このゲームの読者の評価
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クールダウン 55 - 投稿者:災厄狼(男性/40代)
- 投稿日:2022/09/03
- 良い点
- 攻略範囲はクリア後、少しまで。攻略時間は約20時間。
良い点ですが、アクション・レース・タワーディフェンスが組み合わさったゲームで独自性があること。
音質・音響は5評価で、音楽が2〜3評価。
音は良いけど、長く記憶にのこる音楽は無いと思います。
一番良かった曲は、戦闘準備画面の曲。(曲名は、頼れる仲間たち?違っているかもです)
自分のアバター(Mii)が登場し、アルマジロのジロー、リスのリッスと開拓地や鉱山などの防衛にあたります。
ジローが主人公。リッスの作った発明品でブーストし体当たり・クロー攻撃などで戦います。
Miiは指示をうけて迎撃に行く事ができるんですが、空を飛べるのでジローが間に合わない場合に活躍できます。
防衛は、ガンナーと呼ばれる仲間を雇う事でも有利になり、それぞれのガンナーは成長するというシステム。
迎撃タワー1つ1つにガンナーたちを置き、本拠地を守ればいいのですが、タワーをつぶされるとガンナーは再起不能になるため注意が必要。
どのステージも敵の数が減ってくるとレースの様な展開になり、違ったバトルができます。
世界観は西部劇っぽいところが少し、人はおらず動物ばかり、遺物として人の使っていた道具が出る(ピクミン的なところがある)という感じ。
「世界観自体は非常に魅力的」。 - 悪い点
- アクション・レース・タワーディフェンスのゲーム性が、それぞれ独立しすぎていて完成度の低さを感じさせる。
もっと、それぞれが「どうしても不可欠」な要素として1つのゲームを構成できると良かった。
融合をすすめるか、何かを切るか、何かしらのアイデアを出すかしたほうが良い。
ガンナーを雇うのにお金が必要で、バイト・レース・ポーカー・ピンボールに似た遊びと過去の防衛ステージの再挑戦でかせぎます。
それぞれ最初の何回かは面白いですが、すぐに飽きがくると思います。
ゲームに慣れた方はレスポンスの悪さに目が行くと思います。
ストレスがたまる。
ムダな描写をなくし、メッセージの表示速度のオプションもつけ、何回も同じことをさせない・しないでかなり良くなると思います。
今のままだと「防衛任務が仕事のような感じ」を受けるため「やらされ感」がキツイ。
真似は絶対にするべきではありませんが、参考になるのはエニックスさんのワンダープロジェクトJという作品や、ガストさんのアトリエシリーズかなと。
「やってることは同じなのに面白さがあるのは何故か」というのを研究して本質だけ活かす。
(リアルタイムストラテジーなのに)難易度が低いため、考える必要がないというのも改善したほうが良いです。
プレイヤーは、ただ対処をするだけで勝てます。
アクションは難易度を上げるより、まず「気持ちの良さ」を上げる努力をした方がいいです。
それが出来てから、ザ・デッドヒートブレイカーズの戦闘を「他のゲームでは味わえない難しさ」にした方が良いです。
ただ難しくしたのでは駄目です。この作品でしかできないテクニックが必要なゲームにする。
「かんたんにしたところで、客がつくわけではないゲーム」ですし、それならいっそ他のタワーディフェンスと競えるゲームにした方が良いと思います。
タワーディフェンスの面白さは「プレイヤーの計算と予測」の要素が重要(うまくいったときだけ勝てる。その攻略法を考えるのが面白い)ですので、動物・早く駆けつける(レース・スピードの要素)・気持ちの良い独自のアクション・ウエスタンヒーロー・戦闘マップの面白さ・金の使いどころと「プレイヤーがどう考え・どう立ち回るのか」をどう組み合わせられるのか?などを研究したら良いのではないでしょうか。
他のゲームと同じなら別に要らないし、「最初からプレイヤーが、そのゲームをクリアできる力量があるのなら、新しいゲームではない」と思います。
あと街の散策や、戦闘マップの探索は要らない要素な気がします。プレイヤーからしたら面倒だし無駄。
そう言ったら無駄を楽しめるように作った・子供もプレイするんだしなどと言われるかもしれませんが、その無駄がゲーム進行上のストレスがたまる要因だ・任天堂のゲームで(難しくても)大人も子供も楽しめるものは沢山あるというのを説明して下さい。
このまま次に進んでもシリーズが終わるだけな気がします。
独自の要素が悪い所・・という感じがする。
セリフはスプラトゥーン式(むにゃむにゃと何言ってるかわからん。この作品ではなぜか耳障り)。セリフの内容自体は良いので、もっとそれを活かせればなと。
声優さんに頼む・・という方法もありますが、キャスティングに不安があるので止めたほうが良いかも?うーん・・。 - 総評
- ザ・ローリング・ウエスタンというダウンロード専売ゲームの続編で、唯一パッケージ版があるタイトル。ニンテンドーeショップのWiiUと3dsゲーム販売終了で前作の2作品が遊べなくなってしまう可能性があるもので、「ファイアーエムブレム同様、早めにプレイした方がいいタイトル」の一つ。
気に入れば、前作をプレイするのも良いかもしれません。
前作の方が面白いという可能性もあります。
私はあんまり良くない・・というか、すごくもったいない気がしてならなかったです。
「熱さ」がないわけではありませんが、すぐ冷める・・違うか、元からゲームに何かが足りないので、熱中できない・すぐ飽きるということがあるのかも。
新しい事をやろうとして、うまくいかなかっただけなら前作・前々作や次の作品に期待しても良いかもですが、これ単体で見てしまうと「もうゲームを卒業する時期なのかな」とか「自分にはもうゲームの面白さがわからないのかも・・」なーんて、感想の人もおられると思いますよ。
そのプレイヤーの問題じゃなくて、ゲームの企画と構成の問題であったとしてもです。
他のメーカにも同じことが言えますが、結果を変えたいのならどうするべきであったのか?をよく考えたほうが良かったのかもしれませんねー。
一つ答えの例を出すと、メーカーが「これ良くなかったわー」って言っちゃうとか。
まぁ、良かったって言ってくれた人の為に言わないと思いますけどね。
私は言うけど〜。次に期待したいですから。
マニアックなゲーマーの方は、ザ・デッドヒートブレイカーズをやるだけやって、シリーズを買わないという決断をするor約1000円で買えるザ・ローリング・ウエスタン(1作目)をプレイしてどうするか決めるなど、今ならばまだ選択肢があります。
私は、この1作品を見た限りだとあんまりすすめないですけど、シリーズを気に入る人はおられると思いますよ。間違いなく独自性はあります。
前者の場合は、前作・前々作が面白かった場合に後悔することになります。リマスター作品が作られれば別ですが。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 1 2 3
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