［EVO Japan］FGA2017に続く大規模大会連覇を達成。「BLAZBLUE CENTRALFICTION」部門優勝，フェンリっち選手インタビュー

　東京・池袋で開催された格闘ゲームイベント「EVO Japan 2018」の2日目（2018年1月27日）。「BLAZBLUE CENTRALFICTION」（PC / PS4 / PS3 / ARCADE）（以下BBCF）部門では，同タイトルの絶対王者として君臨するフェンリっち選手が栄冠を勝ち取った。


　公式エキシビショントーナメントFGA2017に続く大規模大会連覇を成し遂げた同選手に優勝後，合同インタビューを実施したので，その模様をお届けしよう。

［EVO Japan］「BLAZBLUE CENTRALFICTION」部門はフェンリっち選手が優勝

――今の気持ちを教えてください。

フェンリっち選手：
　2017年のEVOに参加した時は決勝戦でりゅうせいさんに負けてしまったのですが，今回はEVO Japan優勝を目標にがんばって練習してきたので，いい結果を残すことができてとてもうれしく思います。
　ただ，りゅうせいさんが今回は「BBCF」部門に参加していなかったので，リベンジが達成できなくて少し残念だなって思っています。

――今大会の一番印象に残っている試合はどれですか。

フェンリっち選手：
　決勝トーナメントのろにったさん（さやかちゃんbot選手）との試合ですね。前に対戦した時にEs対策ができていなくて，一方的に負けてしまったのですが，そこから自分でEsを触ってみて対策を立ててきました。その成果で勝てたと思うので，達成感があります。

――EVO Japanに向けて特別な練習はしましたか。

フェンリっち選手：
　自分が所属するCYCLOPS OSAKAは，毎週月曜日に「BBCF」の対戦会をやるんですけど，それに極力参加して家庭用のオフライン環境に慣れる練習をしてきました。

――アメリカのEVOとEVO Japanに参加してみて，何か印象は異なりましたか。

フェンリっち選手：
　どちらもすごい大会だと思うのですが，EVO Japanは国内大会の雰囲気だったので特別な緊張感などはなかったですね。
　EVOのときは自分がこんな大舞台にいて，場違いなのではないかといった感覚がありました（笑）。


――BBCFにおいて圧倒的な結果を残し続けています。フェンリっち選手が，ほかのプレイヤーと比べて優れている能力はなんでしょうか。

フェンリっち選手：
　そうですね。一番はコンボ判断だと思います。
　さまざまな状況で最大ダメージを取れるようになると，相手としては消極的なプレイを選択しがちになるんですね。この体力でコンボ始動を当てられてしまうと負けてしまう，といった気持ちが出てしまうためだと思うのですが。
　消極的なプレイをする相手には，こちらは大胆な動きを仕掛けることができるので，常に最大ダメージを狙うのはとても大切なことだと思っています。

――ファンに向けて一言お願いします

フェンリっち選手：
　今作，自分の使っているジンのプレイヤーが減ってしまったので，自分のプレイを見てもらって，もっといろんな人がジンを使ってくれるとうれしいですね。

――ありがとうございました。

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