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子供達がゲーム実況動画作りを体験。「2017年夏休みネクソン1日社員体験」をレポート
まずは,5つのテーブルに分かれて,実況動画活動に欠かせないチャンネル名を考案することに。自分の名前から1文字ずつを出し合い,これを組み合わせるという手法でチャンネル名が決まった。
続いては実況動画のオープニング部分を撮影。会場各所に用意された撮影用スペースに集まり,ロゴの描かれたプレートや,画面フレームを模した枠を持って挨拶する。初めての顔合わせから時間が経っていないためか,なかなか声が出ないグループがあるかと思えば,元気一杯でチャンネル名をコールするグループありと,十人十色といった感じだ。
実況動画の題材となったのは,日本でネクソンが展開するスマートフォン用アクションゲーム「エビルファクトリー」だ。概要を把握するために軽くゲームに触れた後,どんなシーンを撮影するかの構想を練り,その後に本番のプレイを行うという流れとなっていた。
1人にPCとスマートフォンが1組ずつ用意されるため,約20本の実況動画が生まれることになる。操作がシンプルな同作だけあって,皆熱中してプレイしていた。中にはテストプレイの段階で実況動画さながらのリアクションを見せる子供もいて,なかなかに賑やかだ。
構想を練り終えると,本番のプレイに挑戦。落ち着いた語り口でのシステム解説したり,心の動きをそのまま言葉にして実況したりと,取り組み方はそれぞれで,「できるだけ色々なシーンを見せたいけれど,プレイ時間が足りない」といった声も挙がるなど,皆真剣だ。
プレイの収録が済むと,スタッフの指導を受けながらの編集作業がスタートした。50分という短い時間ではあるものの,子供達はPCに向かって一心不乱に編集ソフトを操作し,テロップや音楽を入れ,冗長な部分をカットして実況動画を作り上げていく。スタッフからは「視聴者が疲れないように短くまとめよう」「要らない部分はできるだけ削っていこう」「最後には締めくくりのコメントやテロップを入れ,動画が終わったことが一目で分かるようにしよう」と視聴者へ配慮するようアドバイスが送られていたが,この辺りは実況動画が当たり前となり,見やすさや分かりやすさが求められるようになった近年の動画作りならではといったところか。
1日社員体験を終えた子供達は,修了証とお土産をもらってネクソンを後にした。「実況動画の作成」と言うとちょっと難しいイメージがあるが,子供達は真剣かつのびのびと収録や編集を楽しんでいた。近年はYouTuberが子供の憧れの職業になっていることもあってか,スタッフから「実況動画とは何か」と説明する必要もなく作業が進んでいたのも,世相を反映していて印象的だった。見たところPCの操作自体につまづく子供もいなかったようで,参加した皆がもの作りの喜びを味わえていた様子だ。彼らが成長して,どんなものを生み出していくことになるのだろうか。
「ネクソン」公式サイト
- 関連タイトル:
エビルファクトリー(Evil Factory)
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(C) 2017 NEXON M Inc. & Neople Inc. All Rights Reserved.
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