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「TVアニメ連動スペシャルスターターパック」の発売も発表された,アニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」先行上映イベントをレポート
本稿では,本作の主人公である「神名千尋」役を演じる声優の梶 裕貴さんや「白木優羽莉」役の福圓美里さんが登壇したトークステージを中心に,ゲームの最新情報が明らかにされた会場の様子をお伝えしていく。
TVアニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」公式サイト
イベントが始まると,さっそく第1話が上映された。本作の舞台は,原作であるLORD of VERMILION IVと同様,2030年の東京だ。
物語は,突如として東京を襲った謎の共鳴音「大共鳴」によって動き出す。共鳴音を聞いた人間は一様に意識を失ったが,一週間ほどの昏睡の後に何事もなかったかのように目を覚ます。
そうして目覚めた人々が見たのは,謎の“紅い霧”によって外界から隔絶された東京の姿だった……。
もちろん,原作ファンが「ニヤリ」とする要素も用意されている。千尋や虎徹が日常生活を送るシーンの中に,さらっと主要キャラクターが生活する姿が描かれているのだ。そういった点に注目しつつ視聴してみると,新しい発見があるかもしれない。
上映後には,梶 裕貴さんと福圓美里さんが登壇。第1話の内容を踏まえてのトークステージが披露された。
アニメ本編の内容について,梶さんは「まだ(原作でも)分かっていない謎もあって,僕達も視聴者の皆さんと同じ気持ちで収録に臨んでいます」と語っていた。梶さんと福圓さんは「LORD of VERMILION III」の頃からプレイヤーキャラクターのボイスを担当しており,それだけに思い入れも深いようだ。
また,収録自体は非常にスムーズに進んでいるとのこと。福圓さんによると,収録そのものよりもキャラクター同士の相関図などの設定チェックに長く時間を取っているという。キャラクターの関係性や設定が,今後どのように演技に活かされるのかに注目しておこう。
登壇した両名の演技にも話題が及んだ。福圓さんは梶さんの演技について「梶くんのお芝居って,すごくリアリティがあるんですよね。どんなにファンタジーでも,梶くんが言うと説得力があるんですよ」と話す。この後に福圓さんは“電車の中で千尋がマクベスを読むシーンの面白さと,それを梶さんが演じるリアリティ”について興奮気味に語っていたので,第1話視聴時にはぜひチェックしてほしい。
また,梶さんも福圓さんについて「ある程度は事前に(掛け合いをする相手の演技を)予想して収録に行くんですが,毎回良い意味で予想を裏切ってくれるので,収録していてとても楽しいです」とコメント。第1話では福圓さんの演じる白木優羽莉が声を発するシーンは多くなかったが,2話以降では会話シーンも増えていくとのことなので期待しておこう。
そしてトークステージの終了後には,原作である「LORD of VERMILION IV」の最新情報として「TVアニメ連動スペシャルスターターパック」が2018年8月9日より発売されることが明らかにされた。
パッケージ内には,アニメ版のオリジナルデザインが施されたNESiCAカードや,ゲーム内で使用する主人公の外見が変わる特別仕様のプレイヤーカード7枚,そして使い魔カード7枚が封入される予定だ。
さらに,オリジナルデザインNESiCAを使用してゲームを開始すると,ゲーム開始から2プレイ分が無料となる(LORD of VERMILION IVに限る)。
価格は通常のスターターパックと同じ600円で,ゲームセンターで購入可能だ。アニメの放送を機にゲームを始めたいという人は,このスターターパックが役立ってくれるだろう。
以上の発表をもって,今回のイベントは終了となった。アニメ放送日程やBlu-ray&DVD発売情報などの詳細は,TVアニメ公式サイトなどで確認しよう。
TVアニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」公式サイト
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