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「ELYON」メディアキャラバンでプロデューサーが語った現状と今後の方針を紹介。2022年上半期には新クラス“アーチャー”実装
最高のスタートを決めたように思えるELYONだが,実際のところはどうなのか。そして,今後どのようにサービスが行われていくのか気になるプレイヤーもいるだろう。それに応えるかのように,ELYON運営チームがオンラインでのメディアキャラバンを実施した。本作の運営プロデューサーである大濱学士氏から,運営開始から現在までのELYONの現状と今後の運営方針などを聞けたので,その模様をお届けしよう。
ELYONは大陸の覇権をかけた2大陣営が衝突するMMORPG
まずはELYONがどういったゲームなのかを改めて紹介しよう。
ELYONは,MMORPG「TERA」などを開発・運営している韓国のBluehole Studioによる最新のMMORPGだ。サービス形態は基本プレイ無料+アイテム課金制なので,気軽に遊べる。
ゲームの舞台となるのはハース大陸。この大陸には,究極のマナが眠る地に接続された巨大ポータル「エリオン」が存在し,これをめぐる「オンタリー連邦」と「ヴァルピン評議会」の2つの陣営による物語が展開していく。
プレイヤーはゲーム開始時にオンタリーかヴァルピンのどちらかに所属する必要があり,一度陣営を決めるとそのサーバー内ではもう一方の陣営のキャラクターが作れなくなる仕様だ。
プレイアブルな種族は「ヒューマン」「エルフ」「亜人」「オーク」の4種類。亜人に性別はないが,その他の種族は男女を選択できる。クラスは「ウォーロード」「エレメンタリスト」「ミスティック」「アサシン」「ガンナー」「スレイヤー」の6種類で,種族による制限などはない。
ノンターゲティング方式によるド派手なアクションバトルが特徴の本作では,武器による近接攻撃,銃や魔法による遠距離攻撃など,クラスごとに特色のあるスキルを駆使して,多様かつ戦術的なバトルが楽しめる。
ストーリードリブンの本作だが,ゲームを進めていくとダンジョンやPvP,勢力間で争うRvR(大規模PvP)など,さまざまなバトルコンテンツが開放される。強化したキャラクターでこれらのコンテンツを攻略していこう。
両陣営が五分五分の理想的な状況。種族はヒューマン,クラスはスレイヤーが人気
大濱氏によると,ゲームに大きな影響を与える陣営の人口バランスは,オンタリー連邦が53%,ヴァルピン評議会が47%とのこと。この数字は3サーバーの平均値で,サーバーによって若干上下するものの,概ね五分五分といった状態だそうだ。
実はサービス前に行ったプレオープンテスト(以下,POT)ではヴァルピン陣営のほうが多かったそうで,正式サービス後では逆転現象が起きている。これについて大濱氏は,「POTでヴァルピン陣営をプレイしてストーリーを見た人が,正式サービスで今度はオンタリー陣営側を見てみよう」となったのではと分析していた。
続いてクラスの割合を見ると,トップはスレイヤーで,次いでミスティック,アサシンと続く。スレイヤーは正式サービスで追加されたクラスで,使ってみたいというプレイヤーが多かったのではとのこと。PvPでは頭一つ抜けた性能を有していることもあり,そこが人気ではないかと大濱氏は述べていた。2位のミスティックは,POTでも「ヒーラーでありながら,同じ魔法を使うアタッカーのエレメンタリストよりも強い」という評価だったため,選んだプレイヤーが多かったのではないかと思われる。
種族はヒューマンが圧倒的で,それにエルフ,亜人,オークが続く。ヒューマンとエルフは女性キャラクターが多いが,オークは男性キャラが多いのも面白い。
プレイキャラクターのレベル分布は,(11月22日の取材時点で)レベル46に到達したキャラクターを筆頭に,レベル30台後半から40台前半の人口密度が高くなっている。これは,レベル30台後半からレベルが上がりづらくなるためだと思われる。加えて,レベル36でハウジングなど多数のコンテンツが開放されるため,ちょうどいい区切りになっていると大濱氏は見ているそうだ。ちなみにELYONはレベルキャップのないMMORPGなのだが,レベル50以降はかなりレベルが上がりづらくなるそうだ。
このデータで不思議に思えるのが,レベル7の足踏み具合だ。大濱氏によると「セフィロトの力」というクエストがあり,このクエストを進めるために立つ場所やキー操作が分かりづらいため,そこで投げてしまった人がいるようだと説明。これについては開発側に,もう少し分かりやすくなるよう要望を伝えているのだという。
続いて,プレイヤーからの要望についても説明を受けた。要望はPOTで寄せられたものも含まれるが,正式サービス後には「ゲームパッド対応」と「クラスバランスへの不満」への要望がより多く寄せられているという。
クラスバランスについては韓国でも調整が進められており,それが完了次第,早めに日本にも導入できるよう努力していくとのこと。ゲームパッドについてはPOT前から要望があるものの,開発元からゲームの設計上,難しいと伝えられていたという。ただ,要望に応えられるよう,これからも提案は続けていくとのことだった。
アップデートは月一回のペースで実施。2022年上半期には新クラス「アーチャー」実装を予定
今後の運営方針についても大濱氏から聞いた。ELYONは今後,基本的に毎月1回のペースでアップデートが予定されているとのこと。これは新コンテンツなど大きなアップデートのほか,利便性の改善やバランス調整など大小含めたものになるという。初回となるアップデートは,12月15日に実施される予定だ。その内容は続報を待ちたい。
また,先日韓国で開催された「G-STAR 2021」では,新クラス「アーチャー」が発表された。公式Twitterで紹介されたのでご存じの読者もいるだろう。特徴としては,既存のクラスを含めて,もっとも射程が長く,周囲の味方を一定時間無敵にするスキルのほか,味方へのバフ,敵へのデバフ,さらには回復まで行えるという万能型のクラスだそうだ。実装時期は2022年上半期を予定しているとのこと。
ELYONは,フィールドやダンジョン攻略など,さまざまな冒険系のコンテンツが充実しているが,最終的には陣営同士の激突,つまりRvRにつながる。一方,日本のプレイヤーはあまり対人戦を好まない傾向がある。これについてどんな施策を考えているのか大濱氏に聞いてみると「対人戦の面白さはELYONの魅力のひとつなので,今後は紛争エリアでGMイベントの開催や配信などで面白さを伝え,多くのプレイヤーに参加してもらえるようにしたい」とのこと。それと同時に,RvRで活躍できるようクランなどへの参加も促したいと話して,オンラインキャラバンを締めくくった。
さて,今回のオンラインキャラバンの開催を記念して,ELYON運営チームからアイテムコードをもらった。ELYON公式サイトで入力すると戦闘で役立つアイテム「ルミナス戦闘支援箱」が手に入る。すでにELYONをプレイしている読者はもちろんのこと,興味はあるもののまだプレイしていない読者も,このアイテムコードを活用してプレイを楽しんでもらえれば幸いだ。
■サービス記念キャラバン読者プレゼント 4Gamer.net
<シリアルコード>
elg7fp5fsq9x
<シリアルコードの有効期限>
2021年12月31日23時59分まで有効
<プレゼントアイテム名>
ルミナス戦闘支援箱
<アイテム説明>
ルミナス戦闘に役立つアイテムが入っている箱です。
[使用効果]
ルミナス戦闘効果アイテム3種を獲得できます。
[ルミナス戦闘アイテム獲得確率増加]1個
[ルミナス戦闘ゴールド獲得量増加]1個
[ルミナス戦闘経験値獲得量増加]1個
<使用方法>
(1)『ELYON』公式サイトへログインします
(2)上部のメニュー「マイページ」より「シリアルコード入力」を選択
(3)シリアルコードを入力し、「使用する」を選択
(4)アイテムがWEB倉庫に送られます。
(5)上部のメニュー「マイページ」より「アイテム受け取り」を選択
(6)受け取りたいアイテムを選択し、「アイテム入れ込み確認」を選択
(7)確認画面が表示されるので「選択アイテム入れ込み」を選択
(8)ゲーム内の「ギフト箱」に送られます。
(9)ゲーム内にログインし、ESCキー>ギフト箱を選択するとアイテムを確認することができます。
<ご注意事項>
・本シリアルコードは1アカウントに付き1回のみ使用可能です。
「ELYON」公式サイト
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