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Google純正の簡易VR HMD「Daydream View」は北米などで11月10日発売。ただし日本市場は現在のところ対象外
Daydream Viewは,2016年10月に,GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に対応する初のVR HMDとして発表された製品である(関連記事)。
スマートフォンを組み込んで使うタイプのVR HMDは,画面をタッチして操作することができないため,操作系をどうするかが課題になりがちだ。そこで,Daydream Viewは,ゲームパッド風のモーションコントローラを付属させることで,VRコンテンツを操作可能にしたのがポイントである。
ただ,Daydream Viewで利用可能な「Daydream Ready」のスマートフォンは,今のところGoogle純正スマートフォンの「Pixel」だけで,そのPixelは今のところ,日本市場における発売予定が明らかになっていない。それどころか,本当に発売となるかどうかも現時点では不明だ。それを考慮すると,日本でDaydream Viewが正式に発売されるかどうかは,Pixelの日本市場投入次第ということになるのではないだろうか。
●Daydream Viewの主なスペック
- 対応スマートフォン:Daydream対応製品
- 本体外装:ジャージー素材製
- 公称本体サイズ:166.8(W)×106.2(D)×98.6(D)mm
- 公称重量:220g
●Daydream View付属モーションコントローラの主なスペック
- センサー:9軸慣性計測装置
- 接続:Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)
- バッテリー容量:220mAh(急速充電対応)
- バッテリー駆動時間:最大12時間
- 充電用端子:USB Type-C
- 公称本体サイズ:35(W)×105(D)×17(H)mm
- 公称重量:40g