新作アクションRPG「GreedFall」のストーリーを紹介するトレイラー公開。発売は2019年9月を予定

　Focus Home Interactiveは，フランスのSpidersが開発中の新作アクションRPG，「GreedFall」（PC/PlayStation 4/Xbox One）のストーリーを紹介する最新トレイラーを公開すると共に，発売が2019年9月に決定したことを発表した。

「GreedFall」公式サイト

　すでに何度か紹介しているように，「GreedFall」はヨーロッパの新大陸（アメリカ大陸）発見と，その後の混乱をテーマにした作品で，史実をモチーフとしてはいるが，世界設定や物語はファンタジーで，架空のクリーチャーなども登場する。
　旧大陸は，相次ぐ戦争や資源の枯渇，伝染病の蔓延などで疲弊しており，新たに見つかった大陸Teer Fradeeで発見された魔力に，文明を治癒させる力があると信じられたことから，多数の勢力が開発に乗り出し，彼らの間で激しい葛藤が巻き起こる。


　4月15日に掲載したイベントレポートでもお伝えしたように，「GreedFall」には国家や先住民，ギルドなど6つの勢力が登場し，プレイヤーはそのうちの1つである商業国家Congregation of Merchantsの若き元首の従弟となる。さまざまな政治的な駆け引きを演じることで，この新大陸のあり方や未来の姿を決定付けていくことになるという。
　背景はあくまでファンタジー世界だが，史実へのオマージュが随所に見られる重厚なストーリーが用意されており，オープンワールドを自由に行き来してミッションをこなすゲームシステムや，チームでのコンボ技が使える戦略的なバトルが特徴となる。また，独特の空気感を生み出す絵画のようなグラフィックスも魅力的だ。

　現時点で日本語化の予定がないのは残念だが，続報に期待していよう。