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[G-Star 2016]世界で累計3500万DLを達成したヒットアプリに新作が登場。「ダークアベンジャー3」のプレイレポートを掲載
ダークアベンジャーシリーズは,韓国のデベロッパ,BOOLEAN GAMES(ブリアン・ゲームズ)が手がけるスマホ向けタイトルだ。その特徴として,「高画質なグラフィックス」「多彩な演出」「家庭用ゲーム顔負けのアクション」などが挙げられる。これまでにリリースされた「ダークアベンジャー」「ダークアベンジャー2」は,全世界で累計3500万ダウンロードを突破したとのこと。ちなみに同社は,2015年4月にNexon Koreaの子会社になっている(関連記事)。
イベントに出展された今回のバージョンでは,凶悪な面構えをしたゴブリンの根城に,甲冑をまとったヒーローが,仲間とともに飛び込んでいくところから始まる。走るモーションはスタイリッシュ,たなびくマントの揺れ具合も見事で,掴みはバッチリだ。
基本的な操作方法は,画面左下のバーチャルパッドを使ってキャラクターを動かし,画面右下のアクションボタンをタップして攻撃,回避するといった具合。攻撃のエフェクトは派手で,通常攻撃ですらスキルを連発しているような気分を味わえる。ときにはQTE風のバトル演出など,ミニゲーム的なものも挿入されるが,それらがプレイを阻害することはない。あくまでスピーディだ。
なお,これまでのシリーズ作品では,見下ろし型の視点を採用していたが,本作ではそれが後方視点に変更されている。よりアクション性を重視した結果の表れなのだと思われる。
余談ながら,今年のネクソンの出展タイトルにだけ言うことではないが,G-Star 2016の会場に出展されているスマホゲームのうち,大多数が“バーチャルパッド+ボタンの操作方法”を採用していた印象が強い。格闘ゲームのアーケードスティックのように,コアなゲームにおける鉄板の操作方法として立場を確立してきたのだろう。
続いてバトル時の演出についても触れておきたい。シネマティックと表現すると陳腐に聞こえるかもしれないが,ダークアベンジャー3における敵モンスターの登場シーンは,とても練られている。
ダーティーに決めた重武装ゴブリンのカットインをはじめ,何気ない扉から「ここにいる? ここか!」とばかりに,生活臭を漂わせて襲い掛かってくるゴブリンなど,各ウェーブの導入が凝っており,プレイヤーを引きつけるのだ。
以上,実際に本作を遊んでみて感じたことをまとめてみた。直撮りのプレイムービーも掲載するので,実際に動いている様子が見たい人は,ぜひチェックしてほしい。
最後にオンライン要素について触れておこう。ブースにいたスタッフに話を聞いたところ,本作では,前作で高評価を受けたという「リアルタイム対戦モード」にアップグレードを施していくほか,多人数プレイで挑める「ボスレイド」「パーティダンジョン」を搭載するという。
気になる配信時期だが,韓国では,2017年上半期を予定しているとのこと。その他の地域では未定となるが,今までも配信されてきたのだから,今回に限って韓国限定なんてことはないと思いたい。じっくり機会を待とう。
4Gamer「G-Star 2016」特設サイト
- 関連タイトル:
ダークアベンジャー3
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