テストレポート
Bauhutteのゲーマー向け“着る毛布”「ダメ着4G」に4Gamerコラボモデルが登場。その使用感をばっちり紹介
なお,いくつかのバリエーションモデルが用意されている「ダメ着」シリーズだが,今回紹介するのは全身を覆うタイプの「ダメ着4G」,その最新2020年モデルだ。また4Gamerとのコラボモデルということで,一般に販売されているものとは異なる,4Gamerロゴの入ったバージョンとなる。こちらは読者プレゼントもあるのでお楽しみに。応募は本日(2020年1月26日)掲載した「Weekly4Gamer」内のプレゼントコーナーから行えるので,気になる人は合わせてチェックしてみよう。
Bauhutte「ダメ着4G」製品ページ
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柔らかく伸縮性の高い生地で着心地は快適
さっそく着てみて感じたのは,素材の柔らかさだ。基本は防寒具ということで,多少ゴワつくのを予想していたが,触ったときの滑らかさには少し驚かされた。筆者が愛用している某家具店の毛布よりも断然手触りがいいくらいだ。
「ダメ着4G」の素材はベロアフリースとのことで保湿性が高く,また下半身の生地が二重になっていることもあって,保温性もばっちりだ。普通の服の上からでも着用できるくらい余裕のあるデザインだが,重ね着すると汗ばむくらいの暖かさが感じられた。
また,ゆったりしたデザインと伸縮性の高い生地で,着用感は快適そのものだ。椅子に座ってPCで作業をするにも,ゴロゴロしながらスマホゲームをポチポチやるにも,違和感は感じられない。動作を制限するものがなにもないので,VRゲームだってへっちゃらだ。いやむしろ,動き回ると汗をかいてしまうのだけど。
ゲーマー向けたる由縁を検証する
さて,着心地は十分だとして,ウリであるゲーマー向けの要素はどうだろうか。「快適なゲームプレイを提供する」というコンセプトに基づき,「ダメ着4G」にはさまざまな姿勢でのゲームプレイやデバイスの操作を妨げない工夫が取り入れられているという。ここではそれらを一つずつ検証してみよう。
ゲームプレイには必須の「可変ミトン1.1」
キーボードを使うPCゲームや,[L/R]ボタンを多用するのコンシューマーゲームでは,ゲームパッド使用時の操作性はなにより大切だ。「ダメ着4G」は手の部分についても,指先まで生地に覆われたミトン型をしているが,この部分は手の甲側でのみ袖とつながっている方式のため,簡単に着脱が可能だ。
また足先についても,手と同様に爪先からカカトまでを露出した状態にできる。こうすれば靴を履くこともできるので,そのまま外出できなくもない。
足全体をすっぽりと覆う基本構造は,筆者のような家の中で靴下を履きたくないマンにとっては非常にありがたい。冬の夜間はどうしても爪先が冷えてしまうため,足全体をカバーしてくれる点は,個人的にもっとも推したいポイントといえる。
頭部を寒さから守る「ヘッドギア1.1」
頭部を覆うフードと,首元から伸びる高めのネックフォーマ―で頭部をカバーする「ダメ着4G」だが,ここについてもさまざまな調整が可能だ。ネックウォーマーは目元を隠せるくらい高く作られているため,合わせて深くフードを被れば露出を完全にシャットアウトできる。ここまでやるとゲームには向かなそうだが,アウトドアの車中泊などには良いかもしれない。
またフードの耳の部分には耳を露出できるスリットが入っていて,ヘッドホンを装着しても音を妨げない工夫がなされている。
フードを被っただけの「グリーティングモード」 |
ネックウォーマーだけを引き上げた「マスクモード」。これがかなり暖かい |
ネックウォーマー+フードの「ニンジャモード」。ちなみにこれが公式名称だ |
完全に顔を覆った「フルフェイスモード」。コンビニとかに入れないやつ。ちなみに前はぜんぜん見えない |
ややスリリングな「着たままトイレシステム5.0」
上下一体型の“着る毛布”において,一番の難点と思われるのがトイレ事情かもしれない。もよおすたびに全部脱ぐ必要があるようでは,何のための防寒具なのかという気分になる。これを解決するために用意されたのが,尻まわりに装備された“闇のジッパー”(命名筆者)である。このジッパーを開けば尻まわりのみを露出させられるため,インナーのパンツなどを下ろせばそのまま用を足せるという寸法だ。
ただ,ここで注意したいのがジッパーを開いたときに垂れ下がる生地部分だ。ここをしっかり便座の外に出しておかないと“池ポチャ”のような悲しいアクシデントが起きないとも言いきれない。ややスリリングである。
また着脱時にも用いられる正面側のジッパーは,閉じた状態でも下側から開けるダブルジッパーになっているので,男性であれば股間部のみを開いて小用に用いることもできる。これはこれで非常に便利なので,活用していきたい。
1着あれば暖房いらず。光熱費にも貢献するかも?
そんなわけで,編集部から持ち帰った「ダメ着4G」を着用して丸一日家に引きこもってみたのだが,0℃近くまでいく1月の東京深夜においても,暖房器具が必要ないほどの暖かさで過ごすことができた。個人差や地域差は少なからずありそうだが,これくらいの気温ならば快適に過ごせるのは嬉しいところ。コストパフォーマンスを考えても,これ1着で冬場の暖房費がかなり節約できるのであればそう悪くない投資といえるのではないだろうか。ゲーマー的に言えば,光熱費に対して“アドがとれる”といったところか。
「ダメ着4G」は2020年1月現在,M/Lサイズが1万2400円,XLサイズが1万2800円(ともに税込)の実勢価格で販売中だ。このほかポンチョ型の「4G LITE」や機能を省いた「通常版」などがあるので,詳細は公式の製品ページを確認してほしい。
また在庫情報などはBauhutteの公式Twitterにて逐次案内が行われるそうなので,こちらもフォローしてチェックしておくといいだろう。
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