イベント
セントルイスの1/1胸像も展示されていた「アズレン 6th Anniversary Fes.」会場レポート。4年振りのお祭りに,指揮官たちは大盛り上がり
コロナ禍などの影響もあり,3周年と4周年のタイミングでは開催されなかった「Anniversary Fes.」。昨年は参加者を限定した特別イベント「5周年記念 アズールレーン 5thアニバーサリークルーズ」だったことから,今回は4年ぶりとなる一般参加型の周年イベントの実施となった。
会場は,これまでと同じベルサール秋葉原で,地下1階ではステージイベント,1階は縁日などのアトラクションや物販,2階はファンアートやフィギュアの展示などが行われていた。
メインステージのイベント内容については,別記事にて紹介しているので,本稿では1階と2階,そして痛車が展示されていた秋葉原UDXのサボニウス広場の様子をお届けする。
「アズレン」,重桜陣営の新UR「雲仙」を9月14日に実装。同日開始のイベントや新規着せ替えも発表された6周年記念放送をレポート
Yostarは本日(2023年9月9日),スマホアプリ「アズールレーン」のサービス開始6周年を記念した生放送を実施し,イベント「須臾望月抄」(しゅゆぼうげつしょう)を9月14日のメンテ後から10月4日23:59まで開催すると発表した。重桜陣営にフォーカスした今回のイベントでは,UR重巡洋艦「雲仙」ら新規艦船が多数登場し,入手できる機会となる。
「アズールレーン びそくぜんしんっ!」の第2期や伝統工芸コラボ第3弾「刀剣」プロジェクトの始動などが明らかに。ゲーム外最新情報を一挙掲載
Yostarは本日(2023年9月10日),スマホアプリ「アズールレーン」のサービス開始6周年を記念して,「アズレン公式生放送DAY2」を実施した。今回はグッズや各社とのコラボなど,「ゲーム外の最新情報」が一挙公開された。そして,アニメ「アズールレーン びそくぜんしんっ!」の第2期制作も明らかにされた。
「アズールレーン」公式サイト
アズレン縁日会場(1階)
ベルサール秋葉原の1階は,射的や輪投げなどのアトラクションを楽しめる「アズレン縁日会場」となっていた。また,過去にゲーム内外でコラボした「ヤマハ発動機」や「World of Warships」「コーエーテクモゲームス」「アトリエメール」などのコーナーも用意されていた。アニメイトや加賀友禅,阿波藍では物販も行われており,コラボ商品などを購入する参加者の姿も多く見られた。
ASMRを体験できたアトリエメールのコーナー |
会場内に設置されていたミニステージでは,地下1階で行われていたメインステージの様子を配信していた。また,公式コスプレイヤーの撮影会が行われることもあり,大きなカメラを持った人たちでステージ前があふれることも。コスプレイヤーは6名で,1日目と2日目では衣装が異なっていたようだ。
母港・学園(2階)
2階の「母港・学園」エリアには,フィギュアやファンアート,年表などが展示されていた。また,ゲーム内に登場したミニゲームの「饅頭カーリング」や「饅頭パズル」「サルベージオフニャ」をリアルで体験できるコーナーも用意されており,多くの参加者が楽しんでいた。
「パーミャチ・メルクーリヤのおしゃべりルーム」は,北方連合と会場をつないだモニターにクーちゃんが映し出され,指揮官たちとおしゃべりをしてくれるコーナーだ。クーちゃんは会場の様子も見えているようで,特定の指揮官に話しかけることもあった。
会場内には,特定アトラクションのプレイやSNSへの投稿といった任務が用意されており,達成するとスタンプを押してもらえる。一定数集めることでノベルティがもらえるので,多くの参加者たちが,さまざまな任務に挑んでいた。
ノベルティの引き換え所 |
メインステージでは,新艦船などの情報も発表され,イベント全体が大きな盛り上がりを見せた「アズールレーン 6th Anniversary Fes.」。同じくメインステージで紹介された新グッズは,これまで以上に過激な品も多く,MCであるマフィア梶田さんの興奮っぷりも過去最高潮に(?)。その様子などが気になる人は,ステージ配信のアーカイブをぜひ見てほしい。
なおイベント会場で,Yostarの代表取締役社長である李 衡達氏に「アズールレーン」の6周年や本イベントについて,お話を聞くことができたので紹介しよう。
4Gamer:
「アズールレーン」が6周年を迎えますが,お気持ちを教えてください。
李 衡達氏(以下,李氏):
ソーシャルゲームの6年は,わりと長いなと感じました。ただ,2年半くらいはコロナ禍だったこともあり,空白だったような気もします(笑)。
まずは,4年振りに,この会場(ベルサール秋葉原)に戻ることができたことがうれしいですね。2018年や2019年に開催した当時の様子が,いまでも浮かんできます。
「アズールレーン」は,Yostarにとって一番大きな,インパクトのあるタイトルです。初期の頃は少人数で,それこそ仲間たちと命を燃やしながら運営などを行っていて,自分の青春でもありました。6年たった今は,年齢的なものもあってその当時ほどの動きはできませんが,心にある熱量は変わっていません。7周年や8周年はもっと盛り上がれるように,このタイトルを育てていきたいです。
4Gamer:
4年振りの「Anniversary Fes.」ですが,会場の様子について感想を聞かせてください。
李氏:
熱気にあふれていて,うれしい限りですね。「アズールレーン」に興味を持ってくれている人だけでなく,タイトルを知らないような人も,興味深々で会場を覗いてくれているようです。
前も話したことがあるのですが,「アズールレーン」は複雑で難しく考える,考えてもらうゲームではないんですよ。コンテンツを触れた人が,楽しい気持ちになったり,「馬鹿だなあ(笑)」といった感じで,笑ってくれることを目指しているんです。ですので,会場からそんな雰囲気を感じ取れたことは,非常にうれしいですね。
あと,前回のイベントからずいぶんと時間が経っていますが,プレイヤーである指揮官はよく訓練されていることもあり,迷うことなく,かつ紳士的にイベントを楽しんでくれているようです(笑)。この4年間で,指揮官としての練度がさらに上がっているようで,さすがだなあと感心してしまいました。
4Gamer:
オンラインゲームなどは,7年目を超えるのは難しい(7年目のジンクス)と言われることがあります。そのジンクスについて何か思うことはありますか。
李氏:
ここ数年は,7年ではなく3年目や4年目が正念場になっている気がしますね。ほかのオンラインゲームやソーシャルゲームを開発・運営している人たちも,その辺りで壁にぶつかっているのではないでしょうか。
我々も苦労したタイミングではあったのですが,割と運良く通過できたのかなあと思っています。コンテンツを長く続けるには,ゲームのシステムだけではなく,プレイヤーと運営のコミュニケーションや,プレイヤー同士の繋がりも重要で,それを大事にしてきたからなのかなと。
もちろん,7年目を迎えるこれからもゲーム内外のコンテンツ実装に力を入れていきます。大きめなアップデートも控えてますし,新しいことも色々と考えています。7年目だけでなく,8年目,9年目の「アズールレーン」もご期待ください。
4Gamer:
Yostarも6周年を迎えていますが,会社として何か新しい展開を考えていますか。
李氏:
会社の設立当初と比べると,規模がずいぶん大きくなってきました。ただ,やっていることはあまり変わっていないんですよ。
小さい時と同じように,いい加減な部分もあったりするので,少し普通の会社っぽい心構えを持とうかなと(笑)。もちろん,普通にしてつまらなくなってしまうのも問題ですので,小さな事を切り捨てたりはせず,新しいことにチャレンジすることも大事にしていきます。
企業として,整える部分は整えて,ステップアップしていきたいですね。
4Gamer:
新作の予定はあるのでしょうか。
李氏:
今のところは予定はないです。Yostarは,広く浅く,多くのタイトルを扱う会社ではないので,今持っているタイトルに対して,我々が持っている全ての力と情熱を注ぎ込んで開発や運営を進めていきます。
4Gamer:
Yostarの作品と,「アズールレーン」のファンに向けてコメントをお願いします。
李氏:
「アズールレーン」が6周年を迎え,このような立派な会場でオフラインイベントを開催できたのも,多くの指揮官たちのおかげです。皆さんに感謝するとともに,これからもご期待に添えるよう,引き続き運営やコンテンツ制作に力を入れてまいります。今後とも,「アズールレーン」のことをよろしくお願いします。
4Gamer:
本日は,ありがとうございました。
「アズールレーン」公式サイト
「アズールレーン」ダウンロードページ
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(C)2017 Yostar Inc. All Rights Reserved.
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