「Burnout」シリーズを手掛けたスタッフが集うThree Fields Entertainmentが開発する「Danger Zone」がPCとPS4で5月に発売

　Three Fields Entertainmentは，“車両破壊”ゲーム「Danger Zone」を，PCとPlayStation 4で2017年5月にリリースすることを明らかにした。
　同社は，「Burnout」シリーズで知られる元Criterion Gamesのスタッフによって，2014年に設立されたイギリスの独立系ゲームスタジオ。同社はこれまでに，ゴルフボールを屋内でかっ飛ばしてオブジェクトを破壊しまくる「Dangerous Golf」（PC / PS4 / Xbox One）や，VR対応のFPS「Lethal VR」をリリースしている。

　「Danger Zone」のコンセプトはシンプルで，車同士をぶつけてできるだけ大きなクラッシュを起こし，お金を稼ぐというもの。ただぶつけるだけでなく，自分の車の周りを爆破する“Smash Breaker”などを駆使してより大きなクラッシュを起こしてハイスコアを狙うのが目標になる。
　設定としては，プレイヤーは仮想の事故試験施設のテストドライバーで，さまざまな大事故シナリオから生き残ることに挑戦する，といった感じだ。


　シングルプレイ用のクラッシュテストシナリオは20種類用意され，オンラインでは世界中のプレイヤーとスコアをリーダーボードで競うことが可能とされている。
　海外メディアのEurogamer.netやGame Informerでも本作が取り上げられており，本作は「Burnout」シリーズを手がけたAlex Ward氏が開発に携わっているとされている。そのため「Danger Zone」は，「Burnout」シリーズで車両の列に突っ込んで被害額を競う“クラッシュモード”を起点にした，精神的な後継作と言っても差し支えなさそうだ。

「Danger Zone」公式サイト（英語）