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[TGS 2019]2020年版「着る毛布」からASUSの日本未発売製品まで,見どころ満載の「Bauhutte×ROG」共同ブースをチェック
両ブランドの共同ブースでは,「最強ゲーマー向けデスク10レイアウト」と題して,スタンダードなものから自堕落環境を構築できる環境まで,さまざまな家具とゲーマー向け周辺機器をまとめてチェックできるようになっていた。
そこで本稿では,楽しげ,もしくは有用そうなレイアウトをチェックしつつ,日本未発売を含むROGの新製品群を紹介したい。
まずは,Bauhutteの新作「ゲーマー向け着る毛布 ダメ着4G」の2020年モデルから見ていこう。
ダメ着4Gの2020年モデルは,頭寒足熱がやりやすいもポイントだ。冬場ともなると,ゲーマー向けPCが暖房を兼ねるという人もいるだろうが,その状態で空調の暖房を使用すると,どうしても頭部周辺の温度が上昇しがちであり,パフォーマンスの低下につながってしまう。そこでダメ着4Gがあれば,空調側の出力を抑えておけるので,頭部周辺の温度をほどよい具合に設定しやすいのだ。
自堕落レッツゴーなアイテムだが,そんな空調の省エネにつながる運用も可能であり,大変ゲーマー向けアイテムといえる。
次に紹介するアイテムは,ゲーマー向けメガネだ。TGS 2018において話題となったカズプランニングのゲーマー向け可変型メガネ「GODEYE」を覚えているだろうか。見た目がかっこいいだけでなく,テンプル部が上下に開くことで,ヘッドフォンを上から装着してもメガネが側頭部へ食い込まないので,痛みを回避できるというものだ。長くヘッドフォンをしていることの多いゲーマーにとって福音とも呼べるアイテムと言えようか。
そんなGODEYEの進化版が,ここで紹介するBauhutteの「ゲーマー向けメガネ」というそのままな名前の製品だ。
GODEYEからの変更点は,微妙なサイズの見直しと,ゲーム中に気にならないようにフレームカラーを黒に統一したのに加えて,レンズ上半分にフチのある「ナイロール」タイプへの変更が挙げられる。ナイロールにすることで,少し下に目線を落としつつプレイするときにも邪魔にならないというわけだ。
なお,重度のメガネスキーな諸君なら「アンダーリムはないのか?」と思ってしまっただろうが,上述の理由から,アンダーリム採用の可能性は低いようだ。
Bauhutteは,学生向けに価格対スペック比に重きを置いたゲーマー向けチェアのスチューデントモデルをラインナップしている。これは,ゲーマー向けチェアの素材として主に合皮を使用したちょっと堅いタイプの椅子だ。ただ,学生以外からの要望もあったそうで,新たに「ゲーマー向けメッシュチェア」と「ゲーマー向けソファチェア」を,2020年春モデルとして出展していたのである。
ちなみに,ゲーマー向けソファチェアには,座椅子バージョンもあり,ふんわりとした座り心地のなかでゲームを楽しめる。
Bauhutteの「ゲーマーライフ第一主義」が顕著に表れている「ゲーマー向けチェアマット2」を見てみよう。チェアマットを設置するときは,デスクも動かす必要があることは多いもの。その点,ゲーマー向けチェアマット2は,部分的にカットしてあるので,机の脚を気にすることなく楽に設置することが可能だ。
Bauhutteのデスクから導入し,ちょっとずつアイテムを拡張していく場合にも安心である。
ゲーマー向け家具のカラーバリエーションも増えている。当初は黒一色だったBauhutteだが,TGS 2018で木目調を追加。さらにTGS 2019では,白を基調とした製品も追加されている。これは,女性ゲーマーの増加が影響しているほか,男性からも白を求める要望が多くあったからだそうだ。
筆者が気になったゲーマー向けデスクのレイアウト例を見てみよう。
まずは「寝ながらゲームシステム」だ。リクライニング機能と足置きを利用して,ごろんと寝転がった感じでゲームを楽しめるレイアウトである。見上げる姿勢で使いやすいように,ディスプレイの位置もやや高めだ。
このレイアウトは,写真で見るよりも実際に寝転がってみると納得が行くプランのハズ。
次のレイアウトは,「ネオクラシック(テレビゲーム)」。据え置きゲーム機全盛の時代,椅子に座ってゲームをすることはなく,ゴロゴロしながらプレイしていたものだ。あってもソファくらいだったのだが,それを再現したものが,このレイアウトプランだ。
「デバイスマニア」は,文字どおりデバイス好きのためのレイアウトだ。デバイスを並べて楽しめ,眺めても楽しめるという。
Bauhutteの壁面収納家具「デバイスウォール」をとくに活用したレイアウトともいえ,飾りたいデバイスが多い人は,まずはデバイスウォールからチェックしてみるといい。
ROGの新製品もチェック
なお,国内発売前のもので確認できたのは,9月20日以降に発売される以下の製品だ。
- ROG Zephyrus S GX531GXR
- ROG Zephyrus S GX502GV
- ROG Zephyrus M GU502GU
- ROG Zephyrus G GA502DU
- ASUS TUF Gaming FX505DT
- ROG Strix GL12CX
- ROG Strix GL10HD
- ROG Strix GL10CS
ROG Zephyrus S GX531GXR |
ROG Zephyrus G GA502DU |
ところで,ネオクラシック(テレビゲーム)でごく当たり前のように居座っていた大型ディスプレイは,「ROG Swift PG65UQ」という国内未発表の65インチ4K液晶ディスプレイだ。NVIDIAが定義したG-SYNC対応大型ディスプレイ規格「Big Format Gaming Display」に準拠した製品で,HDR表示にも対応している。なんと,これも国内市場に投入する方向で検討しているそうだ。
ただ,会場にあったROG Phone IIは試作機とのことで,画面の撮影はNGだった。しかし,「画面を撮影しなければ,あれこれ試してもOK」との説明だったので触る機会はあるかもしれない(※一般公開日はルールが異なる可能性はある)。筆者のスケジュール次第ではあるが,現状ではQual
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