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2Dにも3Dにも感じられる独特のグラフィックスが特徴のアドベンチャーゲーム「The Last Night」の開発作業を収めたムービーが公開
E3 2017に合わせて開発がアナウンスされた「The Last Night」は,2014年にデジタル配信サイトの「itch.io」が主催した「Cyber Punk Game Jam」において,フランスのティム・ソーレー(Tim Soret)氏が6日間で開発したFlashゲームをベースした作品である。
最大の特徴は独特のグラフィックス。マップ内のオブジェクトやキャラクターといった,手描きのピクセルアートを何枚も重ね,照明効果などを付け加えることにより,2Dにも3Dにも感じられる雰囲気を生み出している。詳しくは,E3 2017の取材記事を確認してほしい。
公開されたビデオダイアリーは,E3 2017で披露されたリアルタイムデモやムービーを作るまでの道のりを紹介するものだ。少々時期はずれだが,その中には開発画面も多分に含まれており,テクノロジーの独創性を確認できる。
本作の舞台になるのは,人々が生まれてすぐ脳内にチップを埋め込まれ,生活を政府にコントロールされるというディストピア。主人公のチャーリーは,幼少期の事故によってチップを埋め込むことができない状態だったために,「二級市民」として扱われているが,そのことが幸いして世界の現実を知り,やがては追われる身になっていく。
マップをスクロールしていくタイプのアクションアドベンチャーながらも,世界を自由に探索できるというのも本作の魅力になっているようで,リリースが楽しみな作品の1つだ。
「The Last Night」公式サイト
- 関連タイトル:
The Last Night
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