連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第382回「TATAUとOthersとリヨ梶田のライバルズ」
11月24日より,東京の秋葉原にあるアキバCOギャラリーにて開催中の「Fate/Grand Order フィギュアギャラリー」。にわかには信じ難いことですが,こちらでマフィア梶田のフィギュアがお一人様1個までの限定商品として販売されています。
「マンガで分かる!Fate/Grand Order」の通称「リヨ梶田」を完璧に再現したこちらの商品,ぜひ他のキャラクターと一緒にお買い求めいただけますと嬉しいです!
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第77回では,スクウェア・エニックスより配信中の「ドラゴンクエストライバルズ」(iOS / Android)を特集。ゲストとしてプロデューサーの二木達博氏をお招きし,ゲームの魅力をご紹介いただきつつ,実際にカードバトルを楽しんできました。
ドラクエ初のスマートフォン向け対戦デジタルカードゲームということで,絶大な注目を集めている本作。ダウンロード数も累計1000万を突破して絶好調です。もちろん,我々も配信初日にダウンロードしました。
今回の配信では運営側が用意してくれた端末とデッキを使い,しこりん(岡本信彦さん)とバトル。ガチガチのテリーに,ネタ要素強めのピサロ「マフィアの王」デッキは勝利できるのか!? 勝負の結果は,ぜひ動画の方でお確かめください。
「ドラゴンクエストライバルズ」公式サイト
「ドラゴンクエストライバルズ」ダウンロードページ
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前回の連載にてプロローグ的に触れたアメリカのMC(Motorcycle Club)文化。今回のハワイ旅行でお世話になったBC「Others」はモーターサイクルではなくクルーザーバイク……馴染みのない人には大型のカスタム自転車とでも言った方が分かりやすいかもしれませんが,極めてMCに近い組織体制のバイク・クラブでした。第二次大戦後にアメリカで盛り上がったMC文化の流れを,そのままクルーザーバイクの愛好家達が継承しているように見受けられます。
その組織体制はクラブの規模によって微妙に違いがあるようですが,基本的には各支部ごとに首領である「プレジデント」と,副首領である「バイス・プレジデント」,書記や会計を担当する「セクレタリー」,警務責任者の「サージェント・アット・アームズ」,バイクでの移動時にルートを先導する「ロード・キャプテン」などの役員がおり,その他の正式メンバーは「パッチメンバー」,そして諸々の雑用を担当する見習いが「プロスペクト」と呼ばれているようです。
クラブに入会したい場合,まずはプロスペクトからのスタートとなり,数年の見習い期間を経て役員に認められると,正式メンバーの証であるフルパッチ(※バイカーがベストに貼り付けているクラブシンボルなど)が与えられます。
プロスペクトは整備用具一式を持ち歩いており,ライド中にパッチメンバーのバイクに不具合が出たらすぐさま駆け付けて修理したり,バーへ立ち寄った際などには店内に入らずバイクの見張りをしたりと,かなり厳格な縦社会的一面もあります。しかし,そういった下積みを経る必要があるからこそフルパッチには価値があり,認められた際の喜びも大きいのだと神奈川支部のライトハンドマン(プレジデントの右腕)兼セクレタリーであるショーンは語っていました。
実際,現地で会ったプロスペクトの皆さんは自ら進んで雑用を引き受けており,そのテキパキとした仕事ぶりには日本的な誠実さに通じるものを感じました。
ちなみに,オハナ支部のプレジデントであるジェフは,地元のMC「TATAU」のロード・キャプテンを兼任しており,OthersとTATAUは同盟関係のような状態にあるようです。TATAUのプレジデントである“タトゥー・リッチ”は地元で名の知れた顔役のような存在で,大概のことはTATAUの後ろ盾があれば何とかなるという話も聞きました。実際,地元警察のお偉いさんまでTATAUのメンバーだったり,まるで映画のような話ですが「クラブ」というものがただの愛好会ではなく,大きくなれば社会的にも強い力を持つようになるのがアメリカらしいなと感心させられましたね。
しかし,世間的にはちょっと怖いイメージもあるMC文化。実際,歴史的に見ればアウトロー……言ってしまえばギャングと切り離して語ることはできなかったりもします。有名どころで言えば「ヘルズ・エンジェルス」のようなアウトローMCは確かに存在しましたし,そこで形作られた文化の影響も確かに大きいです。
とはいえ,今回我々が共に楽しい時間を過ごしたOthersは極めて遵法的な組織でした。MCではなくBCであるからこそできることですが,メンバーは自身の妻子を伴ってパーティーを開いたり,週末には家族サービスを兼ねてライドを楽しんだり,実にアットホームです。妻子がいるからこそ,交通ルールもしっかりと守っていますし,イカツイ見た目に反してフレンドリーな人ばかりでした。その様子は,来日した際の動画を観てもらえればよく分かるかと思います。
基本的に本場のMCというのは白人なら白人,黒人なら黒人のみと人種ごとに構成される傾向がありますが,Othersはまさに「名は体を表す」といった感じで人種にこだわらず何事も寛大に受け入れてくれるクラブでしたね。
まだまだ語ろうと思えばネタの尽きないMC文化ですが,そろそろ何の連載が分からなくなるのでこの辺で締めておきましょう。次回も,引き続きハワイで体験したアレコレについて書いていきたいと思います。
- 関連タイトル:
ドラゴンクエストライバルズ エース
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