ニュース
Intel 200シリーズチップセットは次世代CPU「Coffee Lake」をサポートしない? ASRockの公式Twitterアカウントが言及
というのも,マザーボードメーカーであるASRockの公式Twitterアカウント(@ASRockInfo)が,同チップセットを搭載するマザーボードは,2017年後半に登場が見込まれているIntelの次世代CPU「Coffee Lake」(開発コードネーム)とは,互換性がないと発言したからだ。
@ASRockInfoによる当該ツイート
No,Coffee Lake CPU is not compatibilble with 200 series motherboards.
— ASRock (@ASRockInfo) 2017年7月31日
ただ,このツイートの返信先に,Intelの公式Twitterアカウント(@intel)が含まれていること,つまり,IntelもASRockがこのようなツイートをしていることを把握しているにもかかわらず,投稿後4日近く経った本稿執筆時点でも,ツイートが削除されていないことは,注目に値する。投稿が完全な間違いであれば,Intel側から何らかのアクション――たとえばツイートの削除要請――があっても不思議はないからだ。
冒頭で触れたとおり,Intel 200シリーズチップセットは,2017年1月に,Kaby Lakeこと第7世代Coreプロセッサと合わせて登場したもので,Kaby LakeおよびSkylakeこと第6世代Coreプロセッサに対応する最新製品である。Intelのチップセットは,おおむね2〜3世代分のCPUに対応することが一般的なので,その慣例に従うなら,2世代分のCPUをサポートするIntel 200シリーズが,次の世代であるCoffee Lakeに対応しなかったとしてもおかしくはないわけだ。
とはいえ,リリース後1年も経っていないIntel製チップセットが,最新CPUに対応しないという事例は,筆者も記憶になく,事実であれば相当に異例なことと言えよう。
Coffee Lakeのリリース時期は,公式には「2017年後半」で(関連記事),早ければ2017年9月頃にも第1弾が登場という噂もある。ASRockのツイートが真実であるか否かは,そう遠くないうちに判明することになりそうだ。
- 関連タイトル:
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)
- この記事のURL: