イベント
[TGS 2017]「逆転裁判」15年の歴史を振り返る「『逆転』シリーズ特別法廷2017」レポート。成歩堂龍一と成歩堂龍ノ介が対面する特別映像も披露
カプコンブースの特設ステージには,逆転裁判シリーズプロデューサーの江城元秀氏が登壇。まず始めに,2017年11月22日に発売予定のニンテンドー3DS版「逆転裁判4」のPVや,実機によるプレイを披露した。
ちなみに本作は,ゲームの最初から会話スキップが可能となっているほか,法廷でゲームオーバーになっても,直前の尋問からコンティニューできるなど,オリジナルであるニンテンドーDS版よりも,ストレスなく物語を楽しめる改良が加えられているそうだ。
また,ニンテンドー3DS版は,英語版である「Apollo Justice: Ace Attorney」も収録しているとのこと。逆転シリーズは,単純な言語のローカライズに留まらず,海外では通じにくい日本的な要素を変更するカルチャライズも行われているそうだ。
たとえば,日本語版における「カツ丼」は,英語版では「ビーフシチュー」になっている。しかも,ニンテンドー3DS版の高精細化した画面では,明らかにビーフシチューとは違う食べ物ということが,ビジュアルで分かってしまうため,新規のイラストを用意したという。日本語/英語での違いを楽しむのも面白そうだ。
続いては,配信が始まったばかりのスマートフォン版「逆転裁判6」(iOS / Android)や,ニンテンドー3DS向け「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」とリアル脱出ゲームとのコラボ企画「『容疑者』夏目漱石最後の事件」,そしてニンテンドー3DS版の逆転裁判シリーズ全作と特典のセット商品である「逆転裁判1〜6 PREMIUM EDITION」(関連記事)といった,各種グッズの紹介が行われた。
なかでも,逆転裁判1〜6 PREMIUM EDITIONの製品ボックスに使われるイラストの線画は,このステージが初公開だ。
再演が決定した舞台「逆転検事 逆転のテレポーテーション」に関する話題もあった。主演の和田琢磨さんと荒井レイラさんからのビデオメッセージによると,再演版では,一部のキャストや演出家が変更となっているそうで,以前の舞台を観覧した人でも,新鮮な気持ちで楽しめるとのことだ。
イベントの最後には,「特別法廷映像」と題するムービーが上映された。
このムービーは撮影禁止となっていたので,写真で紹介することはできないが,「逆転裁判」の成歩堂龍一と綾里真宵,「大逆転裁判」の成歩堂龍ノ介と御琴羽寿沙都が明治の法廷で出会うという筋立てのものだ。彼らに裁判長を交えた5人が,逆転裁判シリーズの15年間を振り返りながら,真宵が寿沙都に「先祖になってほしい」と無茶なお願いをしたり,龍一が,2コマアニメで描かれた自分の動きと比べて,龍ノ介が滑らかなアニメーションで動く様子にツッコんだりといった具合に,コミカルなドタバタ劇を繰り広げていた。
この特別映像,9月23日14:50にスタートするステージイベントでも上映されるようなので,逆転裁判シリーズのファンはお見逃しなきよう。
カプコンの逆転裁判シリーズ 公式Webページ
4Gamer「東京ゲームショウ2017」記事一覧
- 関連タイトル:
逆転裁判4
- 関連タイトル:
逆転裁判6
- 関連タイトル:
逆転裁判6
- 関連タイトル:
逆転裁判1〜6 LIMITED EDITION
- この記事のURL:
キーワード
©CAPCOM CO., LTD. 2007, 2017 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2016,2017 ALL RIGHTS
(C)CAPCOM CO., LTD. 2016,2017 ALL RIGHTS