プレイレポート
Nintendo Switch版「モンスターハンターダブルクロス」試遊レポート。ハードに最適化されたグラフィックスやUIはいかに?
「モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.」公式サイト
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今回の出展バージョンに用意されていたクエストは,「ドスマッカォ狩猟(難度:初心者向け)」「ベリオロス狩猟(難度:中級者向け)」「バルファルク討伐(難度:上級者向け)」の3種類。それぞれをNintendo SwitchのTVモード(Nintendo Switch ProコントローラーまたはJoy-Con),携帯モードでプレイすることができた。
プレイを開始した直後に目を惹かれたのは,何といっても1080p/フルHD解像度(※携帯モードは720p)に対応したグラフィックスだ。筆者はニンテンドー3DS版もプレイしているが,モンスターの体表やハンターの武具,そしてフィールドのさまざまなオブジェクトが細部までしっかり描かれており,「実はこんな風になっていたのか……」と思わず見入ってしまう。
また,「モンスターハンタークロス」以降,強化された演出面も注目だ。ハンターやモンスターの攻撃といったエフェクトが,より画面映えするようになっており,狩りの迫力が増幅している。
ユーザーインタフェースはニンテンドー3DS版の2画面分割から,Nintendo Switch向けにレイアウトが最適化されているが,なかでも大きな変更点は「ターゲットカメラ」と「狩技」。
ターゲットカメラは画面右上にアイコンが配置され,[ZL]ボタンでON/OFFの切り替え,ONのときに[L」ボタンを短く1回押すと大型モンスターの方向にカメラが向くという仕様となった。
もちろん,右アナログスティックでカメラを操作することも可能になっており,ターゲットカメラと併用すればより,自在なカメラワークでプレイできる。
一方,狩技は画面下部のアイテム選択ウインドウの隣にゲージが配置された。これにより,「今,どの技が発動可能なのか」を把握しやすくなったと感じた。
狩技の操作タイプは3種類用意されており,オプションで切り替えられる。今回,試したのは,狩技1が[↑]ボタン,狩技2が[→]ボタン,狩技3が[↓]ボタンというキーアサインのもの。そのため,移動しながら狩技を発動するには,左アナログスティックから指を離さないようにする必要があった。
試遊時間が限られていたため,今回は試せなかったが,ほかの操作タイプでは複数のボタンを組み合わせるキーアサインとなっていた。移動しながら狩技を繰り出したいのであれば,こうした操作タイプを選んだほうがいいかもしれない。
さらにNintendo Switch版では,コントローラの振動機能に対応する(※HD振動ではない)。振動するタイミングは,モンスターの咆哮時,ハンターの狩技がヒットしたとき,そしてバルファルクの大技「彗星」を食らったときなどで,狩猟中のさまざまなシチュエーションでより高い臨場感を得られるというわけだ。
なお,振動機能はオプションでON/OFFを切り替えられるとのこと。
自宅では大画面テレビによるTVモード,外出先では従来のように携帯モードで「モンスターハンター」の狩りを楽しめる「モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.」。しかし,今回の試遊によって,それだけでは留まらない新しい狩猟体験がもたらされるという手応えを感じた。
現在,ニンテンドー3DS版を楽しんでいるハンターも,セーブデータの相互移行に対応するNintendo Switch版でさらに進化を遂げた狩りに挑んでみるのはいかがだろうか。
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