プレイレポート
「デュエル エクス マキナ」,最新版のプレイレポートをお届け。対人戦で使えるオススメの勢力とガーディアンも紹介
本稿では,いち早くプレイできた正式版アプリのプレイレポートに加え,対人戦で使えるオススメの勢力とガーディアンを紹介しよう。
2×3マスのフィールドを制す“デュエル”。デジタルTCG「デュエル エクス マキナ」βテストをレポート
縦持ちで楽しめるデジタルカードゲーム
本作は,前列と後列に分かれた“2×3のフィールド”と,さまざまな効果を持った“地形”が特徴の対戦型デジタルカードゲーム。端末を縦に持って遊ぶタイプの作品で,片手でもしっかりと遊べるよう,UIが画面下部にまとめられている。電車内で吊り革を握っているときなどでも,片手でスムーズにプレイできるというのは嬉しいポイントだ。
2×3のフィールドを舞台にした対戦は,ターンごとに増えるリソース(マナ)を使ってカードを展開していくという,現在人気を博している対戦型デジタルカードゲームに近い作りとなっている。地形は,「氷河にいるときATKとHPを+1する」など,戦略に幅を持たせる要素だ。
充実したストーリーモードと多彩なガーディアン
本作には,「オリンポス」「ルクソール」「アスガルド」「イズモ」「トリニティ」という5つの勢力と,15人(各勢力に3人)の「ガーディアン」が存在する。ガーディアンには,それぞれが異なる「ガーディアンパワー」が備わっており,デッキのコンセプトに合わせて選ぶことができる。
また,すべての勢力のストーリーをクリアすると,β版ではプレイできなかった第2章に突入する。第1章はいわばチュートリアルのようなものだが,第2章では歯ごたえのある敵も登場し,手に汗握るバトルが楽しめる。
さまざまな条件下で楽しめるイベントバトル
1人で楽しめるモードとしては,ストーリーモードのほかに,決められた条件下で戦う「イベントバトル」も用意されている。今回プレイできたのは「戦乱前夜」と「パズルバトル」の2つだ。
戦乱前夜は,あらかじめ用意されたデッキを使うことになるので,特徴のあるデッキの練習としてはもってこいの内容。後半のステージでは“自身の使うデッキの弱点を突いてくるデッキ”を相手にすることになるなど,高難度のバトルが待ち受けている。
β版でもあったパズルバトルは“詰め将棋”のようなもので,あらかじめ決められた状況下で,1ターン以内に勝利するための解答を見つけ出すことが目的だ。パズルを解くことで,知らず知らずのうちに,本作のイロハやギミックについて知ることができる。
どちらのモードも,しっかりとした報酬が用意されているので,資産を増やしたい人はストーリーと併せて進めていこう。
オススメの勢力は「イズモ」
個人的な見解ではあるが,筆者がさまざまな勢力やカードを触ってみた結果,少々テクニカルなプレイングが必要になるが,アグロ(速攻)寄りの「イズモ」が強力に感じた。
イズモは相手の盤面に配置されたカードを手札に戻したり,位置を動かしたりすることで,相手をすり抜けてガーディアン本体を狙うことを得意とする勢力。また,序盤から展開できる優秀なカードが多いのも特徴だ。
とりわけ優秀なのが,ガーディアンにダメージを通すたびにカードを引ける「忍者 くノ一」(3コスト,2/2)と,ガーディアンにダメージを与えたとき,相手カードをランダムで選んで手札に戻す「占師 陰陽博士」(4コスト,2/3)の2体だろう。
また,イズモの強さを後押ししているのが,相手カードを横に移動させる能力「威圧」と,同様の効果を持った「ツクヨミ」のガーディアンパワーだ。イズモには,威圧持ちのカードが多く揃っており,比較的ガーディアン本体を攻撃しやすい。強力なカードと対峙した場合でも,そのカードを移動させて占師 陰陽博士でガーディアン本体を叩き,相手の強力なカードを手札に戻してしまうといったことが可能なのだ。
気をつけるべきは,どの列であっても相手をブロックする「護衛」持ちのカードだが,2コストで相手カードを手札に戻すスペル「鬼切の誘引」や,相手を大国主のネズミ(0/1)に変えてしまう「大国主の神米」などで対策が可能。一度マウントをとってしまえば相手は簡単に対処できなくなるため,非常に強力なコンボといえる。
今回の先行プレイでもかなりの勝率だったので,おそらく人気の出るコンセプトになると思う。ゲーム開始時,目指すデッキに迷ったら,まずは「イズモ」の特色を活かしたデッキ作りを目指してみるといいかもしれない。
「デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)」公式サイト
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デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)
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(C)DeNA Co., Ltd.
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