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[JAEPO2019]「電車でGO!!」に追加予定の阪神本線や,初代「電車でGO!」モードが紹介されたステージイベントをレポート
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印刷2019/01/26 17:45

イベント

[JAEPO2019]「電車でGO!!」に追加予定の阪神本線や,初代「電車でGO!」モードが紹介されたステージイベントをレポート

 本日(2019年1月26日),千葉・幕張メッセで開催中の「ジャパンアミューズメントエキスポ2019」のタイトーブースで,「電車でGO!!」のステージイベントが行われたので,その模様をお届けしよう。

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「電車でGO!!」公式サイト


 ステージには,「電車でGO!!」のプロデューサーである金田 剛氏と,タイトーブースのアンバサダーを務めるSTU48の瀧野由美子さんが登壇した。
 瀧野さんは鉄道鑑賞が趣味とのことだが,山口県出身で,現在は瀬戸内海および瀬戸内地方で活動していることもあって,生活圏にアミューズメント施設が少ないという。そのため,主に東京で出てきたときにプレイしているそうだ。瀧野さんが好きな車両は新幹線で,とくに同い年でもある500系電車(量産車は1997年に製造,同年に営業運転を開始)がお気に入りとのこと。

STU48の瀧野由美子さん(中央)とプロデューサーの金田 剛氏(右)
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 さて,金田氏は「電車でGO!!」について3つの最新情報を公開した。
 1つめは,コンパクトバージョンの新型筐体の投入だ。専有面積は現行のデラックス筐体の半分ほどで,もちろん価格も抑えられるので,中小店舗でも比較的導入しやすくなる。イベント後,スタッフに詳細を聞いたところ,基板はデラックス筐体と同じなので,システムアップデートなどは同時に行われるという。

 2つめは,初代「電車でGO!」を遊べる新モードの実装だ。ちなみに初代「電車でGO!」は1997年の発売なので,500系や瀧野さんと同い年となる。それを金田氏に聞かされた瀧野さんは,「これからは『GO!ちゃん』と呼ぼうかな」といった趣旨のコメントをしていた。

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会場では,新型筐体で「電車でGO!」モードを試遊できる。正面の上下ディスプレイにはプレイ画面,左右のディスプレイには当時のタイトーステーションを再現した風景が映し出される
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 そして3つめは,「電車でGO!!」としては初の私鉄路線である阪神電車の実装だ。これを詳しく解説するため,阪神電気鉄道の運輸部主席助役である太田一弘氏が登壇した。太田氏は1983年に阪神電気鉄道に入社し,駅係員から車掌,運転士,教官などを経て現在は助役として広報関係に携わっている大ベテラン。

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 ゲームに実装される阪神電車の路線は,阪神本線・大物〜甲子園間で,運転できる車両は阪神5700系電車となる。太田氏は,普通列車として運行されている阪神5700系は,2016年に鉄道友の会のブルーリボン賞を得たことなどを説明した。金田氏によると「グッ!」と来る加速が特徴になるそうだ。

 続けて,「電車でGO!!」ナビゲートキャラクターである二葉六葉が「ヴァーチャル3Dキャラクター」版としてスクリーンに登場し,実際の大物〜尼崎間の風景などを紹介した。太田氏によれば,この区間は坂道が続く(氏は「勾配の反転」と表現)ため,運転には注意が必要な路線であるという。また,先発車との間隔が短いため,先発がホームを出るのを待って,低速で運行する場面もあるという。

二葉&六葉。いちばん上の画像と同一人物なので見比べてほしい
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 ゲーム版の大物〜尼崎間がスクリーンに映し出されると,その再現度の高さに観客から驚きの声が挙がった。なんば線の引き込み線が作られていなかったり,先発車両が存在しなかったりと,まだ完成とは言えないレベルのようだが,その段階でも鉄道ファンを驚かせるのだから,相当の出来だ。阪神本線実装を含むアップデートは,2月下旬に実施される予定となっている。

実際の風景
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ゲーム内の風景
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 スクリーンには,初披露となる新作トレイラーも上映された。いずれYouTubeのtaitochannelなどで公開されると思うので,期待してほしい。
 また,タイトーブースではスタンプラリーが実施されており,コンプリートすることで会場限定のマフラータオルなどがもらえる。マフラータオルは各日25枚が用意されているので,欲しい人は明日(1月27日)の機会を狙ってみよう。
 
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 新筐体,新モード,新路線に加え,ビジネスデイにはVR版も参考出展されるなど,路線延伸を続ける「電車でGO!!」。今後の展開にも期待したい。

「ジャパン アミューズメント エキスポ2019」公式サイト

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