「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」をレポート。日本一の座と世界大会出場を目指してトレーナー達が白熱の戦いを繰り広げた

　ポケモンは2018年6月9，10日に，千葉県・幕張メッセで「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」を開催した。

　このイベントは，ニンテンドー3DS用ソフト「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」，アナログカードゲーム「ポケモンカードゲーム」，Nintendo Switch用ソフト「ポッ拳　POKKÉN TOURNAMENT DX」の大会を中心としたもの。生年に応じたジュニアカテゴリ，シニアカテゴリ，マスターカテゴリの3区分（※「ポッ拳」部門はシニアとマスターのみ）で，幅広い年齢層の参加者が激闘を繰り広げた。


　上位入賞者には，各種賞品に加え，副賞として8月24〜26日にアメリカ・テネシー州のナッシュビルで開催される「ポケモンワールドチャンピオンシップス2018」への出場権が贈られた。日本人選手達が世界的な舞台でも活躍することに期待したい。

　なお，大会の模様はOPENREC.tvでアーカイブを視聴できる。日本トップクラスの戦いをじっくり再見したい人は，こちらをチェックしてみよう。

6月9日

• ゲーム部門チャンネル
• カードゲーム部門チャンネル

6月10日

• カードゲーム部門チャンネル
• 「ポッ拳」部門チャンネル
• 決勝チャンネル

　ポケモンカードゲームに関しては，今後の展開に関する新情報の発表もあった。それによると，スタンダードレギュレーションで使用できるシリーズが9月1日から「ポケモンカードゲーム サン＆ムーン」以降になるとのこと。一方エクストラレギュレーションは「ポケモンカードゲームBW」〜「サン＆ムーン」となるうえ，公式大会も開催予定になっているという。

　また，翌シーズンの大会スケジュールも発表になっている。翌年度世界大会の選手選抜は，年間ポイントランキングの一定順位到達者と，各チャンピオンズリーグの優勝者にDay1出場権が贈られるようになる。Day2以降は，本年度と同様だ。

　さらに，最新の「サン＆ムーン」強化拡張パックである「迅雷スパーク」が発売される7月6日には，ポケモンセンターオーサカ内に「ポケモンカードステーションオーサカ」がオープンすることも発表になった。同日からシールド戦の「ゼクロムHR争奪戦」および「ゼクロムSR争奪戦」も始まるので，関西での対戦シーンは例年以上に盛り上がるだろう。
　詳細に関しては，いずれも後日発表予定とのことだ。


　会場では本戦以外にも，本戦同様のルールで競う「PJCS2018 スペシャルカップ」や，さまざまなルールでの対戦を楽しめる「 PJCS2018 フライトバトル」，勝ち残り形式の「『ポッ拳　POKKÉN TOURNAMENT DX』ガンスリンガーバトル」なども実施された。以下に会場内の模様を紹介したい。

大量のピカチュウを詰め込んだ棚が目を引く物販コーナー。大会イメージイラストを用いたTシャツとマフラータオルは，会場販売だけの限定品だ

上位入賞者に贈られた記念盾

「ポケモンカードゲーム」に用いられたイラストの展示や，イラストレーターによるサイン会も

昨年度大会で活躍したオオツボ リョウタ選手のゴルダックを配布するスペース

記念のスタンプを押せるコーナー

試合の参加や勝利で得たプレイポイントは景品に交換できた

会場を歩き回って来場者と触れ合うピカチュウ

「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」公式サイト