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ネットを監視して犯罪を未然に防ぐ,対テロ捜査シミュレーション「Orwell」の最終章がリリース
監視社会を描いた小説「1984年」の著者,ジョージ・オーウェル氏からその名前を取ったと思われる本作は,プレイヤーがテロ活動を未然に防ぐための秘密機関“オーウェル・プログラム”の新米捜査官となって,ソーシャルネットワーキングサービスを監視するという内容になっている。
怪しい言動やメッセージを辿ってテロリストを見つけ出すという,シミュレーションとアドベンチャーを混合したようなシステムが特徴。プレイヤーが利用できるのは,YouTubeやFacebook,Twitterなどに見立てたさまざまな架空サービスへのハッキングソフトと,街角のセキュリティカメラといったものであり,時には何の違法行為もない人々のプライバシーにも切り込んでいくことなる。
第1エピソード「The Clocks were Striking Thirteen」で始まり,「A Place Where There is No Darkness」「Unperson」「Memory Hole」と,ほぼ1週間ごとにリリースされてきた本作の物語も,今回の「Under the Spreading Chestnut Tree」で最後。
インディーズゲームとして大きな話題を獲得した「Papers, Please」や「Her Story」などの作品に似た匂いも感じられ,ゲームとしても中々面白く,ファンやメディアからの評価は高い。
現時点では英語版のみで,日本のゲーマーには少々ハードルが高い「Orwell」ではあるが,その第1エピソードは無料でSteamのプロダクトページからダウンロード可能だ。気になる人はこちらから挑戦してみるのがいいだろう。
「Orwell」公式サイト
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Orwell
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