「二ノ国II レヴァナントキングダム」，海神オーディスの棲家など3つのダンジョン，国民をスカウトできるツバクロクエストなどを紹介

　レベルファイブから2018年3月23日に発売予定の「二ノ国II レヴァナントキングダム」（PC / PlayStation
4）の新情報をお伝えする。
　今回紹介するのは，本作に登場する3つのダンジョンと一部の中ボス，サブクエストとツバクロクエスト，モンスターの種族の概要，フニャ地蔵とフニャの紹介だ。
　なお，ここで紹介する内容は，ある程度本作のシステムについて把握しておいたほうが理解しやすいので，以下のムービーをあらかじめ視聴しておくことをお勧めする。


　公開されたダンジョンは，「霊元の迷宮」「ニルの森」「深淵の大穴」の3つだ。地名を出しても位置関係は分からないと思うので，現段階では「遺跡の迷宮，森林地帯，海底洞窟といった，バリエーション豊かなダンジョンが存在する」と理解していれば十分だ。

　「霊元の迷宮」は，オーヴォレヤセン海域に浮かぶ離島にあり，ここに棲む獰猛なモンスター「海神オーディス」の討伐に挑んだ戦士達の霊が漂っているという。霊元の迷宮では，オーディスのような中ボスが待ち構えている。
　このダンジョンには崩れかけた遺跡が点在し，中には「進軍バトル」で切り抜けなければならない局面もあるようだ。
　なお，進軍バトルとは，キャラクターを個別に操作するのではなく，「部隊」を指揮して戦うコンテンツだ。詳細は，公式サイトの「こちら」や，TGS 2017出展バージョンの試遊レポートを参考にしてほしい。

オーヴォレヤセン海域に浮かぶ離島にある古代遺跡。『海神オーディス』の棲家があるとされ、討伐に向かった戦士たちの霊が漂っている。	崩れかけた遺跡が点在し、美しくもどこか切ない空気が漂う。この遺跡の先に座す、霊元の迷宮の主とは？
	霊元の迷宮では、進軍バトルで切り抜けなければならないシーンもあるようだ。

海神オーディス
霊元の迷宮の奥に潜む獰猛なモンスター

　「ニルの森」は，ローボック森林地帯に広がるひときわ大きな森で，コモレビ族が管理している。長の「ニル」は非常にフレンドリーな性格だ。
　初めてニルの森を訪れた際には，森のあちこちに赤い札が巻かれているのだが，この理由は，「こちら」の記事に掲載した「ニル」の紹介文を見れば，なんとなく察しがつくだろう。

ローボック森林地帯に広がる、ひときわ大きな森。コモレビ族によって管理され、上質な木材が採れる。森を治める、コモレビ族の長ニルは非常にフレンドリーな性格。
本来は巨大な樹木や植物からの発光が美しい森のはずだが、初めて訪れたニルの森は、赤い札が巻かれていた。	森を治めるコモレビ族の長・ニルに話を聞く。

ゴムレム
ボスとしてエバンの行く手に立ち塞がるのは守護神だけではない！　猛攻撃のスキを見つけて強敵を越えていけ！

　「深淵の大穴」は，海底にある「玉神塚」へと続く海底洞窟。玉神塚とは，国王になるために，国を守る幻獣“守護神”と契約を結ぶための試練を受ける場所。深淵の大穴からつながる玉神塚には，海の大国「シーラザラカン」を守る守護神「トララナーガ」が座している。
　深淵の大穴は，悪しきものが入り込まないように普段は大渦で封印されており，中に入れたとしても，人間の力だけでは最深部まで足を踏み入れられないと言われている。
　画面写真では，「フニャ」の力を借りるなどして最深部を目指していることが分かる。

シーラザラカンの守護神「ドララナーガ」の玉神塚へと続く海底洞窟。普段は悪しきものが入らぬよう、大渦で封印されている。万が一、入れたとしても人間の力だけでは最深部へと足を踏み入れる事は出来ない。	海中に存在する空間。魔法によって海水が泡でせきとめられている。海底には、ドララナーガの座す深淵の玉神塚がある。
	水のフニャの力を借りて、海底へとくだっていく！

　本作に登場するモンスターは，その特徴から以下6種類の「種族」に分類される。装備品の中には，特定種族に効力を発揮するものがあるので，画面写真を見ると，画面上部のHPゲージらしきものの左に種族アイコンが表示されているので，これを参考に戦術を練るのがよさそうだ。

	『カチーン種』 体が石や金属でできているモンスター		『ドラゴーラ種』 いわゆるドラゴンやそれに近いモンスター
	『グニャール種』 ぐにゃりとした感じのモンスター		『フェアーリ種』 少し不思議な雰囲気を持ったモンスター
	『ネイーチャ種』 自然の動物や植物を思わせるモンスター		『アージン種』 人間に近い立ち振る舞いをするモンスター

　本作では，エバンが建国した王国「エスタバニア」を発展させていく「キングダムモード」が用意されている（公式サイト）。エスタバニアを発展させていくことで，武器の製造や新たな魔法の習得ができるようになるのだが，そのためには人材を集めることが不可欠だ。

　人材を集める方法として有用なのが，「サブクエスト」や「ツバクロクエスト」だ。
　サブクエストは，人々の悩みやちょっとした依頼をこなして報酬を得るというもので，依頼人によっては，クリアするとエスタバニアの国民になってくれることがある。

サブクエストは、アイテム報酬をもらえるほか、これをきっかけに「エスタバニア」へのスカウトを受けてくれる者がいる。サブクエストもしっかりこなして、アイテム報酬や人材獲得で冒険をより有利に進めよう！

各町にいるツバクロおじさんに話しかけると依頼をうけることができる。

　ツバクロクエストも，サブクエストと同様に依頼をこなして報酬を得るというものだ。町にいる「ツバクロおじさん」が依頼をまとめて管理しており，報酬として「ツバクロコイン」を入手できるのが特徴だ。なお，依頼のクエストは時間経過によって増えていくとのこと。
　そして，画面写真を見れば分かるように，ツバクロおじさんは「人材紹介」もできるのがポイント。ツバクロコインを使ってクエストを受注し，達成するとエスタバニアの国民を増やせるのだろう。また，報酬として貴重なアイテムも入手できる模様だ。

ツバクロコインは　お悩みを解決してくれた人への信頼の証。たくさん集めれば　魅力的な人材が仲間になってくれるぞ。

時間が経過すると新たなクエストが追加される。人々の悩みが尽きることはないのだ…

ツバクロおじさんは，前作「二ノ国 漆黒の魔導士」「二ノ国 白き聖灰の女王」に登場した「ツバクロ商会」の店主に似ているが，その関係性は不明（右の画面写真は「二ノ国 白き聖灰の女王」のもの）

　フニャは，純粋な人間にしか見えないという「心の精霊」で，その力を借りて戦闘を手伝ってもらったり，普通では行けない場所に連れていってもらったりすることができる。
　二ノ国IIの世界では，道端などで見かける「フニャ地蔵」にお供えをすると，新たなフニャが手に入る。ただし，フニャ地蔵の“お望みのもの”を供えたときのみで，それ以外のものをお供えしても何も起きず，お供えも返ってこない。


　本稿の締めとして，「こちら」に掲載した記事に続き，フニャのプロフィールを紹介しておこう。

キラメキのイヴァーニャ
あふれんばかりの笑顔をみたときの　心の輝きから誕生したという　キラメキのイヴァーニャ。イヴァーニャに気に入られる人間の特徴として心がキレイであることはもちろん　顔が整っているということが基準になっているとか　いないとか…。

疲れのトレナイン
仕事一本のグランリーフ国民たちの身体の悲鳴がひとつとなって誕生した　可哀想な生まれのフニャ。いつでも寝る準備は万端！　あとは布団へ潜ってよく眠るためのおまじないを唱えてみようか。フニャが１匹２匹…　しかし気づけばもう朝なのだ。

お調子者ライル
子どもたちへ夢と希望を与えるといわれている配達人のおじさんの持ちものが　フニャになった。ライルの中では　年中ずっとお祭り気分なのでソリを乗りまわし　ベルを一心不乱にかき鳴らす。木を飾り付けたがるクセがあるが　センスはない。

風来坊のキレル
どこからともなく現れては　ふらりと消える…そんな様子から　風来坊のキレルと呼ばれている。フニャの部隊編成に組み込まれていないときはふらりとどこかで旅をしているらしい。自覚がないようだが　とんでもない方向音痴である。

「二ノ国II レヴァナントキングダム」公式サイト

4Gamer「二ノ国II レヴァナントキングダム」サテライトサイト