作
Joy-Conをサポートし、状況に応じたジェスチャー操作のモーションコントロールが可能。
例:視点/照準、手掛かりやオブジェクトの回転、格闘操作など
タッチ操作:ピンチで視点のズーム操作、手帳のページをスワイプでめくる、手掛かりにダプルタップで注目してタッチジェスチャー操作で回転、シングルタップで調べたいポイントへ移動など
視点:映画のカメラのような2種類のアングル:ミッドカムは視界の幅が20%広くなるため、広い犯行現場の捜査に適している。肩越しの視点も選択可能
収集物/実績
書籍、レコード
それぞれに特殊なアビリティを備えた4種類の衣装がアンロック可能。また、パトロール課をクリアした際の報酬としても新たな服がアンロックできる
PlayStation 4版とXbox One版は,オリジナルよりもグラフィックスの精細さがさらにアップしたのが分かりやすいポイントだ。天候などのエフェクト,自動車の金属光沢や映り込む景色の反射,汚れの表現など,さまざまな箇所でビジュアル表現が強化されている。なおカメラ視点は,Nintendo Switch版同様に2種類用意されている。
また,街路樹に2種類のヤシの木を追加したり,小道具に700以上のアップグレードを施したりと,あらためて作り込まれたものもあるとのこと。
HDR対応の1080pでプレイできるのはもちろんだが,PlayStation 4 ProやXbox One Xであれば4K映像での出力も可能になっている。
Playstation®4/XBox One用改良版『L.A.ノワール』の追加要素:
収集物/実績/トロフィー
書籍8冊:実績/トロフィー「Well Read Individual(読書家)」
レコード20枚:実績/トロフィー「You Found My Tune!(レコード発見!)」
それぞれに特殊なアビリティを備えた4種類の衣装がアンロック可能。また、パトロール課をクリアした際の報酬としても新たな服がアンロックできる
リアリティの向上:
映画のカメラのような2種類のアングル:ミッドカムは視界の幅が20%広くなるため、広い犯行現場の捜査に適している。肩越しの視点も選択可能
細部まで再現されたロサンゼルスの街並みに、2種類のヤシの街路樹が追加され、変化のある風景に
手掛かりの細部の作り込みを強化。小道具に700以上のアップグレードを実施
スモッグ、ゴッドレイ表現など、ビジュアル・テクスチャをアップグレード
車の細部表現
最新の3Dマッピング技術でアップデートした高精細の映り込み効果
金属光沢の効果に、使い込んだ車から新車まで、周囲の環境に合ったバリエーションを追加
ダート効果で様々な種類の汚れを表現
本作にはVRに向いた7つの事件(パトロール課:見覚えのある男,パトロール課:心の鏡,パトロール課:武装強盗,パトロール課:購入者要注意,交通課:領事の車,殺人課:絹のストッキング殺人事件,風紀犯罪課:リーファー・マッドネス,放火特捜課:更なる戦争)が収録されており,チュートリアルの「パトロール課:見覚えのある男」は,VR操作向けの改変が行われているとのこと。
『L.A.ノワール: VR事件簿』(HTC Vive用)への追加要素:
操作
移動:
全編で常時360度見回せる一人称視点
捜査:
手掛かりの細部の作り込みを強化。500以上のアップグレードが施された小道具を精査可能
プレイヤーの手の動きに合わせ、手掛かりを物理的に動かして調べられる
手帳にフリーハンドで書き込みが可能
車の運転:
物語当時の車の運転席に座り、現実世界の運転操作を再現した操作で運転可能
事件選択メニュー
事件選択画面はコール・フェルプスのオフィスに設定されています。このバージョンではVR体験に特化した作り込みが施され、手で触れられるオブジェクトが多数配置されたインタラクティブな空間になっています。
例:
レコードプレーヤー(音楽を選んでかけることが可能)
キャラクターを調べる際に使うマジックミラー
フェルプスの頭に帽子をかぶせることで衣装を変更可能
葉巻、リボルバー、当時の調度品、事件の選択に使うフォルダーなど多数の小道具
タイトル画面/メインメニュー
どちらのロケーションにもレイヤーが追加され、没入感が向上。
例:
向かいの屋根を眺めることで、オリジナルタイトル画面のネオンサインを別の角度から見ることが可能に。また、見下ろすとメインメニューの路地が見える。
メインメニューの路地を360度見渡せるようになり、見上げるとタイトル画面のネオンサインも見える。
収集物
書籍、バッジ
スモッグ、ゴッドレイ表現など、ビジュアル・テクスチャをアップグレード
「L.A.ノワール」公式サイト
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