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[E3 2017]「アサシン クリード オリジンズ」,主人公バエクの勇ましくも軽やかなアクションと,相棒のイーグルによる探索を体験してきた
本稿では,E3 2017の会場に出展されていた,試遊版のレポートをお届けしよう。ちなみに,今回プレイしたのはXbox One版となる。
本作の舞台は,アサシン教団の誕生の地となる古代エジプト。これまで,さまざまな時代や国が舞台となってきたアサシン クリードだが,ここまで離れた時代が舞台となると,シリーズファンであれば,ガラリと変わった世界観に新鮮さを感じるだろう。そして,美麗なグラフィックスで表現されたエジプトの風景や街並みに驚かされるはずだ。
本作の主人公であるバエク(Bayek)は,“エジプトの守護者”であり,アサシン教団のすべての始まりとなった起源を目撃することになるという。今回の試遊では,Euhemeriaという街で,司祭から罰を受けている奴隷の少年をバエクが助けるシーンを体験できた。
平手を振り下ろす司祭を止めて少年に話を聞くと,2つの黄金のソベク(エジプトの神)像を運ぶために船を出したところ転覆し,積み荷であるソベク像をなくしてしまったのだが,それを盗んだのではないかと司祭から疑われているようだ。プレイヤーは,嘘をついているようには見えない少年の言葉を信じ,彼の船が沈んだという湖に向かうことになる。
そうして湖の探索を始めるのだが,本作ではシリーズおなじみの「イーグルビジョン」のように,空を飛ぶ相棒のイーグル「Senu」の目線となって,敵や怪しいものをチェックして強調表示できるのが面白い。Senuとなって飛び回り,空からエジプトの風景を見下ろすのも爽快だ。
空から探って怪しげな船を見つけたので,湖を静かに泳ぎ,ときに深く潜りながら近づいてみたのだが,チェックしていなかった敵の目の前から船に乗り込んでしまい,戦いになってしまった。
バエクの戦闘アクションは,動きの軽やかさはありながらも,これまでの主人公に比べると,どっしりと構えた力強さを感じさせる。
とはいえ,正面から飛び込んで敵に囲まれてしまっては危険だ。鎧をまとい盾を持った兵士に苦戦しているうちに,ほかの兵士から弓を射掛けられ,ピンチになりながらも,素早い回避行動やシームレスに持ち替えられる武器を駆使してどうにか退治した。
本作の戦闘システムは“これまでの作品以上に自由な戦術が取れるものへと再設計された”とのことだが,実際に体験してみると,近接武器はもちろん,弓への持ち替えも素早くスムーズで,戸惑うことなくすんなりと受け入れられた。
敵を退けながら探索を続けて2つのソベク像を見つけ出し,無事に少年の無実を晴らしたバエク。身分に囚われることなく行動するという彼の一面が確認できた今回のストーリーを体験すると,“エジプトの守護者”と呼ばれる彼の英雄譚としての物語の楽しみ方もできるのでは? という期待も生まれた。
数多くの感動的な物語を持ったクエストや,地中海や砂漠,ピラミッドなど,謎と神秘に溢れた広大な古代エジプト王国での冒険が楽しめるという本作。今後の情報に期待したいところだ。
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(C)2017 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Assassin’s Creed, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.
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