5年ぶりのシリーズ最新作となるカーアクション「FlatOut 4: Total Insanity」のPC版がリリース

　物理演算によるド派手な破壊表現がユニークなカーアクションシリーズの最新作「FlatOut 4: Total Insanity」のPC版がリリースされた。


　「WRC」シリーズで知られるフランスのKylotonn Gamesが開発した本作は，アメリカの砂漠や氷雪地帯，鉱山などの場所でレースを繰り広げるという内容で，相手に衝突して崖から突き落としたり，破壊したオブジェクトをうまく利用して相手をかく乱したりといった，デモリッションダービー風のアクションが楽しめる。最大8人によるマルチプレイモードに対応しているのも気になるところ。


　コースは20種類が用意されており，プレイヤーは27種に及ぶ車をアンロックしては，その内部から外装までカスタマイズできるとのこと。

　ドライバーには，“クラシック”と名付けられたアメリカンなマッチョ男から，ミリタリー，プリズナー，パンク，ヒッピーなど男女12人が用意されている。走行中に運転席から脱出して，指定された地点に着地したり，火の輪を潜ってポイントを得たりといったスタントが可能な「Legendary Stunt Mode」も楽しみなところだ。


　PlayStation 4とXbox One版はリリース済みだが，日本向けの販売は今回のPC版が初となる。残念ながらローカライズまではされていないが，ゲーム性から考えてそれほど問題にはならないはずだ。Steamでは4月12日まで15％オフの3383円で販売されているので，気になる人は期間中に購入しておくといいだろう。